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プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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141.  ベイマックス 《ネタバレ》 ​これマーベルコミック原作なんですね。 日本ではそこも伏せた形でプロモーションされるとは恐れ入りました。癒しロボット路線はある意味あっているような、違うような。 とにかく映像とテンポは当然の如く面白く、ワクワクとさせてくれます。 特に日本でロスのような街並みは見ごたえたっぷりですね。あの街の作り込みには恐れ入ります。 そして違和感のあった序盤の闇ロボバトルや犯人を殺そうとする行き過ぎた行動などディズニーらしくない主人公の意外な行動は、その後メイキングという種明かし(本来隠してないんだけど)でマーベル原作って言われたらそりゃ納得です。 にしても理系の友達連中が行きなりパワースーツを付けただけで強くなるのはちょっと飛ばしすぎな気がしますね。 全体的にスピードが速くタメの少ないアッサリとした作りですが、それでも濃く楽しめる面白い作品でした。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-07-21 01:04:58)《改行有》

142.  ライフ(2017) 《ネタバレ》 ​想像以上のスピードで進化を遂げる地球外生命体はパワーと知性を持ったスゴイ奴。 そんな奴を相手にする人間達のデスマッチは思った以上に人間やられっぱなし。あいつにゃ弱点も無いし隔離するしか無い!あわよくば宇宙空間へ放り出そう! 奴の姿は養分となる肉や水といったお食事で大きくなっていく。最初は小さくてピラピラだった奴も話が進んでいくにつれて奇想天外な姿に…はならず、クラゲとイカを合体させたような意外性の無い姿に。普通すぎるっ!性能は『もちろんご覧の通り』と言わんばかりの攻撃しかしないのでやっぱり意外性もなにも無い。 そんな奴でも大層恐ろしい展開で惨たらしくヒューマン達を餌食にしていくに違いない…と思ったら宇宙生物のクセにレーティングを気にしているのか驚くくらいマイルドに殺していく。おかげで恐ろしさも半減、みんな静かにリタイアしていく。コラッ!真田を当たり前のように殴るな! 後半は奴の位置がリアルタイムでわかってしまうという緊張感もクソも皆無な展開になり、おかげで最後の最後にある絶望感も微妙な感じに。 宇宙ステーションを舞台にしているせいかゼログラビティの雰囲気を持ったモンスターパニックものでしたが惜しい点ばかりが目立つ作品でした。[映画館(字幕)] 4点(2017-07-15 01:12:59)《改行有》

143.  おじいちゃんはデブゴン 《ネタバレ》 おじいちゃんだけどデブゴン!認知症だけどデブゴン!老いには勝てないデブゴン! ご近所の娘さんは母は出て行き、父はろくでなし。でも近所のデブゴンおじいちゃんだけには心を開いてくれる。 そんなろくでなしの父親が引き起こした自業自得な災難が回り回ってやってくる事になろうとは…って回ってこないぞ。 開始すぐさま少女がさらわれてコマンドーばりに大暴れするのかと思いきや、どちらかというと過去の悲劇に捕われた老人が、認知症で記憶が消えて行く中今度こそ守るべきものを守り過去から解放されていくというお話でした。少女との交流のシーンが多く、アクションシーンはたまにあってもすぐに終わってしまう…いつになったらデブゴンは大暴れするのか…。 それは最後20分頃に突然起こる。正直ここのシーンだけに全エネルギーを使ったような作品でした。カット割りが激しくて見るのは疲れますが十分サモハンの強さが迸ります。特にロシア三人組を一人ずつやっつけていくシーンはイカしますね!迫力あります! そう、これも少女のため、彼女はこの地下カジノに捕われているのだ…って違うんかい!!!! まさかボケ老人の勘違いがマフィアを撲滅してしまうとは…って友達の家に泊まるなら連絡の一つくらい入れなさい! にしてもサモハン監督、今回はかなり音楽の使い方がケレン味があって面白かったです。ロシア人が出るたびにズーン!ズーン!と流れるところが特に。 最後のシーンはちょっと切なく、でもハッピーエンドで気持ちよく終われました。エンドロールに出てくる人たちの顛末は別に必要ないと思いますが。 正直作りは粗いですが、老いたデブゴンが頑張る姿に勇気が出る一本です。[映画館(字幕)] 5点(2017-07-06 22:01:31)(良:2票) 《改行有》

144.  花戦さ 《ネタバレ》 ​よくもやってくれたな豊臣秀吉!こうなったら花戦さだ!フラワーウォーズ開戦だ! まぁそんなテンションの作品ではないのですが、なかなか変わったモチーフの時代劇。 登場する花の美しさはやはり凄いのは当然と言えば当然なのですが良いモノですね。 今回の野村萬斎は笑いと悲しみを併せ持つ様相はまるでジムキャリーのよう。佐藤浩市演じる利休もオーラがありました。二人のかかわり合いは非常に見ていて気持ちよかったです。主人公の茶会でのアイディアも面白いです。 ですがちょっと間延びするシーンも多く、二時間がちょっと長く感じます。特に蓮とのシーンが後半になるまで意味がよくわからないシーンなのが辛いです。 主人公の顔を忘れやすい欠点も後半はあまり意味の無いものになってしまっていたのが残念。 にしても後半の主人公への追い込み方が凄いですね、あんなに殺すのは利休一人かと思っていたのでびっくり。問答無用に殺しまくりですな。 最後、豊臣秀吉との対決ですが、枝が折れるシーンは信長を召喚したような気がして良かったのですが、回想なども多くちょっとクドく感じてしまいました。利休の言葉を行った後、茶碗まで出すのはちょっとやり過ぎな感じもしますね。 ラストなぜか蓮だけ生きているというシーンもなんだか取って付けたような救済要素のような感じがして正直悩まされます。 花のシーンは素晴らしいのですが、どうしても大筋のストーリーのバランスが悪いように思える作品でした。 ちなみに佐々木蔵之介の前田利家はカッコ良かったです。ヒゲがステキ。[映画館(邦画)] 5点(2017-07-05 23:45:39)(良:1票) 《改行有》

145.  ポッピンQ 《ネタバレ》 変身!ダンス!冒険! おじゃ魔女やプリキュアシリーズの『東堂いづみ』印ということで変身アクションあり、ダンスシーンありで要所要所多作品との共通点があるオリジナル劇場アニメ。 しかし本作の主人公たちの設定は卒業間近の中三という事で朝のアニメよりかは対象年齢を高めているような気がする。 『卒業』をキーワードに新たなステージに悩み苦しみながらも、己に向き合い、未来に向けて走り出せ…というまぁ文字や言葉にするとどうしても陳腐に見えるけれど、それをまっすぐにやりきった作品だと思える。まぁちょっと急ぎ足だし、かなり説明が多いような気がするけど。 5人の団結とネガティブ面からの脱出は、掘り下げれば面白くなりそうだけど、思ったよりあっさりしているのが残念で、結局センターポジションの女の子以外の迷いと成長がよくわからないまま良くなっているようにも見えてしまいました。まぁここに尺を使うのもアレな話ですが。 アニメーションとしてはのレベルやビジュアルはやっぱりレベルも高いし、女の子も可愛いし、チームワークを駆使したバトルシーンはなかなかの見応えだし、情報を可視化出来るという能力もありそうで無かったのでビジュアル的に面白かったです。そしてダンスシーンはさすが東映アニメーションなだけに良く出来ている…でも、この世の鍵を握るのが凡庸に聞こえるトランスっぽい現代ダンスミュージックってが勿体ない。もっと本作の雰囲気にあわせた作りに出来なかったのかと思ってしまう。 そして終盤、ラスボス的な奴が主人公に見せた「やがてくる現実」というものがただ年老いて行くというのも陳腐な感じであった。リアリティある現実のどうしようもない虚無感や未来への失望感みたいなものが描写されてくるのかと身構えていたのでちょっと肩すかしでした。 …とまぁ良いところと勿体ないところが混在する本作ですが、着地点はとても気持ちよく終わる事が出来ました。 …って続きあるんかい!なんだコレ本編よりおもしろそうじゃん!何かシリーズかにする予定なのでしょうか。とにかく今後が気になりますね。[DVD(邦画)] 6点(2017-07-01 09:37:18)《改行有》

146.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 ​気付いたら俺は列車の中。残された時間は8分。何度もゲームのように失敗と死を繰り返す。 最近よくある「ループもの」だけど、やっぱり作りが丁寧な作品は新鮮に面白いし、誰が爆弾犯なのか自分で細かな所を探ってしまうのも楽しい。 ただ思っていた以上に真相を掴むのが早く、アッサリしていて推理もあまり無かったのが残念。爆弾がそんな簡単に解除できるのはちょっとなぁ。 でも本作の推進力は8分間の間にある基地のオペレーター達とのやりとり。狭く薄暗い部屋の中で主人公の正体をしるのも謎が謎を呼び面白い。 犯人と自分自身。二つの謎を上手く絡ませていく進行は面白かったです。にしてもこの邦題のテンションと内容があまりにも違っていてなんともかんとも。 ラストの爆破を未然に防ぐシーンは痛快そのもの。そして死ぬはずだった人達が皆笑顔で笑い、助けたい女性とキスをするシーンはジンときますね。 最近よくある題材で、これでもかと気持ちの良いラストで締めくくられるのは最近の映画では逆に珍しいですね。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-06-24 12:15:04)《改行有》

147.  イコライザー 《ネタバレ》 ​悪党に名乗る名はない。そう、奴は平和と正義の使者。 奴の目に見過ごせない悪があるのなら徹底的な正義の鉄槌が下される。銃も持たずに敵陣へ切り込み死体の山を築いていく、彼の立ち回りはまるで忍者。手際が良い所の話ではない。仕事が早い。頭もキレる、決して証拠は残さない、決めたらブレない迷わない。その目は全てを見通し完全必殺を敢行する。強い。強すぎる!そして完全なる平和を望む者!その凄まじさと彼の語る正義への深い信念こそがその強さの源なのか!? 次々と必殺術で敵を倒し、次々と巨大マフィアの柱を軽々と崩していく様はまさに痛快!サミュエルの強さにもちゃんと説得力がありまし、敵役のマートンもイカれたベテラン殺し屋っぷりを遺憾なく発揮してくれました。ただ二人の直接対決が意外とあっさり決着がついちゃったのが残念かな。むしろ後半はサミュエルに押されっぱなしでだいぶ序盤の勢いが無くて小物と化してるのが悔やまれます。ホームセンターでの兵隊の数ももう少し多くてもいい気はしましたね。どうみても強すぎる相手に対してあの量は少なすぎます。にしても自由にDIY武器が作れるホームセンターでの戦いはわくわくしますね。最高です。 本作は真っ直ぐと正義と平和を語る影のヒーローを描いた超映画でした。素晴らしかったです。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-06-18 15:43:00)《改行有》

148.  メッセージ 《ネタバレ》 ​まるでバベルの塔を逆行するようだ。人類は再度共通の言葉を得て、結束する。 娘を亡くした主人公の前に現れたのは未知の物体。未知の生物。未知の言語。面会室のようなところで行われる対話は本当にありそうな工程で進み、彼らの来訪の目的に驚く。人間さんも結構買われてるんじゃないですか!遠い未来の話だけど。 好奇心を駆り立てられるお話なのですが、なんともスローテンポで回想もどんどん多くなるのでちょっとダレるのはしょうがないのかな。 そのゆっくりとした時間の進み方、そしてなにもない草原に浮かぶ石?のマグリッドのシュルレアリスム絵画を彷彿とさせる美しい構図の映像、そして重低音が響く音楽が緊張感と独特の静かな雰囲気を醸し出しています。 ラストシーンになるにつれ主人公にある変化が徐々に現れるシーンには結構驚きましたし、未知の彼らの体験している世界の一片を味わう事が出来ました。大層なCGが無くても不思議な体験は作れるのである。おぉこれぞ不思議!これぞSF! 落ち着いた淡々とした雰囲気、重低音が入り交じる音楽。後味はちょっと切ない、硬派なSFでした。 音響はさすがアカデミー賞と言うべきもので鑑賞は是非劇場で。[映画館(字幕)] 6点(2017-06-05 17:05:01)《改行有》

149.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 宇宙怖い…というより飛来物が怖い! とにかく映像の凄まじさと美しさには圧倒されるばかり、そして無音の衝撃がとにかく新鮮だ。 そして新たなる恐怖の提示、そりゃ俺にゃ縁の遠〜い宇宙飛行士の災難話。だけども怖い。そこは人は少ないし、地球からの助けもこない。 圧倒的な美しい地球と気が遠くなるほど続く宇宙の闇だけがある、そこに独りぼっちはもうどうしようもない恐怖しか無い。 それが怖くて今まで観てこなかったのだが勇気を振り絞り今回は鑑賞した。いや、これが面白いのなんのって! ジェットコースターの如く怒濤の展開がとにかく息をのむ!現代宇宙を舞台にした孤独な地球への帰還は地球ではあり得ない脅威の連続だ。 超高速でやってくる飛来物の恐ろしさのなんたる無慈悲な事か!それが音も無くやって来て、音も無く破壊して行く恐怖!たまりませんね。 そんでもって主人公ライアンは生き残ったベテラン飛行士とも分かれた後はこちらもドキドキの連続、こっちも宇宙に飲まれそうな気分にもなる。 先の読めない展開の連続は本当にドキドキのハラハラ。中盤主人公が諦めかけた時にすら奇跡の驚きで僕らを更に地球へ向かわせる。 90分と短い時間にこれでもかと濃縮された映像とストーリーは他の映画では味わえない恐怖とスリル。そして感動を与えてくれます。 地球最高![ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-05-24 23:35:58)《改行有》

150.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 《ネタバレ》 ​ギラギラとサイケに彩られた銀河の物語は楽しく泣ける。 第二弾の良いところは速攻キャラクターをより掘り下げられる所。そんな訳ですぐさま連中のアレやコレやな無駄話にコントのようなエピソードが嬉しい。そして本作は前作以上に映像の演出が更に極端になり、他のMCU作品とは一線を画す世界だ。黄金の星人船団に、ヨンドゥの矢の残像、序盤の敵のサイケな息、そしてラストの花火色とりどりのネオンライトが眩しい映像部分がとにかくカッコいい。そして相変わらずな音楽は相変わらずノリノリだ。 お話はというとスターロードと家族事情。スターロードの真の親父はまさかの星そのものであり、真のろくでなし!そんでもってアベンジャーズ以上の危機!規模デカすぎ!そんな中助けてくれる仲間達こそ本当の家族であり、ヨンドゥこそ本物のスターロードの父親だった。スターロード側とロケット側に分かれたストーリーはテンポ良く気持ち良く観れて行きます。だけどエゴは最初から怪しさしかないし、敵だとわかるのが残念かな。 見所はほとんど全部と言っていいくらい見所だらけで困る。序盤の戦闘も、ロケットが一人で戦うシーンやヨンドゥの無双シーン、ラストバトルも、それにスタローン!!!銀河の海賊王スタローン!ビビったよ!あとパックマン! そんなこんなで前作以上に楽しく、面白い本作は僕にはたまらない一本でした!満足!ヨンドゥ!お前はメリーポピンズだよ![映画館(吹替)] 8点(2017-05-24 11:58:48)(良:1票) 《改行有》

151.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 なんだか時間軸やらなんやらがこんがらがってオールターミネーター大戦化している。 頭の中で整理しようにも置いてけぼりを食らいまくるが、まぁスカイネットを潰すコトには変わらないようで。 にしても今回は若くて強気なサラにおじさんと呼ばれる老シュワがどこか可愛らしく面白いキャラになっていていちいち笑えるし、この安心感はたまらない。 それに今回も常に追われる側なのだが、か弱い女性も子供もいないので、今回はそこまでヒヤヒヤした感じがあまり無いのがちょっと寂しい。 しかもギャグ分が思いのほか多いと思うのは吹き替えで見たからなのだろうか、シュワとサラ達の変な掛け合いがニヤニヤしてしまう。 歴代ターミネーターの若シュワの登場も嬉しいし、イ・ビョンホンT-1000もロバート・パトリックとは違う冷たい眼が素敵だ。 伝説の前1作目2作目は越えてないものの娯楽作としてはかなり満足値の高い作品でした。[映画館(吹替)] 6点(2017-05-10 10:58:26)(良:1票) 《改行有》

152.  夜は短し歩けよ乙女 《ネタバレ》 ​湯浅節炸裂! 四畳半神話体系とテイスト同じくして大画面で同じ世界観が見られるのは楽しい。 しかも四畳半よりよく動くしテンポも軽快だ。一つ一つのお話も現代のおとぎ話チックで笑えて楽しく、キャラクターもどんどん深まっていくのが楽しい。 それでいて背景もキャラクターもよく動くしよく喋るしよく歌う。まぁ問題はこのハイテンションについていけるかどうかなのですがなんとかついて行けました。[映画館(邦画)] 6点(2017-05-10 10:56:12)《改行有》

153.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 ​早起きは三文の得と言うか損してるのか。それともそれ以上のものを得たのか。 男の方は不幸としか言えない。 そりゃ宇宙船の中はもうリゾート顔負けの設備で言うことなし!飯に困る事も娯楽に酒に困る事もない。ただ…ここは…一人は寂しい。 まるで前半は新しい豪華リゾート宇宙船の宣伝のような映像だ。まさしく素晴らしい宇宙遊泳なレジャーに映画館、プール、レストラン。一生じゃなくて二泊三日なら喜んで滞在したい所だ。だけど不幸にも彼の滞在期間は一生。衣食住には困らないけどそこに一人ぼっちは困る!まぁ気のいいバーテンロボと掃除ロボ達はいるけどさ!わかる!気持ちはわかる!でもやって良いことと悪い事がある!まぁ自分ならどうするかったら同じことをしそうで無下に言えないですが。 そして女の方は災難である。 野郎の人恋しさとお見合い写真のようなもので一目惚れされてしまった彼女はマジで災難だ。これから宇宙船の中で一生この男と暮らせ!なんて困るにも程がある。まぁ見事に中盤秘密がバレて険悪になるのですが。 「さぁ十分宇宙船の娯楽をお楽しみの次は救出劇をご堪能ください!本宇宙船の中でも最大級のレジャーアドベンチャーです!」 と言わんばかりに宇宙船がそんなに丈夫ではなかったということでさぁ大変。クルーの人も起きたけど死んじゃって、新エリアに!そして崩壊する楽園に立ち向かう2人のおかげで5000人以上の何も知らない人達が救われたわけです。1人だけでは危機を乗り越えられず全滅だったかもしれなかったけど結果オーライ!ついでに仲直り!良かった良かった…んだよな。 後半から徐々に機器がおかしくなっていく静かな異変の様は男女の秘密がバレる以上にドキドキします。 見所はやはり無重力化したプールシーン。水の玉の中で溺れるシーンなんて今の時代だからこそ出来るシーンですね。だけどそこからのアドベンチャーと救出劇は機材や宇宙服が高性能で良かったと思うばかりでそこまでドキドキはせず。どうせならバーテンロボが包丁を持って襲いかかってきて欲しかったです。にしてもこの宇宙船を作った会社はやたらキナ臭いですねぇ。 広い宇宙船で次に一体どんな未来の面白いものを見せてくれるのだろうというワクワクがたまらない、血なまぐさくない綺麗なSF作品でした。 ラストの緑に包まれた宇宙船の中も素晴らしいです。[映画館(字幕)] 6点(2017-04-15 01:24:09)(良:1票) 《改行有》

154.  クロニクル 《ネタバレ》 ​鬱屈した童貞に力を持たせるとヤバい 主人公アンドリューの境遇は最悪だ。悲しくて泣けてくるくらい最悪だ。 だけどある日最強の力を得て最高の友達を得た。しかしその最悪の中で育ってきた彼の心が変わるにはあまりにも急すぎて強すぎた。そして悲しみと怒りが臨界に達した彼の感情はあまりにも辛く苦しく悲しい。 POVジャンルながらも超能力でカメラを操り、空を飛んだり独特のアングルで撮ったりと同撮影方式の映画とは一戦を画する迫力だ。普通の映画だったら超能力といっても大したものには見えないのだが、撮影方式を変えるだけで新鮮に見えてしまうから驚きである。そして力と力がぶつかり合うラストのバトルはヒーロー映画に勝るとも劣らない大迫力だ。だがPOVによって巨大な力を持ってしてもどうしようもない現実感をコレでもかと見せつけてくれる。 そしてPOV独特の一瞬先すら読めない一体なにが起きるかわからないハラハラ感はダレること無く最後の最後まで続いて目が離せない。 重厚なドラマに新鮮な映像体験。これぞ映画と言える、悲しき若者達の悲劇でした。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-04-11 13:07:33)(良:1票) 《改行有》

155.  エンド・オブ・ウォッチ 《ネタバレ》 ​ロス警察24時!二人の警官が撮る最悪な事件現場とは! 警官を取り扱ったPOV風な作りですがなかなかにハードな作品。主人公二人はあくまでも街の治安を守る警察官。パトロールをし、事件が起きれば動き出す。取り締まる。決して捜査をしたり大事件に立ち向かうことはしない。それは刑事の仕事。彼らは警察官だ。 しかしこの町は最悪だ。黒人とメキシコ人の間では抗争が絶えず、メキシコカルテルの中枢も潜んでいる。そんな中でお仕事をする警察官二人の勤務はドンパチや殴り合ったり、火事から子供を助けたりとちょっと破天荒だがヒーロー気質。もちろん二人とも家庭は幸せ。結婚に出産、口は悪いが二人とも観ていていいヤツというのが伝わってくる。 だがそのヒーロー気質がドス黒く、真っ黒な人身売買、大量の麻薬の現場を発見していく。そして家庭が上手くいけばいくほど嫌な予感だけが伝わってくる。そさて最悪の展開。 この作品は最後まで巨悪や真相は描かれないし討ち取られる事もない、悪役もしがないチンピラだ。結局彼らはヒーローではなく最後まで町の警官であったのだ。そこが残酷でリアリティ溢れる映像がさらにどうしようもない現実にさせる。 気になったところと言えば、たまにカメラが敵側になったり(なぜカメラを持っているのか)と、誰がとってるかわからなかったりとPOV風に撮ってはいるけどそうではないという所でなんだか違和感がありました。それとあからさまに「これから悪い事が起きます!」と言わんが如き警官達のハッピーなシーンが多く続くのもどうかと。 漂う空気や犯罪者とのやりとり、扉を開けた時、色んな所にホラーとは違うヒリヒリとした予感が付きまとう面白い映画でした。 にしてもこの二人。お互い結婚しているとはいえ仲良しすぎて、一線を越えているような関係にしか見えませんでした。[DVD(吹替)] 6点(2017-04-08 21:40:04)(良:1票) 《改行有》

156.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 ​監督さんよ!押井守好きすぎだろ! ミラ・キリアン少佐?誰!?何!?コイツがバトー?!目あるよ!! コイツも例の如く実写化でダメなパターンか…と思いきなや、なんとこれらは伏線であり、映画オリジナルの設定かと思わせておいて徐々に原作の色を出していくというニクい演出に。なぜスカーレット・ヨハンソンなのかもふたを開ければ腑に落ちるアレンジだ。 そしてストーリーは世界観と雰囲気を崩さないよう上手に押井色からエンタメ色を強くし、少佐の過去を掘り出す内容に。自己の実存の話というよりかはわかりやすく記憶探しに近い印象ですね。敵役もわかりやすく、人形使いから同じ境遇のサイボーグだったり巨大資本の悪社長という設定の変更もなかなかわかりやすく良いのではないでしょうか。 それでいて押井版の各シーンの再現や小ネタをとにかくぶち込んでいくスタイルもたまりません、あのカットもこのカットもまんま押井守じゃないですか!しかも上手く実写化出来ているから凄いです。ビルの間から見える空にヘリが飛ぶシーンなど、もうそのまんますぎてたまりませんね。予告であった水上バトルや、少佐が海に潜るシーン(なぜか自力で浮上出来る)、怒涛の戦車シーン、他にもイノセンスに出てきた目が擬体の博士や顔がパカーンな芸者ロボットなど色んなところから持ってしていますね。あと犬。バセットハウンド。 しかも「続きも作れまっせ!」という姿勢も最近の映画らしくていいですね。しかもエンドロールは川井憲次! まぁ小言を言えばギラギラしすぎな街並みが若干目に痛いのと、トグサがマテバを使ってないくらいで実写化ものとしては上手く万人ウケなアレンジを加え、押井守への愛が溢れる作品になっていると思います。 いや〜良かった良かった。[映画館(吹替)] 6点(2017-04-07 17:44:23)《改行有》

157.  ハードコア(2015) 《ネタバレ》 ​気分はまさしく「俺最強!俺つえー!」 銃、爆発、刀、パルクール、金髪美女、バイク、スナイパー、戦車、おっぱい、SF、ゴア描写と、野郎が好きなもをとにかく詰め込みまくった本作。しかもみんな大好きなゲームジャンルFPS(ファーストパーソンシューティング)視点の画期的な映画だ!ほら!好きでしょ?ねぇ好きだろ!好きに決まってる!…うん。 いやいや凄い嬉しいし好みだけど過多にもほどがあるよ!逆にここまでくると過剰な接待というか、なんというか…。そんな惜しげも無く、次々と出されたらリアクションする暇もないよ! しかも想像以上に視点がガツガツ動いてブレッブレだったり、画面が暗かったり狭かったりで一体全体なにが起きているのか非常にわかりにくかったりするシーンがあったりと問題点も結構多い。本来ゲームではこんなにアクティブに動く事はあまり無いからなぁ。 それにストーリーも主人公が喋れないので、一方的な会話ばかりで分かりにくく説明不足で、結果的にわかったようで「え?」と思うところが多い。まぁとにかく超能力社長エイカンは倒せばいいのか。 しかし目玉と言える戦闘シーンはやっぱり凝っている、道路での走行しながらの敵車両をなぎ倒したり、とくに終盤ジミーのクローン達と共に戦うシーンには感動した、やたら殺しのバリエーションが多いラストバトルなどアイデアに溢れた戦闘ばかりだ。ただ一体何が起きているのかわからなくなる事があるので、それのせいでこちらの勢いがストップしてしまうのが残念である。 話の展開としては御都合主義とケレン味の塊なので逆にそれが笑えるし楽しい。あとあのギリースーツはCoD4のマクミランよろしくでしたね。 最後ラスボスも裏切り者の女も倒してゲームクリアって事なのでしょうか。なにか腑に落ちませんがここまで豪勢な盛り付けの揚げ物と肉しかないコレステロールたっぷりの料理を頂いておいて文句を言うのが野暮ってやつなのかもしれません。 あ、ちなみに僕はそこまで酔いませんでした。[映画館(字幕)] 6点(2017-04-07 01:37:34)《改行有》

158.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 ​夢を追う人々にとって現実は過酷な上に残酷だ。最初の主人公二人の情熱は正直イタい。だけどその迸るエネルギーは何物にも変えられない。しかし情熱だけじゃどうしようもない事だらけだ。その道に行けても思った道とは違ったりもする。でもそこで折り合いを合わせ大人にならないとただの夢想家になってしまう。 なにもかも都合良くなんて行かない。 だから夢を追う者二人の別れは切ない。ラストはベタな映画的大人な別れだが。それでもラストの回想が泣ける。そうはならない、現実的ではない書割で想像された幸せがとても切ない。 にしてもミュージカルシーンは凄いですね、最初から長回しのオンパレード、驚異のダンスとカメラワークにはびっくりだ。ただちょっとカメラが動きすぎな感じはある。 そして二人の心が通じ合う高台でのダンスシーンも凄まじい!これが俳優の力ですね! 季節が秋になるにつれて若干映画の長さを感じ始めるが、そこからオーディションのシーン。彼女の魂の叫びっ!泣かせてくれるじゃないですか! 往年の映画の雰囲気を踏襲し、更にその上を目指した素晴らしい作品です。そこからあのラストへ畳み掛けるのですから本当にたまらないですよ!!! セッション以降どうなるかわからなかったデイミアン・チャゼル監督ですが、この恐ろしいまでの才能には驚かされるばかりです。[映画館(字幕)] 8点(2017-03-02 15:57:25)《改行有》

159.  探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 《ネタバレ》 んなわけない!とはいいながらの札幌サスペンスエンタテインメント第二弾。 札幌在住の身としてはやはりこんな事あるわけがない!と思いながらも、その「ある分けない事」が起こっているのが非常に楽しい。 市電を使ったチェイスに乱闘、ジャンプ場でもヤクザとのやりとり。近所の世界で行われる誇張された非日常がとにかく面白い。外連味の強いもう一つの札幌がそこにあるのだ。しかも演じてるのは北海道のスター大泉洋。 起こる事件はススキノ的、しかしそのサスペンスの真相は思わぬ方向に行くのにはビックリ。北海道を救ってくれるかもしれない議員を守りたいと思う連中がここまで暴徒化して探偵を襲うとは、自然に出来てしまったものが探偵を襲っていたというアイディアは面白いです。そして真の犯人はなんともあっけなくどうしようもなく悔しさだけが残る。本作を包む空気は怪しくも優しく、そして苦い。 アクションシーンもやはり頑張っていて、乱闘シーンなども松田龍平のスローモーなのに怪力な所とか非常に良いですね、カッコいい! 大泉のちゃらんぽらんだが筋の通った探偵という、なんだかんだ最終的には格好良く見える所も素晴らしいですね。 ただ全体的に助長なシーンが多く、若干退屈になってしまうところがあるのも確か。エピローグがやたら長いのもご勘弁。 ですがご近所映画としてはやはり満足しない訳にはいきません。面白かったです。[インターネット(邦画)] 6点(2017-02-20 12:03:16)《改行有》

160.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 ​漢映画!マグニフィセントセブン!!読みにくいし言いにくいぞマグニフィセントセブン! 構図はマジで七人の侍!シンプルストーリーながらもキャラクターは負けず劣らずの曲者揃い!敵もとにかくゲスいぜ!チクショウ! あぁ、なんてったって二枚目ギャンブラーのジョシュ!彼のニヒルな笑いがたまりませんなぁ!それでいて強いぜ! ナイフ使いのビリーもカッコいい!グッドナイトといいコンビだぜ!山男と化した微笑みデブも最高だ!強いぜ! デンゼルの早撃ちもイカス!お前ら一体何処に目がついているだ! 構える姿!銃をホルスターにおさめる姿!ガンスピン!そして死に際!あぁ、もうみんなカッコよすぎ!好物だらけの男のお子様ランチ状態! 血みどろ泥臭さは抑えめにその代わりカッコよさはてんこ盛り!締め方だってアッサリしていて良いじゃない!そして荒野の七人のテーマが流れればもう何が必要でしょうか! まぁもうちょっと掘り下げてほしいキャラクターもいたけれどそれでも十分! 男が憧れる男の男男男男男男男映画でした!イェイ!![映画館(字幕)] 7点(2017-02-18 13:20:25)《改行有》

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