みんなのシネマレビュー
ひと3さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
プロフィール
コメント数 302
性別 男性
自己紹介 直接的に「内容」に向かうのではなく、「スクリーンへの現れ方」を語る言葉(技法論的な言葉)をなんとかめざしたい。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順12345678910111213141516
投稿日付順12345678910111213141516
変更日付順12345678910111213141516

スポンサーリンク
161.  東風 『男の子の名前はみなパトリック』には10点を献上した私も、この作品には3点が精一杯である。ま、それはやむをえないところだろう。映画の実験室に興味はないこともないが、これはちょっとひどかった。急に『彼女について私が知っている二、三の事柄』を見たくなって来た。[DVD(字幕)] 3点(2012-09-27 20:49:47)

162.  ノーウェア・ボーイ/ひとりぼっちのあいつ 《ネタバレ》 前知識なく見て、ジョン・レノンのことであると分かってからは、入り込んでしまう。「初期」というのものの良さが出ているが、もっと刺激的であってもよい。これでは、残っている断片ドキュメタリーフィルムの溌剌たる「感じ」に勝てない。左利きのポールの登場はほんとうに「別の半分」を構成する凄みがあっただろう。行くところがない(これが標題だ)のにどこへ行くのだと聞かれたジョンが、「ポールのところ」、ここが素晴らしい。だからこそ、のちに、ポールの呼びかけたる『トゥ・オブ・アス』や『ゲット・バック』があるわけだ。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-24 12:33:53)
《更新》


163.  情婦 《ネタバレ》 これはネタバレがあるとだめ、というネタバレ。だがヒッチコックの作品の一つでもいいくらい上出来。ディートリッヒ作品はヒッチコックにもあって(『舞台恐怖症』)あれも嘘つきの男がずーっと観客を騙している。[DVD(字幕)] 6点(2012-09-18 23:08:03)

164.  サラエボ,希望の街角 《ネタバレ》 原題が「何かに向かう途中」であるそうで、ならばこの邦題はひどい。淡い「希望」に託すとかではなく、自覚的に生き方を選び取る映画だ。歩み寄れないカップルが、決裂し、それぞれの道を行く。「家庭」や「ひとつになること」がゼッタイに大切という発想ではこういう映画は作れない。 [DVD(字幕)] 7点(2012-09-16 05:30:40)(良:1票) 《改行有》

165.  ベルリン、僕らの革命 《ネタバレ》 一見古風すぎる「革命」活動だ(かつての、ベルリンの「空き家占拠」運動だって「合法化」にむけた地道な社会運動だったし、それに比べてもプリミティブである)が、感動的な三角関係ものなのが良い。ナチュラル即興演出が成功している。[DVD(字幕)] 6点(2012-09-15 20:22:28)

166.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 なんだか殺し合いばかりだ。大義名分で人を殺しても、殺すあり方がもう間違っているので、要するに、殺しちゃだめだってこと、どんなに立派な理由があるかのようでも。ともかくアイルランドと英国のことを調べようという気にはならせる映画。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-13 22:32:22)

167.  ブラッド・ワーク 《ネタバレ》 イーストウッドが老いても主演なので、老い(たんなる老人存在)が隠れるような劇的な絡みが必要になる。ふつうは父親役割などの象徴的なものが老いを隠すのだが、それに頼らないなら何がある?心臓移植ときた。うーん、どうかな。その点『グラン・トリノ』は巧くハマった。銃社会では老人でも銃を手にすれば本格的な暴力主体となりうる、ということの裏返しで「丸腰」の結末はあるのだが、これは意味も充実した映画となった。 [DVD(字幕)] 4点(2012-09-04 21:14:05)《改行有》

168.  砂丘 《ネタバレ》 こういう映画は、同時代にあの映画館で、が大切な条件で、それを外して、DVDでねそべって見るなんてことはまことに恥ずかしいことのように思える。懐かしくて久しぶりに映画館で二回目観たときはもうかなり恥ずかしかった。かつて一回目にはほんとうに感動した。ケーサツで偽名が Carl Marx とタイプされる(つまりドイツ語表記とは違っている)のもいい感じだし、政治運動からドロップアウトして彷徨うというのもいい感じだ。[映画館(字幕)] 8点(2012-09-03 18:53:20)

169.  ダーティハリー 《ネタバレ》 犯人があまりにも単純にクソ野郎(こんな奴はさっさと始末すべきだと誘われてつい思ってしまう)というふうに描かれるのが、結局たいへんモンダイなのだ。こんなに単純にクソ野郎の道一筋の人間はいない(皆それなりにシンコクな「理由」を抱えているはずだ)。犯人にだって人権はあるとはそういうことだ。・・・というようなマジメな見方は野暮だろうなあ。映画としては巧いな。 [ビデオ(字幕)] 6点(2012-09-03 18:24:57)《改行有》

170.  ピアニスト 関係においてしか存在はないのだが、関係抜きに存在している感じ、それがハネケ映像である。 関係とはこの場合「経済的な語り」のことである。このことについては『隠された記憶』の項で書いた。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-09-02 08:45:11)

171.  悲しみよこんにちは ガキってだめだなあ、なんの魅力も無い。『勝手にしやがれ』の彼女はもうオトナだった。[DVD(字幕)] 3点(2012-09-02 08:35:48)

172.  フローズン・リバー 《ネタバレ》 ぎりぎりのレヴェルで食いつないでいる白人と先住民、ほとんど暗い夜のシーンばかりで、つまりそのような幽閉・囚われが人生なのだ。賭けとしての「凍れる河」への逃走、映像的な良さはここだけ、ここだけが良い。リアル調で構わないのだが、この映画は好きにはなれない。好きになれた人はエライ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-29 13:38:18)(良:1票) 《改行有》

173.  運命の女(2002) 《ネタバレ》 ダイアン・レインの体当たり演技に感謝というような映画で、それにつきる。邦題がだめ。「浮気」なのである。「運命の女」なら、「家庭」を棄てるべきところ。白人有閑階級の退屈には同情できないし、ただただ「家庭」のために尽くす夫という設定も平板である。だから「家庭」という設定が聖域のように君臨するのが、アメリカ映画の基本中の基本。暴力・破壊が大好きなアメリカ映画は「家庭」を守るという大義名分のもと、なんでもするということ。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-27 10:30:19)(良:1票)

174.  水の中のつぼみ シンプルな設定で、それなりに見せてしまう。それだけだが、この長回しの「それだけ」がなかなかなものなのである。 いろいろケバケバしいものを見せる用意が無ければ(10億円使った爆破シーンとか、そんなものが映画というわけではないのだし)長回しに限る。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-16 13:08:16)

175.  泥棒成金 《ネタバレ》 代わりの代わりの代わりの・・・であることが、終盤で一挙に判明する。父親の義足の代わりを行う娘、つまり男の代わりに女の犯行、さらに黒幕の代わりの実動部隊、そして、ほんとうに面白いハナシ(主人公が犯人)の代わりに万人受けする(犯人は別に居るという、客体化の)結末。ずっと、ひょっとしたら主人公が犯人かと観客は思い続け、これこそがミステリー要素を兼備したサスペンス(宙吊り)そのものである、ラストで「ぶら下がる」(suspend)犯人なんかよりも。フィルム・ノワールふうに黒を強調した夜のシーンが美しい。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-16 13:03:17)

176.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 クローン人間製造やら臓器移植やら、設定が嫌な感じの「ないハナシ」系の映画で、形式面に触れる気さえしない。こんな映画さえも臓器移植の正当化につながるのだろうか。[DVD(字幕)] 1点(2012-07-25 23:37:32)

177.  ヘルタースケルター(2012) 《ネタバレ》 この監督の専門である写真撮影シーン(空虚な成功というものの記号)が5割くらいは占めているように感じた、これはちょっと多すぎでワンパターン。原作に忠実な形式であるとかはともかく、映画のコンテキストではオーソン・ウェルズの『市民ケーン』や『上海から来た女』を想起した。そう思うと親しみが湧いた、が、『市民ケーン』における映画の語りの余剰部分としての「ローズバッド(バラの蕾)」のようなもの、つまり視点からこぼれ落ちるもの、を『へルタースケルター』も追求してもよかったのではないか。もっとこぼれ落ちるべきなのだ。だから、ラスト近くで渋谷の交差点で進行役的な人物(大森)が作品を包括的に説明するかたちは不要であろう。[映画館(邦画)] 5点(2012-07-21 22:24:09)

178.  白いカラス 《ネタバレ》 盛りだくさんで消化不良な感じ。キッドマンの話題はなくてもいいし、ホプキンスが芝居がかっていて、もっと抑制した味を出したほうがいい。内容的にはいちおう考えさせられるのであり、実は黒人でありながら白人のように肌が白ければ、白人コースを選択するだろう、そりゃ有利だから誰だって。現実の差別の壁があまりに厚いので、タテマエとしての、差別語の「言葉狩り」だけが盛んなのだ。いずこも同じ。[DVD(吹替)] 4点(2012-07-16 13:40:18)

179.  鳥(1963) 《ネタバレ》 結局、母(姑)の嫉妬の表現としての鳥の攻撃ということなのだ。ヒロインが鳥に襲われる様は『サイコ』に酷似するし、瀕死の傷を負ってこそ姑に赦されるエンディングである。息子を嫁に奪われる母(姑)の不安や嫉妬を外的なパニックで表現するのは無理があるはずだが、ヒッチコックという人のマザコンぶりが暴発しているのであろう。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-16 13:14:52)

180.  隠された記憶 《ネタバレ》 ストーリー語りにおいてあえて「非経済的な」語りをめざした挑戦的な映画である。「非経済的な」語りだから退屈なシーンも挑発的に長いし、観るにはキツイ衝撃シーンも二つ挟まっているが、これらの衝撃も「非経済的」だ(ふつうに「楽しみ」を求める観客存在にとって)。この映画が主人公の側に視点を寄せているために、妨害する主人公の脇から(いわば主人公の思惑の彼岸に)観客が真相を看取する(これがいまいち不明なのは惜しい)という、興味深い例となっている。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-16 13:05:15)

010.33%
141.32%
241.32%
372.32%
4216.95%
54013.25%
65618.54%
76120.20%
85317.55%
93712.25%
10185.96%

全部

© 1997 JTNEWS