みんなのシネマレビュー
nanapinoさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 186
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順12345678910
投稿日付順12345678910
変更日付順12345678910

141.  記憶探偵と鍵のかかった少女 《ネタバレ》 曖昧で操作も可能な記憶という題材、トラウマを抱えた中年探偵、IQの高い美少女。 もうこれだけで、あぁ、この探偵は美少女にいいようにしてやられるんだな、と思って見てしまうわけです。 だから、ミステリーとしては余り面白くなかったのですが、どこから操られたのか、どこまでがジョンの記憶なのかを考えながら見てたので、そういう意味では楽しめました。 また、アナがちゃんとジョンの冤罪を晴らして、ジョンも新しい生活へ踏み出せハッピーエンドだったので後味は悪くなかったです。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-19 21:01:52)《改行有》

142.  博士と彼女のセオリー 《ネタバレ》 見終わったときは、素直に「良い映画だったな」と思いました。 主演の男優は、衰えていく身体機能段階や表情や目線での演技が見事でした。 ホーキング博士については、有名な著書名と車椅子のイメージしかなかったので、 結婚してお子さんもいたとか、こういう夫婦の物語があったとか、この映画で初めて知ったわけです。 奥さんの大変さとか、女として母親としての苦労も理解できるし、博士の男としての懐の深さとか、いろいろ感心しました。 でも、最後、一緒に観た友達の「なんだ、あの奥さん結局不倫じゃない」という一言で、 何と言うか、まぁ皆さんご存命だし、そんなドロドロした感じで描けないだろうし、綺麗にまとめるしかないだろうし、など擁護する言葉を捜すうちに、そういえば凄く感動したわけでもないなと思ったのは確かです。[映画館(字幕)] 6点(2015-04-18 22:40:14)《改行有》

143.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 ジュード・ロウがカモられた医師役で、そのまま利用されてバットエンドかと思いきや、 粘り強い調査で真相を暴き、出て行った妻子も戻ってきて社会的地位も回復して(多分)、 良かった良かったで終わるので後味は悪くないけど、話が小さくて面白みに欠けます。 詐病を演じる患者役の女優も特別上手いとは思えず、ジュード・ロウ主演じゃなきゃ、もっとつまらなかったと思います。[DVD(字幕)] 5点(2015-04-18 22:26:23)《改行有》

144.  ワイルド7 《ネタバレ》 原作未読です。でも、こういう影の仕置き人みたいなのは好きなので見ました。 結果、見てる間中、とても居たたまれない気持ちで落ち着きませんでした。 こんなチープな演出やストーリーなのに熱演してる役者たちが気の毒で気の毒で。 あと、ワイルド7に引けをとらないほどバイクを乗りこなし射撃も上手い、なんて全然、まったく見えないし見せてもいない深田恭子にもビックリ。 可愛ければいいとはいえ、もう少しアクションシーン頑張って欲しかったです。 今となっては使い古されたネタになってしまった感のある、すべての情報を手中に収めて世界を支配するとか、まぁいいとしても、その悪者が、たった一人だししょぼすぎます。 しかも、7人のキャラが立ってなくて、一人ひとりの特殊能力が生かされてない。 だからワイルド7とか言われても、ワクワクも共感もないです。 瑛太と深キョンのシーンもう少し削って、せめてなんでワイルド7になったのか、言葉で説明するんじゃなくて映像で一人一人見せて欲しかったです。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-04-18 22:17:48)《改行有》

145.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 題材は凄く面白いのに、なんですか、これ。 覚醒してから24時間で消滅とかにしないで、もっと超人的パワーを持ったルーシーが活躍すれば面白かったのに。 何%でこうなって、これができて、地球創生から現代まで時空を超越して、なんて壮大な映像を見せた割には、最後は薬を売買してた韓国人をやっつけておしまい。 そして、何故に消えるんですか? せっかくの題材が生かされてないですね。 [DVD(字幕)] 4点(2015-04-18 22:11:17)《改行有》

146.  ゴーン・ガール 全然面白くなかったです。 ベン・アフレックのダメ男ぶりはハマリ役だと思ったけど、ミステリーとしては、ありきたりの設定でつまらないです。 凄く良い人に見えて実は、とか、もう全然衝撃でもなんでもないから、見所は蜘蛛女に絡め取られた男の顛末みたいなのだと思いますが、それにしても女性側からすると別に衝撃的でもないし。 人を殺しても無罪放免で、今までどおりの生活ができるなんて、さすがお金持ちに優しい司法制度ですね。 大富豪なのに汚名を着せられて殺された元彼の遺族も黙ったままなんですね。 エミリー役の女優さんも、優等生のときはいいけど、サイコの時の演技が物足りなかったです。 もっと弾け飛んでたら面白かったかもしれないです。 いっそ「シリアル・ママ」みたいにブラック・ユーモアに徹すれば良かったのにと思います。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-18 22:04:13)《改行有》

147.  愛を読むひと 《ネタバレ》 原作はベストセラーになった年に読みましたが、内容は細かいところは忘れていたので割とすんなり入り込んで見れました。 また、原作を読む前にルース・レンデルの「ロウフィールド館の惨劇」を読んでいたので、文盲であることを知られるくらいなら無期懲役の方がマシという点も、ある程度納得して読めた記憶があります。 読んでもらう物語に一喜一憂する感受性があるハンナ。 でも、自分の言動についての考察は余り無く、過去の行いを考えるようになったのも裁判から。 そして、本当に物語の意味を自分や他人の心情に重ねて思い描けるようになったのは 文字を獲得してからではないかと私は思います。 書くことで、自分の気持ちを整理したり、相手に伝えたいことをまとめられたりするのではないでしょうか。 書くことで考察が深まります。 そして読むことは、もう一度記憶をなぞれることでもあります。 マイケルは、裁判の傍聴の際、自分が心から愛してると思っていた女性がナチの残党であり、自分を単なる「朗読者」としか見ていなかったのかと二重にショックを受けます。 ハンナが文盲であることを告げ彼女の罪を軽くするのと、彼女のプライドを守ること、どちらが重要か。 また、彼女の罪を軽くするためには、自分との関係も話さなくてはならず自分の将来に重大な影響を与える。 結局何もしなかったしできなかった。 15歳の夏の喪失感とこの時の罪悪感や無力感が、彼を人を深くは寄せ付けない人間にしてしまったのは容易に想像できます。 出所間近のハンナに会いにいったマイケル。 ハンナの出した手も取らず別れ際に抱きしめもしない。 テープを送り続けてくれたのは愛情からではないと気づいたハンナ。 彼女のしたことは許せないけど、そうするしかなかったことも理解している。 愛とは違うけど力にはなりたいと思っているマイケル。 でも、言わずにはいられなかった一言。 ハンナを追い詰めることになってしまった、この再会のシーンは痛々しいです。 ハンナが自殺するときに本を踏み台にするのは原作に無かったと思いますが、ちょっと悲しすぎます。 俳優陣、特にケイト・ウィンスレットは素晴らしかったです。 彼女以外は思いつかないほどハマリ役でした。 最後に、皆さんも書いているように邦題は酷いですね。 「朗読者」にしないとダメですよ。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-22 11:55:31)《改行有》

148.  怪しい彼女(2014) 《ネタバレ》 70歳の意地悪ばあさんが不思議な写真館で写真を撮ったら20歳に若返って、 孫のバンドで歌手デビューして、数十年ぶりの恋もして、というファンタジー。 口が悪いおばあさんぶりが際立ってるから、 20歳になってからもその辺が変わらないところが面白かったです。 主役の女の子が上手でした。 おばあさん臭さと若い子らしさを上手く演じてたし、歌がまた上手でした。 ずっとおばあさんに想いを貫くおじいさん役の人もいい味出してました。 最後は想像がついたとおり、孫に輸血して元のおばあさんに戻るんだけど、 大ラスで今度はおじいさんが若返るのがまたおもしろかったです。 笑いあり涙ありで、後味も良いし、見てよかったです。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-15 22:46:30)《改行有》

149.  陽だまりの彼女 《ネタバレ》 ファンタジーなんですね。 原作あるの知らないで見たので、最初からネタバラシしないで欲しかったです。 その方が、真緒の秘密というのを想像できて楽しめたのに。 松潤がモテない男というのの描き方が甘いから、そんなわけないじゃないと思うし、 仲良かったのに、引越し先の連絡先教えなかったの?聞かなかったの?とか、 突っ込みたくなるところもいろいろ。 それと、やっぱりラスト、なんで出してくるんですか。 いつか、巡り合うかもね・・・でいいのに。 でも、全体的に日光とか波の反射とか、明るくて眩しい映像が綺麗だったし、 なんと言っても樹里ちゃんが可愛くて、二人が一緒にいるときは見てて微笑ましいし、 作品自体は6点ですが、彼女に1点プラスです。[DVD(邦画)] 7点(2015-02-15 22:33:19)《改行有》

150.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 今まで全然見る気がなかったけど、友達がDVDを貸してくれたので見ました。 あら、びっくり。イチャモンつけるつもりで見たのに、意外に楽しめました 何と言っても画が美しい。CGもここまできたか、という感じ。 雪なんて本物のパウダースノーみたいだし、人物の肌の質感もめちゃリアルです。 そして、耳たこ過ぎて聴きたくないとまで思ったレリゴーの部分が、とても良かったです。 エルサが山へ逃げて氷のお城を造るまでの歌、美しい雪の結晶やみるみる出来上がっていく氷のお城の映像の美しさとともに場面に合ってる曲と歌声でした。 ちなみに吹き替え版で鑑賞。これで正解でした。 神田さやかと松たかこはとても良かったです。吹き替えも上手、歌も上手。 このお城を造るシーンを見るだけでも価値がありました。 悪いのは、能力を隠して、たった一人の肉親の妹を避けるように育てた両親ですね。 それは守るんじゃなくて臭い物に蓋的な考えだから、問題の解決になりません。 ずっと孤独だったエルサが可哀想。 だから、抑圧された思いを発散して「ありのままに」と歌うシーンの、エルサの生き生きとした表情が活きて来るんですね。 エンディングも松たかこが良かったです。 ちょっとノッペリした薄い感じの歌声になってて残念でした。[DVD(吹替)] 7点(2015-02-11 23:18:22)《改行有》

151.  惑星ソラリス 《ネタバレ》  「2001年」と並ぶSF映画の金字塔。ということで見てみたけど、そう言われるだけのことはありました。 また、「絶対眠くなる」という噂どおり、1部の前半は睡魔との闘いでした。 でも、それを乗り越え2部へ入ると、何やら謎と比喩・暗喩だらけの展開で引き込まれました。 どうしてこんなダサくて不潔ぽいオッサン(クリス)が主人公なのか、最初は疑問だったけど、それも監督の計算だったんですね。 親の愛情に飢え、妻への罪悪感を抱えたダメおやじだからこそ、ソラリスの海が造り出す実体化されたものが死んだ妻だったわけです。 クリス以外の二人が作り出した物も、想像すると面白いような怖いような。 一人は小人を実験に使ってたみたいだし、もう一人は何か猛獣みたいなのと戦ってました。 妻のハリー役の女優さんは美しかったです。 だから凄い怪我したり液体窒素呑んで死んだりしても、蘇生してくるとこが、本当は怖いとこなんだけど、美しいので見応えがありました。 クリスが、ソラリスの海が作ったものだとわかってても愛に溺れていく説得力がありました。 ハリー自身、人間らしくなるにつれ自分のアイディンティティに悩み、最後はクリスのために自分から消滅を望みます。 とにかく、いろんな心理描写の暗示や言葉が散りばめられてて、SF映画のようでいて実際は「愛」「罪悪感の癒しと救済」の物語。 だから宇宙ステーションの中はまったくステーションぽくなくて、チープだったり芸術的だったり。 ラストのシーンも衝撃的だけど、あぁそうなんだね、クリスならそうなんだろうな、とも思えます。 クリスがもう少し締まったおじさんなら、もっと良かったんですけど。 1部ではダメかなこれは、と思いながら見てたけど、終わってみれば長さも気にならず、退屈せずに見れました。 もう一度見ようとは思わないけど、一度は見て損はない作品だと思います。[DVD(吹替)] 7点(2015-02-11 23:02:03)(良:1票) 《改行有》

152.  ジャッキー・ブラウン 《ネタバレ》 久しぶりの鑑賞です。 公開当時、劇場で見て、音楽がカッコ良くてサウンドトラックすぐに買いました。 忘れてましたが、ロバート・デニーロがこんなチョイ役で出てたんですね。 まるきりいいとこのない役で、よく引き受けたなと思いました。 こんなダメ男役、やってみたかったんでしょうか。 ストーリーは単純だけど面白いし、やっぱり音楽が良いし、今見てもパム・グリアが凄く綺麗です。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-11 22:24:20)《改行有》

153.  プリンセス トヨトミ 《ネタバレ》 原作未読ですが、着想はいいと思います。 でも、もうどうしようもなく脚本がダメです。 あれだけ大掛かりな仕掛けで、秘密をただ守るだけって何なんでしょう。 例え原作がそうだとしても、映画はもっと観客が納得したり楽しめたりする話にしなきゃだめでしょう。 売れっ子の役者そろえて、こんなつまらないなんて。 特に中井貴一は凄く良かったので、本当に気の毒です。中井さんに1点献上です。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-02-11 22:11:21)《改行有》

154.  黒蜥蜴(1968) 《ネタバレ》 今では作れない不思議な雰囲気のある映画。 どうにも気恥ずかしいセリフやシーンが満載。 この映画自体が、ちょっと詩的なセリフ回しをする映画というのもありますが。 でも、そういう気恥ずかしさも、美輪様の圧倒的な存在感の前に消し飛びます。 美輪様、見事です。美しいです。 女性には見えないですが、中性的な美しさで正に妖艶という言葉がピッタリです。 若い松岡きっこも可愛いです。 見所、つっこみどころは多々あるけど、特記すべきは三島由紀夫の出演ですね。 剥製になって裸でマッチョな肉体美を披露してます。 ちょっと動いてるのは目をつぶって、美輪様が剥製三島にキスするところは、なかなかエロくて良かったです。 この作品を見て、美輪様がお元気なうちに舞台を見に行かなくては、と思いました。[インターネット(字幕)] 8点(2015-02-11 21:59:17)(良:1票) 《改行有》

155.  ゆれる 《ネタバレ》 この兄弟は、それまで一度も本音をぶつけ合った兄弟喧嘩をしたことがなかったのでしょうか? 裁判をきっかけに相手の本音というか本性を知る、主に弟が自分の知らなかった兄の一面を知る、その心理が丁寧に描かれていました。 でも、後味悪くて好きになれない作品です。 とはいえ、香川さんの演技が素晴らしいです。 気弱な微笑み、薄い笑い、最後のバス停での笑顔も、見る側の判断でどうにでもとれるような曖昧な笑みを浮かべられる。凄いです。 タケルが偽証したのか本当のことを言ったのか、真実は曖昧なままです。 でも、ミノルがそれまでの人生をリセットして自由を得て、これからの人生を歩む為に必要だったと思えば少しは気が楽になります。7年は長いですが。 私は、当然バスに乗ったと思います。[DVD(邦画)] 5点(2014-12-27 22:30:34)《改行有》

156.  寄生獣 《ネタバレ》 原作好きだから、どれだけ酷くなってるか不安だったけど、思ったほど悪くなかったです。 かなり話やキャラクターを寄せ集めて一つにして2時間にまとめた、という印象ですが、破綻しない程度にはまとまっていました。 でも、前後編にするなら、もう少し丁寧に寄生された後の母親との戦いを描いて欲しかった。 Aに寄生されるなんて無理やり過ぎます。咄嗟に新一を救う母親の手の演出は良かったですが。 ミギーとの関係も、不気味な寄生生物と宿主の関係から、衝突を繰り返しながら徐々に友情のようなものも芽生えるという過程がすっ飛ばされて、最初からフレンドリーなのは違和感ありました。 役者は良かったです。 主演の染谷将太は上手ですね。特に母を亡くして慟哭するシーンはとても良かったです。 そして深津絵里が素晴らしかった。 見る前は、原作と一番イメージが違うと思っていましたが、知的で冷徹な田宮良子になってました。 後編は、このまま母性を重視して命の大切さを前面に出すような話にもっていきそうですね。 それだけじゃなくて、原作は己の存在意義を問いかける哲学的な話だと思っているので、後編どうやって収束するのか楽しみに4月を待ちたいと思います。[映画館(邦画)] 7点(2014-12-27 22:07:03)《改行有》

157.  バンクーバーの朝日 《ネタバレ》 見終わった後、一緒に行った友達と顔を見合わせてしばらく無言。そして同時に苦笑。 セットは素晴らしいし、役者の演技も申し分ないのに、何でしょうかこの残念感。 カナダへ移民して苦労した日本人。その希望の星が朝日という野球チーム。 逆境の中、体格でも劣る日本人が頭脳プレーでリーグ優勝する。 戦争が始まった。皆、収容所送りになった。 エンドロールで、随分後にカナダの野球界殿堂入りしたとの表示。 こういう風に淡々と羅列され全体的に間延びした印象です。 差別や逆境をもっとリアルに描いて、野球で優勝するまでの試合の盛り上がりがメインだったら、もっと興奮できたと思います。[映画館(邦画)] 5点(2014-12-27 21:35:54)《改行有》

158.  複製された男 《ネタバレ》 邦題に騙されてクローンとかのSF的な話なのかと思いながら見てみれば、なにやら初っ端から怪しげな秘密パーティ。 そして、全体的にセピア色の画面。始終目を押さえ具合悪そうな大学教授。 ふむ、では二重人格とか時系列ごちゃまぜのパターンなのかな、とか思ってみてたら、まさかの幻覚オチ? 思わず「なーんだ」と言ってしまいました。 では、度々出てきて、最後妻まで変身しちゃった蜘蛛ってなんだろうと思って検索しました。 蜘蛛は、ユング心理学的解釈で「嫉妬深くて、こどもを束縛する母」らしいし、キリスト教では蜘蛛=邪悪な存在」「罪深い衝動」の現れと解釈されてるようです。 なるほど、どっちのジェイクのシーンにも母親からの電話がありました。 大学教授の方のジェイクと母親の会話で「あなたは大切な一人息子で大学教授。三流役者とは違う」と言ってるので、役者の方が実際の自分なんですね。 不倫相手がメアリー。身重の妻ヘレンは、どう見ても6ヶ月じゃなくて臨月ですよね。 夫の不倫に悩んでた現実のヘレンはどうなったんでしょうか。 ジェイクは懲りずにまたあの部屋に行くんでしょうね。 私の解釈はこうで、見る人がいろいろ解釈する作品でしょうが、だから面白かったかというと、ちっとも面白くありませんでした。 お話がつまらない。90分なのに長く感じました。[DVD(字幕)] 4点(2014-12-27 18:45:00)《改行有》

159.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 何度もループするうちに戦闘能力が上がっていくという設定は面白かったです。 トム・クルーズは年齢を考えると驚異的な身体能力ですね。 ハッピーエンドで良いのですが、ラストがちょっと納得できない。 将軍に前線で宣伝するよう言われる場面より前に目覚めるんじゃないとおかしい気がします。 まあ、細かい突っ込みどころは無視して、微妙に変化していくループ後の状況とアクションを楽しめばいいとも思いますが。 [DVD(吹替)] 6点(2014-11-29 16:01:54)《改行有》

160.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 心から求めてる相手と一緒になれない。 片思いじゃなくて両思いなのに、こんなに苦しいことは無いですね。 世間体や、カモフラージュ、子どもの頃から植えつけられた結婚観、それで結婚したとしても、求めてるのは心身ともに愛せる相手。 それは、異性愛者でも同じだと思いますが、この偏見と差別の強いアメリカ南部では、同性愛者が愛を貫くのはほぼ不可能。 二人で過ごした最後のキャンプで、ジャックの「俺たちには、あのブロークバック・マウンテンしかない!」という叫びは痛々しかったです。 イニスが、ジャックの死後、ジャックの実家へ訪ねていき、老いた両親に会うシーン。 遺骨はブロークバック・マウンテンに撒いて欲しいというジャックの遺言に対し、家族の墓に埋葬するという父親。 イニスを暖かく迎え、息子のシャツを黙って持っていかせる母親。 二人とも、薄々ジャックとイニスの関係に気づいている。 拒否する父親と許容する母親の対比が良く描かれていました。 そして何より、そのシャツ。 最初の別れの際、「シャツを山に忘れてきた」と言ってたイニス。 実はジャックが持ち帰ってて、クローゼットに自分の着てたシャツの下にしてハンガーにかけていたことが、ジャックの部屋に行った時にわかります。 自分のシャツで包み込むように。 せめてシャツだけでもずっと一緒になれるように、シャツの袖まで通して。 それを持ち帰り、今度は自分のシャツを上にしてクローゼットにしまいます。 クローゼットの扉の裏にはブロークバック・マウンテンの写真。 そして「永遠に一緒だ」とつぶやくイニス。 死によって結ばれるという結末は好きではありませんが、このシャツのシーンは秀逸だと思います。 主演二人の熱演もあり、見終わってもしばらくいろいろ考えさせられました。 [DVD(吹替)] 8点(2014-11-29 15:51:15)《改行有》

000.00%
100.00%
210.54%
363.23%
42815.05%
52915.59%
64524.19%
75328.49%
8179.14%
963.23%
1010.54%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS