みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
121. 僕の彼女はサイボーグ 猟奇的な彼女とターミネーターをミックスしたような映画だったけど、なかなかおもしろかった。綾瀬はるかはかわいいばかりでなく、サイボーグ的な表情やしぐさも結構良い。タイムトラベルものになるとどうしても矛盾や?が多くなってつまらなくなりがちだけど、ロマンティックでコメディいっぱいのSFでは気にならなくなる。雰囲気も邦画というより韓国映画に近い。[DVD(邦画)] 7点(2014-06-22 07:02:59) 122. 転々 まさに転々としたドラマなのだがおもしろい。何か突拍子もないことが脈絡なく続くのだが私はこういう感じは好き、人間のおもしろさや愛着を感じさせてくれる。映画は理屈で見るものではないことを改めて思う。[DVD(邦画)] 7点(2014-06-16 14:29:21) 123. ベティの小さな秘密 たしかに「ミツバチのささやき」的だけど、私には「シベールの日曜日」的にも思える。いずれにしても少女を主人公にしてその視点で描く映画は私の大好きな分野、パトリシア・ゴッジもアナ・トレントもかわいかったし、この映画の少女アルバ・ガイアも劣らない。ただ、前の2作品を見ているだけにそれ以上の点数にはならない。[DVD(字幕)] 7点(2014-06-03 15:50:44) 124. クワイエットルームにようこそ 精神科の閉鎖病棟に強制入院、すわ日本版「カッコーの巣の上で」かと思ったが、ある意味それを上回っているようにも思う。ひとつは奇想天外なコメディ的展開、それと何とも言えぬ不思議な人物描写だ。なかでも大竹しのぶ演じる西野さん、この人がどうして病棟に入れられたのか、そのあたりを物語にすればまた別の映画が作れそうだ。ミキだって最初は蒼井優だとわからないくらい変身していたし・・・。映画の善し悪しはともかく、出演者の熱演が印象に残る映画だった。[DVD(邦画)] 7点(2014-05-21 06:13:15) 125. インビクタス/負けざる者たち 立派すぎる内容とうまくいきすぎる展開に少々気味悪く気持ち悪いほど。しかしそれはそれ、実話だからこそ意味があるのだろう。モーガン・フリーマンのネルソン・マンデラは文句ないし、アパルトヘイトやラグビーワールドカップなどについても大変勉強になった。ただマンデラがどうして離婚したのか疑問が生じたのは事実、家庭的な面はどうだったのだろう。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-07 23:03:49) 126. オペレッタ狸御殿 わけのわからないストーリーというか奇抜な展開も多々あるが、私はとても好き。ファンタジックな舞台劇、オペレッタもまた良し。豆狸がかわいくてたまらない。[DVD(邦画)] 7点(2013-11-02 23:26:29) 127. デンジャラス・ビューティー 良くも悪くもサンドラ・ブロックの大活躍に尽きる映画。えっ、ミスコンなんてと思って馬鹿にしてたのが恥ずかしい。楽しいコメディでした。[DVD(字幕)] 7点(2013-10-08 16:32:35) 128. 大いなる陰謀 原題の「Lions for Lambs」のライオンと子羊は何を指すのかを考えるだけでもすごく意味のあることだと思うし、米国の内情を鋭く描いた力作だと思う。正義のためには手段を選ばないとか、正義と平和のどちらかを選ぶとしたら正義を選ぶという、その米国の正義というものが独善的なものでなければ良いと思うが・・・。問題提起としてはすばらしい映画だと思う。[DVD(吹替)] 7点(2013-09-28 10:49:57) 129. 空中庭園 ヒューマンドラマに見えて、実はサスペンスフルなミステリー。どこが本当でどこが嘘か、思い出も都合良く作り替えられているようでよくわからない。だけど狂いっぷりだけでなくすごく強烈。まちがいなく好みと評価が人によって分かれる映画。[DVD(邦画)] 7点(2013-09-27 11:47:24) 130. ハピネス(2007) あれだけ幸せだったのに、せつない。男という動物は馬鹿か意志薄弱なのか、私もそうなのだが・・・。[DVD(字幕)] 7点(2013-08-05 20:03:24) 131. リトル・チルドレン 屈折した性意識などかなり見応えがあり力作だと思うが、終盤のラリーの変身やブラッドのスケポーには安易というか疑問に感じた。だが素っ裸でセックスする主人公二人はもちろんのこと、元警官の異常なまでの執着ぶりや、性犯罪経験者ロニー、外見まともなリチャードの変態など、出演陣の熱演はすごい。ケイト・ウィンスレットの主演女優賞逃しは残念だが、ジャッキー・アール・ヘイリーは十分助演男優賞に値するほど際だっていると思うのだが・・・。[DVD(字幕)] 7点(2013-07-28 02:13:26) 132. プラダを着た悪魔 ファッションには疎い私だが、ついつい最後まで見てしまった。もちろんその方面はチンプンカンプン、だがコメディとして大変おもしろく、メリル・ストリープのカリスマ女編集長がまた実にすばらしい。[地上波(吹替)] 7点(2013-07-19 05:12:09) 133. 青の炎 わかりやすいストーリーで物語りに引き込まれる。少年の完全犯罪と聞いていたけど学園ものとしても良い。いいかげんな美術の授業だけど、これがまた物語の重要な要素にもなっている。二宮は好演、人気アイドルとは知らなかった。[DVD(邦画)] 7点(2013-07-14 06:43:03) 134. 海を飛ぶ夢 安楽死とか尊厳死とかいろいろ議論されるけど、私たちが日本人でしかも健常者の感覚で物言えることなのだろうかと考えてしまう。スペインはカトリックの国だし、離婚すらママならぬと聞くし、自殺はなおさらのことだろう。それでなくても30年近くも人の手を借りずに生きてこれなかったとなれば・・・。だからといって諸手をあげて賛成というわけではない。やはり難しい問題だとしか言い切れない。[DVD(字幕)] 7点(2013-07-06 21:31:26) 135. アメイジング・グレイス もっとアメイジング・グレイスの歌にまつわる話かと思ったら、ウィリアム・ウィルバーフォースという政治家の伝記だったことにびっくり。そしてまた、奴隷廃止運動に携わったことを知ってさらに驚いた。リンカーンほど知られていないけど、ある意味リンカーン以上だとも思った。特に奴隷船での悲惨な状況の話や目の前に見せられた「手かせ」「足かせ」などの鎖は衝撃だった。[DVD(字幕)] 7点(2013-07-02 06:38:11) 136. マイ・リトル・ブライド ちょっと前、「秋の童話」というドラマで子役を演じていたムン・グニョンがもう高校生、そして祖父の願いだったとはいえ人妻に。月日が経つのは早いもの、彼女は韓国映画の新人賞を得るとともに一躍人気スターの仲間入りだ。彼女はかわいいだけでなく、年齢に似合わぬ演技派、対するキム・レウォンは文句なしのハンサムボーイで、二人の熱演もあって映画はたいへんおもしろい。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-22 08:01:13) 137. 明るいほうへ 明るいほうへ -童謡詩人 金子みすゞ- <TVM> いくつかの詩は知っていたが、生涯については何も知らなかった金子みすゞ。大正から昭和初期にかけて、家が重んじられ、男尊女卑の習慣が当たり前だった時代、ドラマを通して人間金子みすゞをいくらかでも知ることができたのは大きな収穫だった。彼女の詩にはやさしく暖かい心が随所に現れており、ますます彼女の詩が好きになった。ただ彼女の死については、やや疑問の余地があると思うが・・・。[DVD(邦画)] 7点(2013-06-19 06:26:58) 138. フォーチュン・クッキー 母と娘の入れ替わりは大変おもしろかったけど、爺ちゃんと孫が入れ替わっていたらどうなったことだろう。想像もつかないが・・・。相手の立場になって行動すれば、相互理解が深まるのは当然なのだが、それを臆面もなく表現できる正統派映画。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-15 22:25:46) 139. カティンの森 映画の冒頭で、ドイツ軍に追われた人々とソ連軍から逃げてきた人たちが橋の上で遭遇する。第2次世界大戦よりもずっと昔から侵略や分割など、大国にはさまれ苦難の道を歩み続けたポーランドをもの語る象徴的シーンだ。カティンの森の事件は、戦争終結以前に判明していながら、ナチスドイツの宣伝活動に利用されたり、逆にソ連がナチスの起こした事件とごまかしたりして、戦後も醜い争いが続いていたことも知った。脚色を加えず淡々と事実を物語る手法に驚く。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-13 21:20:13) 140. ボルベール/帰郷 途中まで二流サスペンスかと思うほどつまらなくおもしろくなかっだ、秘密が明らかになるにつれおもしろくなった。そして最後は見てて良かった思った。相変わらずペドロ・アルモドバルらしい受け入れがたいところもあったが、「オール・アバウト・マイ・マザー」や「トーク・トゥ・ハー」を見たおかげで、抵抗感は少なくなった。母として娘として女として演じたペネロペに拍手。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-10 20:56:48)
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