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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 284
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/wunderlich/
年齢 42歳
自己紹介 気になった映画をつまみ食い的に見ています。
うだうだと考えるのが趣味です。

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81.  べクシル 2077 日本鎖国 《ネタバレ》 アクションのスピード感・迫力は申し分なし。でも、脚本はどうか??単純機械と人間の違いがいまいち明確に描かれなかったし、苦しむのは半機械半人間だけで全機械達は無視っていうのも安直な感じがします。そしてなにより、正義を決めるのが結局アメリカだったってこと。日本映画でこのようなアメリカの描かれ方がされていることこそ、この映画を逆説的に興味深い作品にしてしまっている。[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2008-04-30 19:05:41)

82.  小早川家の秋 相変わらずの小津映画だけれど、すこし『浮草』の味わいに似た異色作。描き方は相変わらずの小津テイストだが、主人公(好色な酒屋の旦那)の存在が少し人情じみた風味を加えている。小津作品の本質のひとつである「あまり意味のないあいづちの応酬」がよく表現されている。でも、僕はデートで競輪場には行かない。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-04-30 18:49:15)

83.  ぼくたちと駐在さんの700日戦争 僕たち(高校生)と駐在さんの悪戯の応酬というアイデアだけで、十分に見る価値がある。「悪戯」に対して一生懸命取り組む高校生達は、すげー楽しそうだし、すげーカッコいい!!「駐在さんが困る悪戯を一生懸命にやる」という行為は、ほんとばかばかしく思えるけど、実は多くの人たちが、損得考えずに馬鹿みたいに一生懸命に何かをやってみたいと思っているのではないだろうか?? 実は、一見無駄ではないと思われている大人たちの仕事だって、たまたま歴史的な文脈の中で意味があることになっているだけであって、本当は悪戯と仕事を「意味あること」と「無駄なこと」に分けている壁は低いのではないか?? 仕事だって、悪戯みたいに単純に相手を考えて、なかなかいいアイデアが浮かばないけどうんうん唸る、そんな形で取り組んだっていいんじゃないか?と、この作品は思わせてくれる。だから、この作品は単なる1つのコメディー作品にとどまらず、現代を風刺する希望の清涼剤たり得ているのだ。[映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2008-04-30 18:35:11)(良:1票)

84.  殯の森 いろいろ言われているこの映画だけど、映像だけで何かしらの物語を語ろうとすると、たぶんこんな感じになる。描いているのは、お墓参りの話。しかも、どれだけ大げさに表現したとしても一回のお墓参りで、死者への弔いが完了する訳がない。その意味で、この映画は、はじめる前と終わった後で、とくに死者への弔いにまつわる事態は進行も後退もしていないといえる。むしろ、生き残った人間のどれだけ切実な行為であっても、それが死者に届くことはなくて、生き残った人間自身を癒す方面にしか作用しないのであれば、この映画の主人公二人は自分自身を癒しただけともいえる。「自分で自分を癒すしかない」というこの映画があぶりだす真実は、河瀬監督の表現スタイルをあらわしてもいる。そのことに共感できるかどうかがこの作品を楽しめるかどうかを決める。[映画館(邦画)] 7点(2008-01-19 19:13:08)

85.  時をかける少女(2006) もう青春なんて言葉、軽々しくいえない年齢になりましたが、口に出来なくても、こういう映画を見れば、ふと昔の自分を思い出します。「自分の行為がやり直せたら…。」これはだれもが思うこと。でも、人間の”行為選択の自由”が「自分の行為をもう一度やり直す」ということで実現したとき、「では僕は一体どういう風にやり直した行為の責任を取るのか?」という究極の問いに突きつけられる。この映画の主人公と一緒。そう考えると、巷で言われる「自己責任」なんて安直なもんだ。時間が巻き戻せない世界においては、なるようにしかならないことがたくさんある。ある意味固められた世界でどう行為したらよいのか。その問い自体が青春の産物であることをこの映画は思い出させてくれる。[DVD(邦画)] 8点(2008-01-19 18:02:08)

86.  ギャラクシー・クエスト わかりやすい幸せが、わかりやすく描かれている作品。つまらないわけがないが、人によっては物足りないかも。何はともあれ、これでもかというくらいに他人まかせな宇宙人に乾杯!![DVD(字幕)] 7点(2008-01-19 17:43:56)

87.  幕末太陽傳 気合、ノリ、テンポは一流。痛快極まる。逆に言えば、それが全てであり、見終わった後に余韻が残るような作品ではない。そういう気がする。おそらく、フランキー堺演じる主人公がクールすぎるのだろう。たぶん、主人公自身、人生に飽きてるよね。まわりは馬鹿ばっかしだし。そういう雰囲気を出している映画には初めて遭遇した。もしかしたらすごい作品かもしれない。[DVD(邦画)] 6点(2008-01-19 17:38:27)

88.  マッチスティック・メン 感情をもてあそばれたのか、それとも本当に心のつながりがあったのか。それが本当かどうかは、その人が決めることだ。アリソン役の女優さんがものすごくかわいらしく、それに対して、ニコラス・ケイジが相変わらずな見た目で、二人のやり取りは十分に楽しめるし、素敵に描かれている。はしやすめ的な小品だが、悪くないと思う。[DVD(字幕)] 6点(2008-01-19 17:24:27)

89.  転々 やわらかさと切なさがリンクしたすてきな作品だ。みんなで仲良く食卓を囲む、ご飯をつくる、買い物をする、同じ部屋で寝るというような普通のことが、ものすごく温かい感情の集合であることが分かる。おそらく、登場人物のみんなは、不思議女子高生「ふふみ」を除いて、結構タフな人生を送ってきたのではないかと思う。でも、そんなタフさの中に奇跡的に実現した「普通に」あたたかい時間!! この監督の作品は、画面上は幸せに満ちた雰囲気をかもし出しているが、その幸せな感じが限られた時間にだけ成立するものだったり、映画の終わりと共に終わってしまう幸せであるという切なさを描くのとてもうまい。だるまちゃんとてんぐちゃんのモチーフも出てくるし、ピアノの粉末や三日月しずかも出てくるわで、お約束の部分でも大サービス! ついつい岸部一徳を探したくなる一本になってます。[映画館(邦画)] 9点(2008-01-19 17:17:46)(良:1票)

90.  天使の卵(2006) この映画はなんとなくあらゆる点で予想通りだ。でも、原作の舞台が東京であるのに対し、ロケ地に京都が選ばれている点で、京都をよく知っている人にとっては、ものすごく共感できる映画となっている。”あの街ならなんか起こりえる”そう思ってみると、この夢のような物語も不思議な実在感というか空気感がある。それは、最近の日本映画に珍しく、映像や構図にこだわっている姿勢からもうかがわれる。その意味で、この映画は恋愛映画である前に、京都映画だ。逆に京都を知らない人にとって見たら、この映画の魅力は半減してしまうと思う。[DVD(邦画)] 6点(2008-01-19 16:54:55)

91.  あなたになら言える秘密のこと 《ネタバレ》 つらい経験を背負って生きていかねばならない場合、必然的に「息をひそめた生きかた」にならざるを得ないのではないか。外部の大きな力によって傷つけられた経験を持つものは、たとえその大きな力から逃れられたとしても、自分が傷つく可能性のある行為を試みようとはしないだろう。そうすると、つまるところ、自分の行動をおさえ、まるで高い標高で薄い空気を吸うような生をおくることにつながるのではないか? ただ、この映画のテーマは、そういったひそやかな生ではなく、そこからどう快復していくかを描くことにある。言ってしまえば、傷ついたもの同士が出会うことで、互いが救われることがありうるという事象をこの映画は描いている。単に互いの名前を呼び合い、呼びかけにこたえた相手に対して「なんでもないよ」と言い合うブランコのシーンや、主人公二人が再会するシーンなど、この映画には、人間の関係が生成していく原風景を見事に掬い取っている見事な場面がいくつかある。確かにある。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-27 21:10:24)(良:1票) 《改行有》

92.  ダメジン 《ネタバレ》 この映画のすごいところは、「俺はなんか大事なことを見落としてしまったのではないか?」という感情を観客に抱かせてしまう所ではないかと思う。いろんなところにいろんなものがひそんでいて、こういう映画をみると、世界を見る目が鍛えられる気がするのは僕だけだろうか?[DVD(邦画)] 7点(2007-11-12 20:20:34)(笑:1票) (良:1票)

93.  ただ、君を愛してる 宮崎あおいの稀有なキャラクターがなしえた奇跡的な映画。本当に大切なのは、玉木宏演じる主人公の映画の後の生きかただと思うけど、それをいっても始まらない。ここは、満足しておくべきところだろう。[DVD(字幕)] 7点(2007-11-05 22:38:05)

94.  涙そうそう 祭りの場で、兄の愛情を重いと告白する妹とか、一人暮らしのために家をでていく妹とか、ちょっといいシーンもあったけでど、そういった濃密な時間を表現できている一方、ストーリーの安直さがもったいない。でも麻生久美子がでてるから、ファンにとってはそれだけでも一見の価値はあるだろう。[DVD(字幕)] 6点(2007-11-05 22:35:43)

95.  東京フレンズ The Movie 偉大なる凡庸さにグサリです。 見る前と、見た後で全く世界に変化が生じないというすばらしき平凡な、ある意味稀有な作品でした。カットがうまいとか、そういう特徴もなく、出演者目当てでなければほとんど見る意味がないと思います。 「はじめに見た夢を追いかける」ってキーフレーズも、考えるまでもなく意味不明。なぜ、映画になったのかよく分かりません。でも映画になってる・・・。あるいみ不気味。[DVD(字幕)] 5点(2007-11-05 22:23:39)《改行有》

96.  おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill- 《ネタバレ》 ストーリー的なひねり、トリックという点では、並みいるミステリーの傑作群に一歩足りない気がするが、コメディーという点では完璧である。掛け合いの台詞、キャスト、どれをとってもめちゃくちゃなまでに面白い。もともと舞台人による脚本・監督だけに、コメディー映画の中でも異彩を放つ独特の笑いのテンションがあって、それだけで一見の価値がある。画像がなんとなくテレビドラマっぽいが、それはご愛嬌。教頭先生の夫婦がたこ焼き食べながら銀杏並木を歩くシーンとか、夫婦間の心の葛藤と愛情をうまく表現するとても映画的な良いシーンだと思う。あとは主演の3人の女優が素晴らしかった。[DVD(邦画)] 8点(2007-07-16 20:49:58)

97.  お嬢さん乾杯 《ネタバレ》 はじめてであったときには下ばっかり見て、家に遊びに行けば、飲み物出して「どうぞ、どうぞ」攻撃。この時代の恋人が話すことって、現代の恋人たちの会話とずいぶん違うんだろうなぁと想像すると楽しい。佐野周ニの手にキスしたあと、あせって家の入り口でこけちゃう所とか、こういうボケが成立する映画の雰囲気に触れると、懐かしいというか、すてきというか、シンプルに心が癒される。足がしびれた佐野の演技もいいし。あれこれと考えることなく、すかっとたのしめる作品。原節子のアップが、今まで見た彼女の作品の中で一番神々しいように感じられた。[DVD(邦画)] 8点(2007-07-16 20:40:01)

98.  めし 人間の幸せっってなんだろうか。この問いに「○○のような生活ができることを幸せという」という形で答えようとすれば、すくなくとも時代的な背景・影響を逃れることはできない。この映画で語られる夫婦の姿は戦後間もない時期のものだし、男性観、女性観についても現在にくらべるとずいぶん違和感が感じられる。その点で、現代の感覚をもって鑑賞した場合、すなおに共感できない部分をこの映画が持っていることは致し方ないだろう。ただ、この映画が普遍的な意味を持つすれば、複数の人間が一緒に暮らしていくって事が、思いのほか、そういう「共同生活」を快適なものにしていこうという構成員各自の努力が必要であるということだ。また、そういう努力をすること自体がある種の幸せであるという「思い込み」あるいは「暗示」を「価値観」という名のもとに集団として共有しているのが「家族」であるということだ。そういう幻想が初めて「幻想」であるということにきづかれだしたのが戦後ということなのだろう。[DVD(邦画)] 7点(2007-07-16 20:22:48)

99.  キサラギ 舞台の映画化。よく練られた脚本はさすが。無駄な台詞、無駄な登場人物がなくて、非常に心地よく観れた。全体としてはよくできていると感嘆するところだが、話の主題が謎の死を遂げたアイドルについてなので、結構重たい部分があり、コメディといっても素直に笑いに徹せられないところがすこし中途半端になってしまった印象。しかし、同じ出来事がちょっとした条件の違いでここまで異なる事象に読み替えられるってすごいことだ。おそるべし人間の物語力。[映画館(字幕)] 8点(2007-07-08 23:00:15)

100.  天使のくれた時間 佳作だと思う。ティア・レオーニがとても魅力的だ。それとこの種の映画には不可欠なユーモアがちりばめられていて、十分に楽しめる。内容は、家族愛と仕事のどちらを大事にするかという価値観の対立がテーマになっている。もちろんアメリカが理想とする家族愛は必ずしも日本人が抱いている理想像とは違うと思うし、日本の場合はそもそも会社もひとつのファミリーみたいなものだから、この映画のテーマをそのまま日本人が共有することは難しいかもしれない。でもそういう堅苦しさを除けば、非常にシンプルで分かりやすいテーマを、いい脚本とテンポある演出のなかで実力のある演技陣がしっかりと表現しているので、はずれるわけがない。[DVD(字幕)] 7点(2007-07-08 22:51:04)

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