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121.  三度目の殺人 《ネタバレ》 十字架とか、カナリアとか、淫行とか、殺人教唆とか、いろいろモヤモヤさせたままで終わったのは、真相究明より事務手続きとしての裁判の結審を優先するという、世の中の世知辛さのようなものを見せたかったのかなと拝察します。こういう事例は司法に限らず、社会全般に無数にあるわけで。そんな妥協の産物として死刑が宣告されることを、「殺人」と称したのかなと。 それはそれとして、ただし最後のセリフに出てくる「器」の意味がわからない。何かの比喩なんでしょうが、ラストシーンでのモヤモヤはキツいです。もっと腑に落ちる言葉があるような気がします。 ついでに言うと、つかこうへいの「熱海殺人事件」を思い出しました。まったく対象的な作品ですが、目指した方向は同じかもしれません。  [地上波(邦画)] 7点(2019-11-04 01:47:38)《改行有》

122.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 火星にたった1人で取り残されたというより、そのへんの砂漠にでも不時着した感じ。どれほど優秀で冷静で訓練を受けた科学者だったとしても、この状況で絶望もパニックも起こさないってのがすごい。おかげで最初は興味を削がれましたが。 それはともかく、1つ面白かったのはマット・デイモンの家族も恋人もいっさい登場しなかったこと。ふつうこの手の映画の場合、これでもかと言わんばかりに登場させて〝感動〟のクライマックスに繋げたりするものですが、いきなりベンチに1人ですからねぇ。かなり異色な感じです。他のクルーについては少々出てきたので、なお不思議です。まあ個人的にはこういう展開も好きですが。 それでふと思いました。孤立後の余裕ぶりといい、帰還までじっくり時間をかけることといい、帰還後に何が待っているわけでもないことといい、マット・デイモンは『星の王子さま』の「僕」なのではないかと。ただし「星の王子さま」も「キツネ」も「ヘビ」も、それに「バラ」も出てきませんが。そう考えると、ずいぶん寂しい作品のような気もします。いや悪くはないですけど。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-31 22:44:40)(良:1票) 《改行有》

123.  残穢 -住んではいけない部屋- 電気点けろよ。それだけで諸問題の8割は解決するのでは? そんなことを言っては身もフタもありませんが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-10 06:14:28)

124.  万引き家族 これまでの是枝監督の作品というと、「設定は奇抜だがストーリーが展開しない」というのが私の印象でした。しかしこの作品は、しっかりストーリーがあります。それだけでも好印象。 終盤に登場する刑事の言い分が、仮にこういう〝事件〟があった場合の世間一般やメディアの評価を代弁しているのでしょう。たしかに外形的にはそのとおりで、この家族は犯罪集団でしかありません。しかし案外、疑似家族として精神的に支え合い、それなりの幸福感を味わっていたというギャップがおもしろいところ。こういうギャップは、世の中に多々ありそうです。 ただし「万引き」を生業としている理由や、それぞれが〝メンバー〟に加わっていく経緯や時系列がよくわからず。その部分だけ、最後までモヤモヤしました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-07-30 01:41:07)《改行有》

125.  ブリッジ・オブ・スパイ 深刻で緊迫した話を期待していたのですが、一貫して軽い感じで描かれています。「シンドラーのリスト」というより、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に近い感じ。いかにもアメリカ人の正義の象徴、という印象のトム・ハンクスによるワンマンショーの様相です。 ではつまらないかといえばそうでもなくて、あっという間に時間が過ぎていました。監督がいいのか脚本がいいのかはわかりませんが、こういうノウハウはさすがだなぁと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-23 02:53:55)《改行有》

126.  カメラを止めるな! いろいろ雑なところもあったと思うし、いかにも自主制作映画っぽい感じはしましたが、それなりに面白いんじゃないでしょうか。 だいたい日本映画(だけじゃないかもしれませんが)は、有名な監督とか脚本家とか役者とかを使って大々的に宣伝し、その割にはくだらなくてしばらく経つと忘却の彼方、というのがパターンです。映画館で「損した」「騙された」と思う観客も少なくないはず。 この作品が大ヒットしたのは、そういう既存の映画界に対する、観客の抗議の意味もあったのかなという気がします。有名人に余計なカネを使わなくても、それなりに面白い作品は作れるんじゃないかと。もっとカネの使いどころを考えろよと。 これを機に、もっと自主制作的な現場にカネが回るようになって、全体が底上げされればいいなと勝手ながら思います。[地上波(邦画)] 7点(2019-03-20 01:45:24)《改行有》

127.  ザ・ウォーク 2Dでの鑑賞ですが、それなりに楽しめます。全編に軽いノリで浮ついた感じがいい。今日のyoutuberの走りみたいなものかなと。主人公君もがんばっていましたが、WTCビルへのオマージュ的な印象が強いですね。 まったく余談ですが、この主人公君が「スノーデン」氏でもあると知って驚き。なかなか芸域の広い役者さんのようで。[インターネット(字幕)] 7点(2019-03-13 01:51:35)《改行有》

128.  アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 《ネタバレ》 最先端の戦争とはこういうものかと、興味深く見ることができました。しかし兵器が最新鋭でも、それを扱うのは人間。華麗なパス回しを見るような上層部の責任転嫁合戦と、その下で苦労させられる本作の主人公の面々と、結局現場で命がけのミッションを強いられる工作員という構図がなかなか見事でした。 しかし、米軍にしろ英軍にしろ、これまで各所でさんざん民間人を〝誤爆〟してきたわけで、たった1人の少女のために作戦を逡巡するというのは不自然。それに、発射から着弾まで50秒もかかるそうですが、あれだけ街中に撃ち込むわけですから、発射後にたまたま通りかかった通行人などの被害も避けられないはずです。ところがそれは完全にスルー。 対テロ作戦はご苦労さまがんばってねという感じですが、「今さらきれいごと並べてんじゃねぇよ」という気もしないでもありません。[インターネット(字幕)] 7点(2019-03-08 01:28:32)(良:1票) 《改行有》

129.  マイ・インターン まるでNHKが深夜にやっている環境映像のような作品。才色兼備でバリバリ働くアン・ハサウェイと、そのすべてを柔和な笑顔で包み込むロバート・デ・ニーロは、さすがに「絵」になります。世の中のきれいな部分だけを慎重に切り取り、ほんのわずかな塩コショウでパパっと味付けして一丁上がり、という感じです。 ではつまらないかというと、案外そうでもありません。ときどき環境映像を見て癒やされるように、名優2人による嘘くさい上っ面の演技というのも、たまにはいいものです。しかし、仮にこんなものばかり見ていたとしたら、現実とのギャップを悲観して精神を病んでしまいそう。環境映像は、あくまでもときどき見るからいいんです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-09-30 22:39:25)《改行有》

130.  ワイルド・スピード/ICE BREAK 相変わらず期待に違わぬ派手派手ぶり。もうそれだけで十分です。しかし飛車角にドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムって、布陣として強力すぎませんかね。ついシャーリーズ・セロンに肩入れしたくなります。といっても次回作あたり、彼女も〝ファミリー〟に加わっていたりして…。そうすると初期メンバーの黒人2人、いよいよ格差が際立つので、そろそろお払い箱かもしれませんね。[インターネット(字幕)] 7点(2018-07-26 02:10:14)

131.  アメリカン・スナイパー 戦場の緊張感がいい。主人公の葛藤も、実に丁寧に描いています。それに比べると、帰郷してからの心の病み方は、今ひとつ伝わらず。奥さんは大騒ぎしていましたが、それほど蝕まれているようには見えません。それはそれでリアルな描写なのかもしれませんが。 さて本作、アメリカでは大評判になったようですが、日本ではイマイチのような気がします。それもそのはず、置かれた環境が違うから。アメリカは常にテロの標的にされる国。「自国(自分)が狙われている」という危機感は相当強いんじゃないでしょうか。だから、その危機を取り除くために戦わなければならないし、その最前線で活躍した主人公はヒーローだし、その本人の葛藤やその後の人生には賞賛と哀悼を惜しまない。本作がヒットするのは当然という気がします。 一方の日本では、危機感が薄いままです。世界情勢がコロコロ変わる昨今、本当は危機が迫っているのかもしれませんが、まさか自分たちが戦わなければならないとは思っていない。野党もメディアもモリカケ一色で騒いでいる間は大丈夫だろうという、妙な安心感があります。だから国のために最前線で戦う兵士を見ても、リアリティがないので「まあがんばってね」としか思えない。これが幸福なのか不幸なのかは、私にはわかりませんが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-06-02 12:00:11)《改行有》

132.  ワイルド・スピード/SKY MISSION ひとえにジェイソン・ステイサムの活躍に期待して見ていたのですが、私が見てきた作品の中では、おそらく最弱でした。冒頭のドウェイン・ジョンソンとの一騎打ちは迫力がありましたが、終盤のヴィン・ディーゼルとの殴り合いには違和感。元走り屋に過ぎないディーゼルなど、本来ステイサムの敵ではないだろうと。 しかし全編に渡ってハデハデなアクションが続くので、なーんにも考えずに無条件で堪能できました。ひたすらディーゼルばかりが目立ち、他のメンバーの影が妙に薄いところが、いささか気になります。まるで安全地帯のように。[インターネット(字幕)] 7点(2018-02-25 22:33:46)《改行有》

133.  ラストベガス A級の老優4人を揃えたB級映画。しかし、つまらないわけではありません。およそ半分弱のシーンはバカ騒ぎで本筋と関係ありませんが、残り半分強が良かった。4人のキャラが立っていて、それぞれ小咄を挟みつつ、思いっきり楽しんでいる感じがいい。盛大に騒いだからこそ、宴のあとの寂しさもひとしおです。まさか老優を見て胸がキュンキュンするとは思いませんでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-25 02:02:22)

134.  シン・ゴジラ なかなか気合いの入った作品で、最後まで楽しませてもらいました。パニック時における政府中枢の動きなども、けっこうリアルだったと思います。 しかし、疑問点が3つ。そもそもなぜ、ゴジラは東京だの鎌倉だのに上陸したのか。生物である以上、行動には何らかの目的があるはずですが、ただ街を破壊するばかりで意図がわかりません。放射性物質が欲しいなら、原発の核燃料しかない日本より、核兵器保有国の核燃料のほうがずっと濃度が高くて美味しいはずです。中国や北朝鮮ならほんのひと泳ぎ。それなりに高度な頭脳も持っていそうだったので、なお不思議です。 第2に、主人公の長谷川博己が政治家という設定に違和感。あそこまで実務を統率できる政治家なんて、いるんでしょうか。 そして第3に、それなりに名の通った役者がチョイ役でゴロゴロ出演したのも妙。よほど予算が潤沢だったということでしょうか。そんなカネがあるなら、圧倒的な違和感を放っていた石原さとみの英会話レッスンか、もしくは演技指導そのものにもう少し振り向けてもよかったような気がします。[地上波(邦画)] 7点(2017-12-02 02:05:56)《改行有》

135.  青天の霹靂 定番なナンセンスという感じですが、登場人物を極力絞り、日本映画にありがちなクサいセリフもなく、シンプルにまとまっていて好感が持てます。今のところタイムスリップは万人にとって難しいですが、この映画のテーマである「せつなさ」には万人が共感するんじゃないでしょうか。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-25 01:40:32)

136.  大鹿村騒動記 状況設定は20年前のつかこうへい原作・原田芳雄主演の「寝取られ宗介」とよく似ています。「パクリ」とまでは言いませんが、「影響を受けた」ことは間違いないでしょう。 それを差し引いても、なかなかの出来。善良な老人たちが〝騒動〟を起こす静かな農村は、まるで理想郷のよう。あくまでも理想だから現実にはあり得ないけど。 それにしても、ムダに豪華キャストですね。そのブレが、せっかくの原田芳雄の輝きを毀損しているようにも思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-24 19:44:57)《改行有》

137.  闇金ウシジマくん Part2 この映画の登場人物に似た人は、少なくとも私の周囲にはいません。かなり劇画タッチで、リアリティはいま一つ。しかし、後先考えずに闇金から借りてしまうチンピラとかホストとか、ホストに貢ぎまくる女とか、思い込みだけで突っ走るストーカーとか実在しそう。そういう人物像をデフォルメした作品なのかなと。 何より気に入ったのは、昨今の日本映画らしからぬところ。クスリとも笑えないコメディ映画でもなく、クサいセリフと安い涙を敷き詰めた〝感動映画〟でもなく、すべて丸く収まるハッピーエンドでもない。こういう一連の「有名監督(脚本家)による話題作」に比べれば、ずっとリアルでした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-10-01 01:49:39)《改行有》

138.  インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 当時の奈落の状況を思い出しました。投資銀行もさることながら、やっぱり格付け会社の罪は重いなと。怪しいCDOでもしっかりリスク評価していれば、年金基金等も飛びつかなかったはずです。 しかし疑問点もいくつか。最初にアイスランドの銀行民営化の話が思わせぶりに出てきましたが、これってどうなんでしょうねぇ。経営者がダメなだけで、民営化自体が悪いとは思えません。公務員だらけのギリシャの惨状を見ていれば、それは明らかでしょう。 それから政財学界を行き来した〝回転ドア〟な著名人がたくさん登場し、インタビューに答えていましたが、聞く側のスタンスにも疑問が残ります。とにかく私服を肥やすため、個人的に多額の報酬を得るために〝工作〟したかのような聞き方でしたが、これは問題の本質ではない気がします。 アメリカ経済にとって金融は今やITと並ぶ基幹産業でしょう。それをいかに成長させるか、つまり規制緩和で障害を取り除くかを考えるのは、政財学界にとって当然の責務だと思います。それが失敗したという話であり、彼ら自身が私利私欲に走った結果ではないんじゃないでしょうか(中には私利私欲が目的の人もいたかもしれませんが)。インタビューの途中で怒り出す人もいましたが、それは「痛いところを突かれた」というより、「痛くもない腹を探られた」からだと思います。 とはいえ、たいへん迫力のあるドキュメンタリーでした。「テレビがなくなったらオレたちの食い扶持がなくなるじゃないか」と大騒ぎをしている日本の超一流ジャーナリストの方々も、ぜひ見習っていただきたいものです。[インターネット(字幕)] 7点(2016-05-07 15:59:16)《改行有》

139.  ワイルド・スピード/MEGA MAX 「オーシャンズ~」の道路版といった感じ。各メンバーのキャラがいま一つ際立っていない気もしましたが、今作の主役は「金庫」だから無問題でしょう。あの終盤の市中引き回しシーンは、バカバカしさを通り越して感動ものです。たしかに速度に重量が加われば、エネルギー(迫力)も増えます。前作までの徹底したスピード追求型から、新機軸を開拓したわけですね。 それはともかく、私は今作でD.ジョンソンという役者を初めて知りましたが、あの筋骨隆々はすごい。まるで劇画の登場人物のようです。CGもしくは薬物で膨らましているんでしょうか。まあユニクロの服は着れないだろうなと、その一点のみ優越感に浸りました。[インターネット(字幕)] 7点(2015-12-01 20:53:41)《改行有》

140.  コンテイジョン 《ネタバレ》 なかなかの豪華キャストですが、これはUAEのオイルマネーのおかげですかね。しかし主役はあくまでも「未知の病原菌」。すべてのキャストは、主役を盛り立てるために無造作に配置されたように見えます。 K・ウィンスレットがあれほど早々に〝退場〟するとは予想外でした。特殊な能力も秘密の肩書も持たない小市民のM・デイモンを久しぶりに(もしかすると初めて?)見ました。J・ロウってしばらく見ないうちにすっかりフツーのオッサンになっちゃったんですね。それもこれも、人間の無力さを際立たせるための演出だったのでしょうか。その意味では、なかなか新鮮でした。 ただし、パンデミックものとしてはごくごく当たり前の展開。満を持して登場した「第1日目」も、「まあそんなもんだろう」という感じ。オチとしては弱い気が。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-29 11:34:24)《改行有》

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