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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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141.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 日本の巨大ロボットものアニメを実写映画化…なこの映画ですが、謎の怪獣に襲われた人類に対抗して各国が巨大ロボットを建造しペアのパイロットで闘う…というコンセプトはまんま「神魂合体ゴーダンナー」そのもので、アイディアのベースとなっているのが「神魂合体ゴーダンナー」なのは間違いないところでしょう。(ご存知ない方はwikiでゴーダンナーのあらすじを読んでもらえば基本構成がほとんど同じだという事がわかると思います) ちなみに「神魂合体ゴーダンナー!!」は、「新婚合体GO旦那」の意味で、まぁそういう内容なアニメなわけですが、新妻と合体してたら死んだと思った元妻が出てきたりするなかなかアレなアニメでありました。そしてジャパニメーションロボットアニメの例のもれずおっぱいアニメです。 という事でジャパニメーションロボットアニメで重要なおっぱい感に関しては、この映画では菊地凛子一人にかかっているわけですが、途中の一部のシーンを除けばあまりおっぱい感は無し。ジャパニメーションで重要な要素のおっぱい感を軽視してストイックにバトルさせた結果として、なんか正直見ていてかなり疲れる映画になっていて、んーー、もう少し緩急つけて余裕をもった映画にした方がよかったんじゃないでしょうか。 劇中、中途半端に突っ込まれる日本語シーンが唐突すぎて意外と聞き逃してしまい困るわけですが、なぜ菊地凛子の日本語があんなにたどたどしいのか、それが一番見ていて不思議です。 最後に自爆して脱出するのは「トップをねらえ」ですね。そう考えるとあそこに「オカエリナサイ」は欲しかったところです。せっかく迎えてくれてるのが日本人なんだし。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-14 23:43:26)《改行有》

142.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 この映画のキモは「30年未来から」という時間設定にあります。タイムマシンなんだから100年でも200年でもいいだろうに、当事者がまだ生きてるだろう30年という不自然な設定を何の説明もなくもちこんだことで、はじめてこの映画のストーリーは成立するわけです。「何の説明もないワンアイディアを決めうちで設定する事でいろいろ都合がいいシチュエーションを作れる」という点では、ガンダムのミノフスキー粒子を思い出しちゃいました。観る前はもっと大作を想像していたのですが、意外と小粒でよくまとまった佳作。突っ込みどころは多々あれど「時間旅行の理屈は複雑でわけがわからない」と劇中で語らせてるので突っ込むのは野暮ってことで。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-28 23:36:22)

143.  テッド 《ネタバレ》 仮面ノリダーに毒蝮三太夫がゲスト出演したときに、おやっさん役の小林昭二が科学特捜隊の制服で出演したことがあったのですが、これはおやっさん役の小林昭二が、ウルトラマンではムラマツキャップ役をやってた事を知らない人にはなんの事だかまったくわからないネタなわけです。しうし、仮面ライダーとウルトラマンを見て知ってる世代には大喜びなネタなわけで、この映画中での「トムスケリット」ネタの天丼はそれと同じような空気を感じました。同じ脇役俳優でもたとえば「アーネストボーグナイン」とかだとメジャーすぎて全然違うわけで、こはやっぱり「トムスケリット」。日本的な感覚だとこの温度感はちょうど小林昭二とかなわけです。…まぁこれはあくまでも個人的な感覚なので「違うだろ」と言われたら「そうですね」と返すしかないわけですが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-25 22:58:01)

144.  ロボジー 同じ監督の「ハッピーフライト」あたりと空気感は似ているけど、それよりもっとコメディテイストが抑えられていて、それが残念感につながっているように思います。明らかにナンセンスギャグの設定であるにも関わらず、わりと情緒的で淡々とした映画になっているのは明らかに間違ってる、としか…。ストーリーが進むために観ている途中の「もうちょっと面白くなるでしょ、これ」感が半端ない。ストーリーは最後まできれいにまとまっていて、ほとんど非の打ち所がないだけに、もう少しデフォルメしたエピソードを入れるなり、もっとコメディ寄りの演出をするなりすればもっと面白い作品になったんだろうになぁ、と思います。一言でまとめると「このナンセンス設定でこんなに普通に撮られてもねぇ…」[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-11 21:43:22)

145.  ロボット 《ネタバレ》 大概の映画では冒頭のクレジットで「監督○○、脚本○○、製作○○」とメインスタッフの名前が出るわけですが、この映画はその部分から油断できません。その部分でいきなり画面に映るのは「Super Star ラジニカーント」というクレジット!スーパースターってあんた!!とそこで映画に突っ込んで以降、後は本編に3時間突っ込みぱなしというすごい映画。確かにこれぞエンターテイメント!いろいろ言われる唐突なミュージックPVは…いや個人的には結構好きでした。金かかってるしわけわかんないし、何しろ他の国の映画にはこんなのないし。 インドに詳しくない僕が個人的に面白いと思ったのは、劇中の台詞が英語交じりだったことです。インドって普通に英語通じる国なんですねぇ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-18 18:48:45)《改行有》

146.  ロンドンゾンビ紀行 《ネタバレ》 ゾンビ映画というとホラー路線とコメディ路線があるわけですが、この映画は後者。まぁ邦題見ればわかりますけどね。原題は「コックニー対ゾンビ」ですから、日本で言えば「下町っ子対ゾンビ」とかになるんでしょうか。 コックニー訛というとオードリーの「スペインの雨は主に平野に降る」しかわからない自分にはこの映画の本質がやや理解できないかもしれないわけですが(実際その訛を使ったネタがいくつかありましたし)、それでもこの映画は面白いです。なんたってじいちゃんかっこいい!(笑)主役は間違いなくじいちゃんです。 もはやゾンビについては老人だろうとその存在を知ってるという割り切り感。 「頭を打つのよ」「なぜ知ってる?」「…常識よ」なんて素敵な会話でしょうか。 わかりやすい「嫌な奴」や「バカ」だけがみんな死ぬというわかりやすい作りも最高。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-25 23:43:59)(良:1票) 《改行有》

147.  戦火の馬 《ネタバレ》 私、映画も好きなんですが、競馬も好きなんです。競馬を見始めてかれこれ20年以上。その関係でリアルな馬に接した事も何度もあります。意外と知られてませんが、馬って犬とか猫くらいには頭いいんです。この映画に出てくる馬は「サラブレッド」という競走に特化した品種の馬です。脚の速さは馬の中でもピカ1ですが、脚が弱く気性が激しいので農耕にも向いてないし軍馬にもまったく向いてません。(まぁ豚に羊の面倒みさせるよりは向いてるかもしれませんが)そのあたり劇中でも台詞等で説明がありますが、やはり知識として頭に入っている方が、これがどれくらい馬にとって酷な話なのか理解しやすいかな、と思います。この映画で馬を好きになった方は、ぜひ府中(東京)競馬場にお越しください。府中競馬場ではタダで体験乗馬とかやっていて気軽に馬と接する事ができます。それに改装されて設備もきれいですし。馬券を買う事だけが競馬場の楽しみではないのです。 あと、戦車好きとしては劇中に登場するリアルなⅣ型オス戦車にもドキドキで…(Ⅳ型戦車のオスは6ポンド砲。メスは機関銃を積んでるので見分けられるのです…ってもうマニアしかわからないw) [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-24 16:05:40)《改行有》

148.  ヘンゼル&グレーテル 《ネタバレ》 あれから15年、魔女にお菓子を沢山食べさせられたヘンゼルは糖尿病になり、グレーテルはおっぱいがむにむに動く呪いにかけられてしまいました。 小気味よく無駄のないストーリーで結構面白い映画。まさに痛快娯楽作品といった趣で、エドワードは知り合いの誰かによく似ています。「エドワードって誰だよ?」というヘンゼルと同じ疑問を抱いた方は本編をごらんください。[地上波(字幕)] 7点(2013-10-19 22:29:35)(笑:2票) 《改行有》

149.  英国王のスピーチ イギリスが凋落する直前のイギリス王室を描いたイギリス映画。だから当然と言えば当然なわけですが、全編を覆うイギリス感がとにかくすごい。イギリス、イギリス、イギリス…あぁきりがない! [地上波(字幕)] 7点(2013-10-19 00:52:24)《改行有》

150.  21ブリッジ 《ネタバレ》 これ原題も21ブリッジなんですが、21ブリッジほとんど関係ありません。 このストーリーでも撮り方とかを工夫すればもっと面白くなったと思うんですけど、なんか微妙にダメです。 今どきのクライムムービーらしく90分程度のコンパクトな尺の映画なんですが、随所に冗長なシーンがあるんですよ。 それは劇中のただ歩くシーンとか逃走のシーンとかなんですが「え、そこそんなに尺いる?」ってシーンがちょいちょい冗長なんです。 そのおかげで特に後半、非常にテンポが悪くなっています。尺が短いんだから、もっと有効な時間の使い方しろや、と。 例えばこの手の警察腐敗ものに定番の「誰が味方で信用できるのか」とかそういう要素が劇中で皆無なわけで、この設定でその要素を無くすのは面白さという意味で致命的なんじゃないですかね?と思ったり。 あと意味深に出るくせにまったく意味がない自己満演出もちょいちょいあって、例えば劇中でタイムスタンプが表示されますけど、これもタイトルの21ブリッジ同様まったく意味がないんですよね。ただ雰囲気だけ。 全体にそんな感じの「惜しい」ポイントが散見されて、なんだろうなぁ…監督の自己満足感が高い映画かな、と思いました。 多分もっと職人気質の監督が撮ればもうちょっと面白い映画になったんじゃないかな、とそう思わせる映画です。[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-23 18:06:39)(良:1票) 《改行有》

151.  ANNA/アナ(2019) いかにもリュックベッソンな女暗殺者物。 自身が監督してないものも含めれば似たような映画は何本目なんでしょうか、と。 評判がいいから観たんですが、既視感バリバリで、正直たとえば「ニキータ」「コロンビアーナ」あたりと比べて本質的な差はほとんど感じませんでした。「さすがにワンパターなので今回恋愛要素減らしてみました」とかはありますが、でも本質的に一緒ですよね。 まぁ逆に言えば「こういうのが好き」という点で監督に全くブレがないという事なんでしょうが。 彼の映画をほとんど観た事がないような状態なら高評価してもいいのかもしれませんが、これだけ既視感バリバリだと「またこのパターンか」としか思えないです。安定はしてますけどね。ヒロインにあまり魅力を感じないのも個人的にはマイナスです。この監督とはほんとに女性の好みが合わないんですよねぇ笑[インターネット(吹替)] 6点(2022-08-02 10:01:20)《改行有》

152.  カウントダウン(2019) ネタバレ有でレビューを書くような映画でもないので、簡単に。 それほど世間の評判がいいわけでもないので期待せずに観たら十分水準の出来のホラーでした。 手堅い…逆に言えば、展開含めて目新しい要素が全くない映画で褒める要素もないのですが、しかし手堅いが故に一定水準は確実にキープしていて暇つぶしには十分耐えられる映画です。 一点だけ、この程度の映画なのでエンドクレジットが始まると止めちゃう人もいるかと思いますが、クレジット途中のエピローグにて劇中でデートに行った携帯ショップの人の顛末が語られるので、そこまで観てあげてもいいかもしれません。まぁ完全にお約束通りの展開で何のサプライズもないのですが…本当にデートだったのか!というのはある意味サプライズでした笑[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-27 10:56:09)《改行有》

153.  フライト・クルー アマプラでタイトルを見かけて「ロシアの航空機パニック映画か…」くらいの気持ちで観始めたんですが、開始数分で「俺、これ観た事ある!!」となりましあ。 3,4年くらい前にテレ東で放送してたのを適当に流し視聴してたようなんですよね。 意外とストーリーはしっかり覚えていて、観ている途中、展開がとにかく読めてしまい困ってしまいます笑 流し見なのにこれだけ覚えていたという事はそれなりに面白かったって事なのかなと思ったりして。 イベント過剰でやりすぎのシーンも多く、ツッコミどころも多い映画なんですが、でも娯楽映画としてはそれなりに楽しめる映画です。[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-17 22:06:18)《改行有》

154.  電人ザボーガー 監督の名前で大幅に期待値が下がるのが功を奏してか、これが案外悪くない。 そもそもオリジナルはピープロ製作・オリジナルの時点でイロモノ感が抜けないわけで、映画の方向性としてはいいんじゃないでしょうか? 馬鹿な事ばっかやってるなぁ…という本編終了後のエンドクレジット、本編に対応するオリジナル映像が流れるわけですが…「あれ、意外と再現性高かった??」 そこも衝撃です、えぇ。[インターネット(邦画)] 6点(2022-07-05 17:14:32)《改行有》

155.  カット/オフ 《ネタバレ》 あちこちで「拾い物のサイコホラー」みたいな評価がされてるようなので観てみました。 このジャンルの映画は本当に沢山製作されていますから、新しく作るとなるとどんどん凝った内容にいかざるを得ないのはわかるんですが…さすがにこれはちょっとやり過ぎ凝り過ぎでしょう。 たとえばリンダの冒頭のシーンは導入部として観客をミスリードさせ、かつリンダという人物の状況説明になっていて、製作サイドとしては「うまく作った」つもりなんでしょうが、ぶっちゃけいらないと思うわけですよ。いきなり解剖室からはじめた方が客の引き込みとしては絶対いいと思うんですよね。 リンダについては「ジョギング中にたまたま通りすがっただけ」みたいな感じで作劇上も全然問題ないはずで、ここに「元カレからのストーカー行為で逃げてる」みたいな設定をいれちゃうから「盛りすぎ」になっちゃうわけです。実際この元カレ、話に全くからみませんし。 全編がそんな感じの「意味のない凝り方」に満ちているので、映画の半分もいくと食傷気味でイヤになってきます。 とにかく「凝りすぎ」「やり過ぎ」。そのせいで当然ツッコミどころも多くなるし、その際たるものが「いくら電話で言われてもリンダが解剖なんかしないでしょ」という点。 さらに「スマホで写真撮って送れるでしょ。つか写真撮れるスマホもってないのは作劇上のご都合主義かよ」とか、とにかく「そこがないと映画が成立しない」ような点が軒並みご都合主義的で強引に「そういうもの」ですまされちゃうんですよね。 それはダメだ。 今やこのジャンル「普通の(猟奇犯罪的に普通の)」ストーリーじゃもたない…というのもわかるんですが、だからと言って非現実的なレベルでやりすぎこりすぎにされても観てて冷めてしまいます。 あと普通だったら黒幕的立ち位置でずっと映画に出てるインゴルフ、この手の映画を見慣れてる人なら「黒幕は絶対こいつだよね」と思うキャラで、実際私もずっと「こいつが黒幕」だと思いながら見てました。 で普通の映画なら最後に「俺が黒幕だ」となるわけですが…この映画ではラスト前にあやしいカメラワークでインゴルフの後ろ姿を追うシーンを長々と見せるだけで終わらせてしまいます。 ここ怪しい効果音(BGM)もついてますから、確実に「こいつ黒幕」「これから何かあるぞ」を意味してるシーンなんですが… 結局、詳細は何もわからないまま観客は放り出されてしまうため「えええ」って思いが抜けません。これがこの映画一番の「無意味な凝り過ぎ」の典型かもしれませんね。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-08 15:03:04)《改行有》

156.  海底47m 古代マヤの死の迷宮 《ネタバレ》 前作と直接の関係のない2作目ですが、原題の2を表す副題は「Uncaged」と前作を受けたなかなかのセンスあるもの。 それに対して邦題は直接的すぎてセンスを疑います。 内容は前作と全く関係ありません(そりゃみんな死んでるから当然ですが) 造りは大幅に変わっていてシンプルな構成だった前作と異なり今回はてんこ盛りアトラクション状態でとにかく忙しい。つか47mかどうかも怪しいですし(移動しまくるので深度は関係ない)、登場人物も増えている上に海底の暗い遺跡の中が舞台、その上全員ダイビング姿という事で、誰と誰が今どうなってるのか…という細かい状況が非常にわかりづらいのが難点です。 とはいえ、きっちりストーリーが追えさえすれば、そこはてんこ盛りアトラクションストーリー、オーソドックスな娯楽映画として楽しめます。 まぁクライマックスの洋上のシーンでは「やっぱり明るくて状況がちゃんとわかるのって大事だな」と思うわけですが。 冒頭のいじめっ子のキャサリン、最後のオチでなんか罰的なものがあるかと思いきや特に何もなかったのはちと残念でした。 前作のオチを知っている人からすれば今回のクライマックスも酸素切れ妄想オチの可能性が高い事が心配になって素直に楽しめないわけですが…今回さすがにそうでなかったのはよかったです…が、また酸素キレ落ちかも…という疑惑を抱えたまま見るクライマックスはどうしても斜めに見てしまうので全く爽快感もなく、これはシリーズとしての構造的問題かもしれません。 …いや映画に出てないだけで「実は」という可能性もなくはないですが。 それにしてもメキシコの女子高生というのはあんなに普通に車に乗りまわしみんながダイビングの基礎知識とかあるものなんでしょうか…というのが個人的には気になります。 あと姉のサーシャ、なかなかスタイルがいいんですが(特に尻)、それを活かすシーンがあまりないのは個人的に非常に残念です笑[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-23 14:20:22)《改行有》

157.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー ダンブラウンの「インフェルノ」出版時に内容流出を恐れた出版社が翻訳家を集めて地下室に監禁して翻訳させた…という「実話」が元になっているサスペンス映画なわけですが、この映画が「実話ベース」な事が一番のサプライズでした。 ダビンチコードくらい売れればそういう無茶も許されちゃうんだな、と。 まぁそこからアイディアを得てサスペンスを作るとすれば一番思いつきそうな展開になっていくわけですが、肝心なのは謎解き。 なかなか考えたオチだとは思いますが、うーん、逆に製作サイドがちょっと考えすぎたかな、とも思います。 プロットがまずありきで、登場人物はそのプロットのために設定された、みたいな匂いを感じてしまい個人的にはイマイチ?とも思いましたが、でもまぁなかなか考えられた謎解き?にはなってると思います。[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-29 20:46:29)《改行有》

158.  13時間 ベンガジの秘密の兵士 雑な監督が撮る実話ベースの映画というとピーターバーグの一連の映画をまず思い浮かべるわけですが、こちらの映画も同じような欠点があるようで… 劇中の登場人物が存命の実話物の映画って基本的なハンデを抱えてると思うのです。 あまり極端な脚色は出来ないし、出てくる人への配慮はいちいち必要(何しろ訴訟社会ですから)…そうするとどうしても映画的な見せ場が足りなくなるわけですが、雑な監督はそれを上手くカバーできずに、なんとなーくダラっとした「面白くもないけどつまらなくもない」程度の映画が出来ちゃう、っていう。 この13時間という映画。さすがマイケルベイといいますか、まさにそんな感じの出来になってると思います。 それって実話ベースの映画だったら皆そうなんじゃない?と思うかもしれませんが、「ユナイテッド93」とか「ハドソン川の奇跡」とか実話を扱っていて面白い映画はちゃんとありますから、足りない映画は監督の力不足なんじゃない?と思わざるを得ません。 逆にそんなダラっとエピソードを並べただけの映画でも、元々が「映画化しよう」と思わせるだけのすごい事件ですから、とんでもない駄作が生まれる事もなく、結果「ふつー」の映画になっちゃうわけですね。[インターネット(字幕)] 6点(2021-10-01 00:19:17)《改行有》

159.  エンド・オブ・ステイツ 一言で言えば「凡庸」な出来のシリーズ3作目。 しかしさすがシリーズ物。キャラクターの位置づけがこちらの頭に入っているので、なんとなく観てられるんですよね。 シリーズ物でなければ「ありふれててつまらんな…」と途中で放り出しかねない出来だと思うんですが、これこそシリーズ物の強みなのかもしれません。 一方で前作キングダムから続く「方向性を見失った感」は相変わらずで、「暇つぶしにはいいけど、わざわざ時間作って観なくてもいい」というレベルで安定しつつあるのは困りもの。 でも改めて考えてみれば1作目からして「その程度」だったような気もしてきましたし、そもそもさして期待値の高くないシリーズだから「オオハズレのクズ」でないだけいいのかもしれません。[インターネット(吹替)] 6点(2021-09-25 20:33:09)《改行有》

160.  ベイビー・ドライバー 評価の高い映画ですし、実際に映画を観てもセンスがいい映画で「なるほどこれが評価されるのはわかるわ…」と思うわけですが、しかし個人的にはイマイチでした。 理由はシンプルで主人公のベイビーがいまいち好きになれないから。 アウトロー系主人公のバリエーションの一つとしていろいろキャラ付けされてる設定もわかりやすいのですが、しかしどうにもこの主人公が好きになれません。そもそもまず顔が好きじゃない(笑) この映画の内容で、主人公を応援できなければ面白いと思えるわけがないので、残念ながら…という評価にしかならないのです。 クライマックスあたりは主人公が好きじゃない自分でも面白いんですから、これで主人公が好きであれば…と思うと残念でなりません。 ただこの映画、いいところもあります。 登場する女性2人が美人で魅力的な事。 そんなのキャスティングだけだろ、と思われるかもしれませんが、美人を魅力的に撮るのも監督の力ですから![インターネット(字幕)] 6点(2021-09-10 03:43:40)《改行有》

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