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コメント数 694
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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81.  先生、私の隣に座っていただけませんか? 《ネタバレ》 黒木華主演に釣られて鑑賞。 柄本君も嫌いじゃない。 ただ奈緒さんはちょっと演技過剰な気はしている。 現実と漫画の世界の境目がはっきりしない展開で最後まで楽しめる映画。 惜しむらくは、教官とサワちゃんが惹かれ合って求め合うシーンが薄いことかな。 漫画的に限界があるのだろうけど、もっと激しく愛し合うシーンがあるとドラマとしての重みがぐっと変わって来ると思うのだが、女優としてもキスシーンが限界なのかな。 そこらへんが日本の多くの女優の限界なのが少し残念。 黒木華は、控えめそうに見えつつ、意外とさっぱりしていてそこが魅力。 そして風吹ジュンが要所を押さえる名脇役として配されているのも良い。[インターネット(邦画)] 7点(2023-01-31 10:43:04)《改行有》

82.  ディセント 《ネタバレ》 時々観返したくなるホラー映画、というジャンルがあると勝手に思っているのだが、この作品もその一つではないかと思う。 未知の洞窟に踏み入る女たち、おまけに地底人、なんて忘れた頃に観たくなるもの。 そして期待通りの適度な恐ろしさと緊迫感。 と言っても、ラストの助かったと思わせた後の実はまだ洞窟の中、は完全に忘れていたので、大満足のどんでん返し。 人間の記憶力ってつくづく当てにならないのね。 もう一度観たくなるのは何年後かな。いや、佳作。[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-28 07:27:18)《改行有》

83.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 どっちが先に作られたのかわからないけど、「ワールズ・エンド」とほぼ同じ展開。 この監督この作風が好きなんだろうね。 いや、もちろん私も嫌いではない。 サイモン・ペッグが優秀な警官、という時点でコメディが成立しており、ニック・フロストが脇を固めた時点で面白いことが確定していると言っても過言ではない。 心には残らないけど、時々「あの映画また観たいな」と思わせる映画。きっと観るたびに新しい発見があるんだろうなあ。[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-21 08:11:50)《改行有》

84.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 衝撃のラストと言ってもいいのではないか。 タイムボカンシリーズで正義の味方が悪に敗れた時くらいの驚きがあった。 世界を救うためのミッションを完遂し、仮にボンドに島を脱出する時間が残っていたとして、彼は果たして脱出しただろうか。 愛する妻と娘を抱きしめることができない人生に何の意味がある? ダニエルボンドにしびれ続けてきたけれど、今回は最高にしびれた。 彼一人に世界の運命を背負わせるのはちと酷な気もするが、ボンドの死の代償はそれぐらいでかくないと割に合わない。世界を救ってもらった代わりに、我々はジェームズ・ボンドを失うのだ。 かっこよかったぜ、ダニエル・クレイグ。[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-21 08:01:57)《改行有》

85.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 まあとにかく熱の感じられない映画だった。 劇中の会話も、対話というより登場人物が単独で話しているかのような印象しかない。 地球の運命がかかっている時に、その大事な会議に参加して数式を出しているのが若い物理学者一人という設定も、全く臨場感とか切迫感とかが感じられない。 観ていて感情の起伏がほとんどない映画だった。 長澤まさみも無駄に巨大化している。 ゼットンの解釈だけは新しい。が、倒す方法が難解すぎて逆に説得力もなく、帰ってきたウルトラマンを温かく迎えようという気になれなかったのが返す返すも残念。[インターネット(邦画)] 3点(2023-01-18 08:01:53)《改行有》

86.  サラの鍵 《ネタバレ》 恥ずかしながらフランスで第二次大戦時にこのような事実があったことを知らなかった。 迫害されたユダヤ人はもちろん、ドイツ人以外の欧州の人々も心に大きな傷を負い、自らの在り方に疑問をもちながら生きることを余儀なくされたのは、戦争の残した大きな惨禍と言える。 弟を匿うつもりが結局死に至らしめてしまった姉。 強制収容される中で追い詰められていく両親も怒りのやり場に困り、彼女を責め、彼女自身も弟を救おうと必死の逃避行を行う。 収容所から逃げる手助けをする兵士。 自らを危険にさらしながら彼女を匿う老夫婦。 自分自身、戦時下であのような勇気を持てるだろうか。 そして納戸の扉を開けた時の彼女の絶望。 本来ならナチスだけを恨めば済んだはずなのに、自分自身も責めなければならなくなった彼女の人生のなんと痛ましいことか。 そして彼女が抱え、決して語ることのなかった過去を、彼女の死後知ることになった家族。 戦争がいかに無益で悲しいことか、突きつけられる映画。[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-17 08:00:56)《改行有》

87.  GANTZ:PERFECT ANSWER 《ネタバレ》 いや、そりゃあんなに吉高由里子がかわいかったら守りたくもなるよね。 原作を読んでない人は、物語の設定を理解することを求めてはいけない映画。 純粋に二宮君と松山君のアクションを楽しむ。 吉高由里子のわけのわからない不思議な魅力を楽しむ。 それでも、冒頭の電車内の格闘はかなりの見応えがあった。 そこに加点。[インターネット(邦画)] 5点(2023-01-06 19:41:05)《改行有》

88.  GANTZ 《ネタバレ》 原作があるみたいだけど、未読。 なぜ?とかどういうシステム?という問いを一切受け付けないためには、やはりそれなりの設定とかクオリティがないとモヤモヤが蓄積してしまう。ちゃんと民家の壁が壊れていたり、駐車場が爆発してたりするのを見ると、別の世界とか次元でやってるわけでもないみたい。 それにしちゃあ人っ子一人いないのはどういうことなの? 鉄球の中に入ってるの誰? とまあいろいろと消化不良なままなのはモヤモヤするなあ。 そして二宮君。 なんで急にそんないけすかない奴に変わっちゃうの。 そして松山君が死んだ途端にいい奴に戻っちゃうの。 彼の演技は嫌いじゃないから、演出の問題かと。 ちょいちょい出てくる吉高由里子は、可愛く見せない野暮ったい感じと控えめな設定がなんか新鮮で良かった。 続編を観るかどうかは、まだ考え中。[インターネット(邦画)] 6点(2023-01-06 19:36:51)《改行有》

89.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 名画と言われる映画にはやはりそれなりの理由があるのだ、ということを痛感させられる映画。 自分の幸せや夢を犠牲にしても、誰かの幸せのために生きる。 そんな素敵な男を嫌味なく演じているジェームズ・スチュワートって演技の幅が広い。 そんな彼も乗り越えられそうにない困難を前に、自ら命を絶ってその保険金で家族を救おうとするジョージ。神が黙って見ているはずがないぜとばかりに降臨する天使なのだが、このあたりの人間界と天上界の違いを意識させる演出は無駄がなくて素晴らしい説得力。お金を使わなくてもちゃんと神の世界だって思わせてくれる演出は上手い。 そしてラストのなんたる感動。 憎むべきポッターですら、愛すべき隣人に変えてしまう。 いや、名画。[インターネット(字幕)] 9点(2023-01-06 19:32:50)(良:1票) 《改行有》

90.  マンハッタン・ラプソディ(1996) 《ネタバレ》 ローズの講義を最後まで聞かなかったグレゴリー。 なぜ恋するのか?超幸せな気分になるからよって部分をグレゴリーが聞いてなかったことに気づいたローズだけど、そのうちなんとかなるはずってことで結婚に至るのだけど。 頑なにセックスを遠ざけようとするグレゴリーにやきもきしつつも、彼女がペッパーをかけないことや、ドレッシング多めが好きなことをちゃんと理解しているグレゴリーを愛おしく思う表情が最高。やっぱりバーブラ・ストライザンドはキュートだ。 ドタバタ劇でラストはハッピーエンド。 こんな映画ばかりじゃつまらないけど、こんな映画も必要なのだよ。 ラストのプッチーニも憎い演出。[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-06 08:03:38)《改行有》

91.  ザ・メニュー 《ネタバレ》 いや、すさまじい緊張感。こんな映画久しぶり。 シェフが手をたたくたびに、観てるこっちもびくっとなっちゃって、みっともないこと甚だしい。 異常なんだけど、最終的に食材(と言っても誰も食べないんだけど)になることを認めているというか諦めているというか、そんな気持ちになっちゃうものかね。 全てがシェフの考案ではなく、客を食材にしてみんな死んじまおうというのが副料理長の提案だったのはちょっと不満。彼女に謝罪するシェフが太ももを刺された時、局部刺されたの?って思ったのは私だけじゃないと思うのだが、そこまでぶっ飛んでなかったのもちょっと不満。 リアリティがないようであるような。 ただ、エンターテインメントとしては極上。 アニャ・テイラー・ジョイ、いいね。[映画館(字幕)] 8点(2023-01-04 13:18:46)《改行有》

92.  007/スペクター 《ネタバレ》 ど派手アクションと火薬の量はそんじょそこらのアクション映画の比ではない。まさにやりたい放題。そもそも007て娯楽作品なんだから、こういう魅せるシーンも盛り込まないとね。そして新たなボンドガールかと思ったモニカ・ベルッチ様はこれまた派手に色気を振りまいてレア・セドゥに交代。「ミッドナイト・イン・パリ」のあたりから彼女のファンである私には嬉しい展開。彼女の陰影に富んだ演技は、感傷的なダニエル・クレイグのボンドシリーズによくはまっていると思う。 難点は、このシリーズの特徴であるストーリーの難解さ。誰が味方で誰が敵かとか、この人誰だっけとか、これどういうこと?みたいな疑問符がとりあえずたくさんつくのだが、まあダニエル・クレイグかっこいいしいっか。みたいな感じ。 このシリーズのオープニング、ちょっとくどいよねと思ってるのは私だけではないはず。[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-04 13:09:28)《改行有》

93.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 正直ダニエル・クレイグのボンドにはあまり興味がなかったのだが、3本目でついに白旗を上げることになった。 いや、面白い。 否、興味深いと言うべきか。 これまでジェームズ・ボンドの過去なんて考えたこともなかったし、それが007シリーズのセオリーでもあったと思うのだが、ボンドの生家がラストの舞台になり、彼の幼少期が明かされる展開になるとは思ってもみなかった。感傷的なボンドの真骨頂というところか。 まあアクションのド派手でスタイリッシュなことは、他のアクション映画の追随を許さない面白さ。嫌な奴だった上司が実はけっこういい人で次のMになる、なんて演出も月並みだけど嫌いじゃない。 そしてダニエル・クレイグの着こなしにも要注目。 やっぱ面白いわ、007。[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-04 08:40:36)《改行有》

94.  エミリー・ローズ 《ネタバレ》 この手の悪霊系の映画は、どうしても「エクソシスト」や「オーメン」と比較されてしまうのは仕方がないとして、ただそれを超えた映画を撮ろうとしても、もはや伝説化している映画に太刀打ちできそうもないんだろうな。正攻法でだめなら、法廷劇も盛り込んでやろうじゃないか、という本作。 悪霊三人に憑りつかれたローズのシーンは、結構リアリティもあって見応え充分。ローズが憑りつかれていたことを証明する医師が目の前で事故死、なんてのは予想の範囲内ではあるのだが、それでも悪霊の存在を感じさせる上で効果を上げていると思う。ローズの死後彼女を聖人の一人として認める、というのは事実かどうかわからないが、彼女の行為にはそれなりに胸を打つものがあった。 まあ私の場合、半分ローラ・リニー目当てで観たので、彼女の知性的でありつつ情熱にあふれた特性を見事に活かした配役だと思う。そこに加点。[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-04 08:21:48)《改行有》

95.  アンモナイトの目覚め 《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞したのだけれど。 なんだか同性愛を描く作品が多くなって来たなあと。 いや、私がそういう映画ばかり観てしまっているだけかもしれないが。 「燃ゆる女の肖像」のよう燃えたぎる愛は実はそんなに描かれてなくて、それを激しい性行為の描写で補っているように思えた。 シアーシャ・ローナン演じるシャーロットは、女性が好きというよりも、自分を強く導いてくれる相手を欲しているのではないか。それが男性であろうと女性であろうと。 メアリーを愛しても、夫の言うことに逆らうだけの勇気も知恵もない。そしてロンドンで夫の目を盗んでメアリーを囲おうとする。そこにメアリーの誇りとか生きがいを想像する思考を彼女は持っていない。夫がシャーロットにしたように。そのあたりの経験値の低さと傲慢さをシアーシャは見事に演じていたと思う。 対するケント・ウィンスレットの演技も素晴らしかった。 「タイタニック」の頃の彼女を好きになれなかった私だが、年齢を重ねて円熟味を増した彼女は本当に魅力的だ。無骨な彼女が徐々にシャーロットに惹かれ、抑えることのできない熱情を開放するシーンのなんと美しくエロティックなことか。 メアリーの「生きがい」である恐竜の化石を挟んで対峙する二人の成り行きが知りたくなる絶妙なラストシーンも良かった。[インターネット(字幕)] 7点(2022-12-31 09:11:17)《改行有》

96.  ガンパウダー・ミルクシェイク 《ネタバレ》 凄腕の女殺し屋って、男がだらしなさ過ぎておまけに馬鹿野郎だから強いのか弱いのかよくわからなくなってるのがちょっともったいない。 アクションは切れ切れで設定も秀逸。 特に両腕が麻痺した状態で助け出した女の子を相棒にしてカーアクションって、想像もできない展開でワクワク感が止まらない。 「ジョン・ウィック」と同じように銃を持ち込めない神聖な場所?的なダイナーも悪くない。アクションに難ありな感じの図書館の女性たちの活躍シーンがスローモーションになっているのは、意図したかどうかわからないが、じっくり堪能できるのでむしろ高評価。 シリアスになりそうでならない微妙な匙加減がなかなか面白かった。 主役の女殺し屋もはまり役じゃないかな。[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-30 13:10:40)《改行有》

97.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 アクション満載なのだが、前作からの続き的な部分が多すぎて、この一本だけ鑑賞して楽しもうという御仁には不向きかも。その点はちょっと問題かな。 ダニエル・クレイグはボンドとしてはかなりのはまり役。そして彼の着こなしは男性として大いに参考にしたいところ。まああくまで参考にしたいというだけで、真似はできないのだけどね。 ストーリーは、前作からの続きということを差し引いても、お世辞にもわかりやすいとは言えない。スパイ映画って、誰が敵でどうすれば世界が救えるのかってことが単純明快でないと、そこが気になってなんだか楽しみづらいんだよね。そこが問題。 そしてM。ジュディ・デンチはキャリアもあって素晴らしい女優であることは間違いないと思うのだが、個人的にこの役にははまってない気がしている。でもこの後の007でもずっと出続けるんだよね。彼女絡みのシーンが多いんだから、まあこれは諦めるしかないか。 これまでの007シリーズよりも人間臭いボンド、という触れ込みに違わぬボンドは、意外に嫌いじゃないな。[インターネット(字幕)] 7点(2022-12-26 10:46:59)《改行有》

98.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 性格の悪い男がナイスガイに変わることが果たして可能なのか。 何かがきっかけで突如変身する?いや、そんなことは現実にはあり得ないでしょ。 同じ一日を何度も何度も繰り返す?いやそんなの完全にSFの世界の話でしょ。 …という二つを見事に融合させてしまった映画。 どうすれば彼女を口説けるのか。 同じ日を繰り返すことを利用して失敗を避けようとしても結局上手くいかず。 何度も失敗を繰り返すことで彼女の本当の魅力に気づき、自分もそうありたいと願い、自らの行動ではなく、振る舞い方を変える。 パーティーで次々と彼に声を掛ける人たちが彼女に言うのだ。「彼を逃しちゃだめよ」 独身男の競りのシーンのなんたる心地よさ。 アンディ・マクドゥエルを魅力的だと思ったことが実は今までないのだが、この映画の彼女は控えめに言って最高だ。 いや、いい映画。[インターネット(字幕)] 9点(2022-12-26 10:03:02)《改行有》

99.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 東日本大震災と生活保護をテーマに映画にしようとすると、観る方も少し身構えてしまうと思うのだが、この映画はサスペンス要素を入れることで、鑑賞者を増やし、その点で成功していると思う。 野外ステージのシーンで語られたことが何だったのか最後に明らかになるのだが、彼の人間性を表すいいセリフだった。「殺されていい人間なんていないんだ」は震災で大切な人を失ったからこそ出る言葉だったのだろう。 佐藤健という俳優を少し見くびっていたのだが、本作で見事にその印象が変わった。役柄でどんな人間でも演じることができる稀有な役者だと思う。すばらしい。 そして倍賞美津子。この人の存在感は絶大で、歳を重ねるごとに彼女の持つ包容力や安心感が増している気がする。二人の役者に加点。[インターネット(邦画)] 8点(2022-12-26 09:42:03)(良:1票) 《改行有》

100.  RUN/ラン 《ネタバレ》 冒頭のシーンですっかり騙されたお人好しの私。 映画が進むにつれ、娘が真実に近づいて行くのが恐ろしくもあり、興味深くもあり、最後まで緊張感を持って鑑賞できた。しかし、幼い頃に元気に走っていた記憶をああも見事に忘れてしまうものだろうか。写真を見て思い出す、なんてことはちょっと考えられないんだけど、そういう設定にしないと映画的には盛り上がらないよね。そこが苦しいところ。 しょうがないんだけど、郵便配達のおじさん、かわいそうだったな。異常な母親なんだから、もっと用心しないと。 ラストシーンには少し疑問符がつく。復讐は理解できるのだが、それをあの母親は甘んじて受け入れているのだろうか。母娘の絆をそれでも維持したい? そう考えると、復讐になっていない。全く関係も接触も断ってしまうのが一番の復讐だと思うのだが。[インターネット(字幕)] 6点(2022-12-26 09:18:21)《改行有》

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