みんなのシネマレビュー
パセリセージさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456

101.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> このシリーズの魅力の一つは、犯人の職業や性格を利用したコロンボの追求がたくみであることが挙げられます。今回は、陸軍幼年学校の校長である大佐のいかにも軍人らしい行動と、短気でむきになる性格がポイントです。この人、演技がうまいですね。ほんとの高級軍人みたいで、食堂でのいらいらぶりも、ほんとに捜査の状況が気になっているように見えます。規律が厳しい軍人の学校の中での、コロンボのとぼけぶりが、よけい目立つ作品。まあ、最後はビシッと決めます。いつものように。7点(2004-03-05 00:19:06)

102.  ザ・チャイルド(1976) かみさんが昔テレビで観て、怖かった記憶があり、しきりに話題にしていたので、何度となく、レンタルしようと探したけどなかなか見つからず、やっと見つけたと思ったら、キング原作の別物だったりと、家では、いわくつきの作品となっている。たしかに、製作者の意図どおり、不気味な雰囲気と後味の悪さに加え、メッセージも感じられた。しかし、ようやく念願かなったものの、どちらかと言うと、早く忘れたい気分。かみさんも当然、口にしなくなった。6点(2004-03-03 00:33:13)

103.  刑事コロンボ/逆転の構図<TVM> 最後の決定的な決め手を何にするのか、途中から、ハラハラして観ていました。たしかに、完全犯罪に持っていけそうで、しかも、矛盾点も、決定打ではなさそうだし。シスターとの会話は、笑えます。7年も着ているコート、うちのかみさんでも、さすがに変えろと言うだろうなあ。できれば、言って欲しいなあ。一流の写真家ゆえのこだわりをうまく突いたラスト。強引な点も許せる範囲です。7点(2004-02-28 22:12:59)

104.  グリニッチ・ビレッジの青春 《ネタバレ》 マザースキー監督自身の体験を基にした、ほろにがい青春ドラマです。ニューヨークのグリニッチ・ビレッジには、俳優、作家、画家を目指す若者が集まっていた。いずれも個性豊かで才能もあるが、当然、成功への道は決してたやすいものではない。芽が出ないまま、埋もれてしまう者がほとんどなのだろう。誰でも、若い頃、一度は、夢を追いかけようと真剣に考えたことがあるはずだ。成功したのだろうか。いま、後悔はないのか。最後は、主人公だけがオーディションに受かり、ハリウッドへ旅立っていく。未来への期待を全身に表現し、輝いている表情がまぶしい。9点(2004-02-27 00:49:09)(良:1票)

105.  刑事コロンボ/野望の果て<TVM> 犯人が自分が狙われているように何とか見せかけようとする仕掛けとコロンボの追求の駆け引きが見所です。歯医者との会話が笑えます。イタリア系とかマフィアの話が出てくるのは、当時ゴッドファーザーがはやっていたからかもしれません。電話の矛盾が決め手になりますが、多少、時代を感じます。犯人の夫人の演技もなかなかです。7点(2004-02-22 23:32:40)

106.  刑事コロンボ/別れのワイン<TVM> この作品に敬意を表して、ワインを飲みながら鑑賞しました(2度目)。グラスの持ち方、デカンタの役割など、ワインの知識も多少勉強になりました。一つのものを極めた者の、こだわりを逆手に取ったしかけが、ポイントですね。犯人が、最後に、秘書に結婚を迫られたことについて「刑務所は結婚より自由かもしれない」という言葉に、酔いもまわり、思わずうなずいてしまって、あわてて振り返って、かみさんがいなかったので、またうなずいてしまった。7点(2004-02-21 15:05:21)(笑:1票) (良:1票)

107.  刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM> ラストに明かされる仕掛けには、思わずニヤリとしてしまいます。途中、もしかしてと思ったのですが、警察がそんなことやらないだろうと、ちょっとマジに考えてしまって。被害者のだんなを訪ねたときコートのボタンとめてたけど、とめないほうがいいですね。それと、まだ、吹き替えは、「家内」と「女房」とも言ってますね。7点(2004-02-11 12:34:02)

108.  刑事コロンボ/構想の死角<TVM> 《ネタバレ》 これは何が魅力かというと、第二の殺人の被害者であるラサンカ夫人役でバーバラ・コルビーを起用したことでしょう。この濃いキャラはものすごく暑苦しくてうっとおしいのだが、それが犯人役のジャック・キャシディーの違う意味での濃いキャラ、悪役としての堂々としたワルの魅力とがっぷり四つに絡み合って、作品の中で強烈な印象を放っている。目撃者ラサンカ夫人の口をふさぐため、犯人キャシディーが親密さを取り繕う必要からいやいやキスをするシーンなどは、吉本喜劇も顔負けの爆笑シーン。いやあ、この組み合わせは最高でした。このキャスティングは多分監督が決めたのでしょう。監督はスティーブン・スピルバーグというらしい。この監督の他の作品もぜひ見てみたいものだ。[地上波(吹替)] 7点(2004-02-10 00:17:45)

109.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 東西冷戦の中、東欧で起こった自由獲得への試みは、プラハの春の悲劇のようにソ連の力により封じ込められました。そのチェコから亡命したフォアマン監督の自由に対する特別な気持ちが作り出した傑作です。秩序ある組織としての病院は、ある日、突然のマクマーフィーの出現により、患者たちの押さえられていた欲望や、忘れていた感情が次々と刺激されていきます。それは、患者たちの人間性のめざめとも言えるものですが、しかし、同時に病院の秩序を乱すことにもつながっていきます。そして、度を過ぎる騒ぎに悲劇も起こり、異端児は消し去られます。自由とは、各人がそれぞれの価値観で発言し行動することであり、対立や秩序の乱れは当然の結果なのかもしれません。したがって、組織や体制の維持を優先すれば、自由を制限しなければならないことも当然なのでしょう。最後は、自我に目覚めたチーフだけが、病院を去っていきます。その姿は、まさに自由のない祖国を捨てたフォアマン監督そのものと言えるのかもしれません。10点(2004-02-05 00:32:55)(良:3票)

110.  愛の嵐 ナチ、異常な愛、未来の見えない暗い世相、シャーロット・ランブリングの妖しい容姿とくれば、この雰囲気しかないでしょうね。不思議な魅力のすごい女優さんです。人間が持っている、異常なものに対するあこがれ、人間的ではない堕落した感覚が、一歩間違えるとこういうことになってしまうのかもしれません。意外と、日ごろ報道されている、恨みや喧嘩による普通の殺人事件でも、実情はこうした異常な行動の果ての結果だったりする事があるでは。うーん、まあ、あまり踏み込んで知りたいとは思わないけど。7点(2004-01-28 00:59:46)

111.  ビッグ・ウェンズデー サーフィン仲間の友情と生き様を描いた心に残る青春映画。若者ならではの怖いもの知らずの乱れたパーティーや懲役逃れの無茶苦茶な行為などと同時に、戦死した仲間の追悼の場面や精神的に成長していく様子をさわやかに描いている。どんな人でも、永遠に続くのではと感じたであろう若い時代も長くは続かない。年月の経過は、友を離ればなれにし、愛を消し去るのに十分だった。そして、ついに伝説の大波がやってくる。かつての友は集い大波に挑戦する。自分たちの生きた証を確認するかのように。人間は、たとえ不器用な生き方しかできなくとも、自分の気持ちに正直である心意気があれば、誰でも輝けるのかもしれない。ベアに乾杯!8点(2004-01-27 00:49:36)

112.  激突!<TVM> これを見て以来、トラックを追い越すことに神経質になってしまった。当然、妻も気づいたらしく、妻「なんで、そんなにびくびくしてるの?」私「トラックは追い越す時に細心の注意が必要なんだ。」妻「普通に追い越せばいいのに。」私「殺されるよりましだ。」妻「テレビの見すぎよ。」私「1回しか見てない。」妻「?」、以後、ときどき同じような会話があり、けなされ続けている。10点(2004-01-18 22:24:20)(笑:5票)

113.  ダラスの熱い日 ケネディとキング牧師という正義と良心の象徴をアメリカは生み出したが、同時に二人を暗殺してしまうという過ちも犯してしまう。これは、大統領暗殺の真相に迫るサスペンスだが、映画での推理に納得できる面も十分ある。また、「私には夢がある」というキング牧師の名演説が実際の映像で見れるのもこの作品の大きな価値となっている。真相は未だ闇の中であるが、いつの日か明らかになるのだろうか。7点(2004-01-15 23:56:17)

114.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 鍛えられた肉体と美しいまでに華麗なアクション。これだけでも見る価値が十分ある。道具を使うことなく、肉体だけで戦うという人間の本来の能力だけによる戦いに誰もが興奮する。数ある戦いの場面の中でも、武道大会でのオハラとの1対1の対決が何といっても最高の見所だ。冒頭の回想シーンで妹がオハラに辱められるのを拒んで、自ら命を絶ったことも、この対決を一層盛り上げる。オハラの卑劣な行為に途中まで冷静だったリーも遂に爆発。まさに神がかりな技が炸裂する。一世を風靡したアクション映画の名作である。9点(2004-01-13 23:48:33)

115.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 映画史上初の第1作を超えた第2作となった傑作続編。マーロン・ブランドが出なかったハンデを、逆に過去と現在を絡ませる構成にして、違和感をなすことで、深みのある作品に仕上げています。シチリア島から移民としてアメリカに渡って、苦労しながら家族を養い、次第にマフィアの実力者にのし上がっていくビトー。ドンになったものの、次々と襲い掛かる難問から孤立し苦悩するマイケル。貧しさから抜け出すため、復讐のため、そしてファミリーを守り生きていくために、後には引けない男の悲しさが胸に迫ります。幼いビトーが窓から自由の女神をみるシーン。汽車の窓からビトーが幼いマイケルを抱っこして手をふるシーン。哀愁感あふれる最高のカットが涙をさそいます。コッポラ会心の一作。10点(2004-01-11 01:13:42)

116.  ゴッドファーザー ベスト1の作品です。完璧な映画というものがあるのならば、これと「市民ケーン」。誰もリメイクする気さえおこらない恐るべき傑作です。暗黒街の権力抗争とファミリーを守ろうとする男たちの生き方が、殺らなければ殺られる緊張感の中で、他に生き方を知らない悲しい性として描かれていきます。強い者が生き残るため、ルールも仁義もなく、相手を叩きのめす容赦ない暴力の世界が観る者を圧倒します。彼らも血のかよった人間であり、肉親や仲間の死に涙も流し、人も愛します。しかし、安息や平穏の日は決して訪れることはありません。ラストは、新たなゴッド・ファーザーの誕生を描いた映画史上最高のシーンが締めくくります。10点(2004-01-11 00:55:10)

117.  ひまわり(1970) 反戦映画として見るだけではもったいない見方です。運命に翻ろうされ、傷つきながらも、必死に、しかも、したたかに生きぬいていく人間の悲しさと強さを表現している作品です。全編を通して、悲しみや怒りと同時に運命に立ち向かう強さと現実を受け入れるしたたかさは感じられるが、決してあきらめや失望は感じられない。ドラマとはいえ、こうした極限状態の人たちの言動に、今の我々が納得できない点はあるでしょうね。ただ、そういう点だけに目をうばわれるのもまた、もったいない見方かなと。 9点(2003-12-27 00:03:32)(良:3票)

118.  第2章 名作です。公開当時、彼女と見に行きました。ニール・サイモンの前作「グッバイガール」が良かったので迷わず行きました。お互いに惹かれあいながらも、過去の思い出を引きずって、素直になれず、苛立ち、自分も相手も傷つけてしまう二人。そんなセリフのひとつひとつが胸にしみて、涙があふれました。当時私たちは結婚を反対されていて、主役二人の苦悩が他人事とは思えなかったのです。作品としても最高で、粋な会話、ユーモアは、さすがサイモンの作品です。ラストではうれし泣きをし、感動で胸が満たされ映画館を後にしました。1度聞いたきりの主題歌もずっと耳に残っていました。その後、私たちも苦境を乗り切り一緒に第2章を歩んでいます。10点(2003-12-26 23:04:54)(良:1票)

119.  帰郷(1978) 主役の二人がオスカーとは、選考委員はリベラルな人が多いのかな。ベトナム戦争の反省と、簡単には否定できないジレンマが淡々と描かれている。音楽がいい。監督はストーンズのドキュメントも撮っている。8点(2003-12-24 22:26:16)

120.  JAWS/ジョーズ 原作者が脚本に加わっていることもあり、サメの生態、市長と署長の関係、群衆心理、人々の生活なども丁寧に表現されており、単なるパニック映画とは一線を画している。こうした要素を織り交ぜながら、無理なく、観客の恐怖を盛り上げていく。そして手に汗握る後半のサメとの死闘。海の恐怖と男たちの生き様を描いた映画史に輝く、天才スピルバーグ弱冠25歳の時の傑作。あれから30年。いまだに誰もこれを超えられない。10点(2003-12-23 23:03:21)(良:3票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS