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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ファンダンゴ 学生当時、ラジオなどでの宣伝につられて「けびんこすなーって誰?」っていう状態で通学の帰りにふらりと観たのだが、当時の心境と妙にマッチしたようでえらく感動した。 途中挿入される"Born to be wild"や"It's too late"、それにエンディングのBlind Faithの"Can't Find My Way Home"など珠玉の名曲の数々やBGMも良かったし、スカイダイビング、セスナ機、ドンペリといったアイテムも効いていた。しかしなんと言っても最後、昔別れた彼女と踊るケビンの切なさはグッときた。 ケビンの作品中、彼が一番かっこ良く見えた作品。思い入れ強すぎだが、満点を献上~[映画館(字幕)] 10点(2011-12-03 05:17:38)(良:1票) 2. ウディ・アレンの重罪と軽罪 ウディ・アレン作品って人間の本質に根ざしたテーマを描きながらも軽妙で洒落っけがあるところが好きなんだけど、残念ながら本作ではニヤッとするような箇所はほとんど無い。しかし、普通の人が普通に生きていて起こりうるいろんな<罪>を真正面から取り上げている点なんかは期待通りだった。 男と女の間で様々な罪(軽いMisdemeanorから重いCrimeまで)が展開するのだけど、根っからの悪人なんて実は一人もいなくて、それらの罪はあくまでもそれぞれがその時その瞬間を一生懸命に生きた結果なのである。 本作で語られる<罪>はあくまでも欧米のそれであって、無宗教な日本人代表のような私には実は本質を理解できてないのかもしれない。だけど、劇中で語られる”誰の心にもモラルの光はある”と言う言葉は心に響く。(日本の現実として、「法に触れなければ、バレなければ何をしてもいい」という考え方が以前より増えてないことを祈るばかり・・・) 監督・脚本家としてのアレンのすべての人に対する暖かいまなざしと、アレン演じる偏屈で冴えないポーカーフェイス男の視点との間に生じるギャップはいつもながら心地よい。[ビデオ(字幕)] 8点(2011-12-03 04:55:49)(良:1票) 《改行有》 3. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 重厚で陰鬱な雰囲気が今でも印象的。でも細部はかなり忘れてるなぁ・・・[地上波(吹替)] 5点(2005-08-18 13:37:07) 4. ザ・ウーマン(1980) 子どもの頃、親に隠れて見た作品シリーズの1つ。佳那晃子が良かったねぇ [地上波(字幕)] 5点(2005-08-18 13:35:49)《改行有》 5. あしたのジョー(1980) ジョーは日本のスポ根漫画(死語か・・)の最高峰ですね。でもTVの方が数倍いい。TVのエンディングテーマが久しぶりに聞きたいな。 ♪きのお、は~ぐれったぁ、おぅかみがぁ~・・・[地上波(吹替)] 5点(2005-08-18 13:09:25) 6. キネマの天地 ストーリーはNHK朝の連ドラみたいでたいしたこと無いのだが、日本映画がむかし全盛だった頃の活気は伝わってきて良い。渥美清のラストシーン、有森也実のひたむきさは印象に残っている。 「蒲田行進曲」の"雰囲気"が好きな人ならこちらも好きかもしれない。[地上波(字幕)] 5点(2005-08-18 13:04:27)《改行有》 7. 48時間 黒人と白人をこんな感じで組み合わせた作品のはしりですよね。内容はだいぶ忘れたけど、面白かったと思う。[地上波(吹替)] 5点(2005-08-18 12:59:36) 8. アマデウス 当時、観終わった後、サントラ盤CDをすぐ買いました。2or3枚組で高かったけど。また予告編の出来が秀逸でした。予告編に比べて本編は少し間延びしている箇所もあったけど、全編を通してリズム感に溢れていて大好きな作品です。[地上波(吹替)] 9点(2005-08-18 12:40:12) 9. 狼男アメリカン 観たのが約20年前なので内容はほとんど覚えてませんが、当時は面白いと思った作品です。狼男になってしまった男の哀しみが切なかったような。[映画館(字幕)] 5点(2005-08-18 11:28:03) 10. ビバリーヒルズ・コップ エディ・マーフィーのひょうひょうとした所がイイ[地上波(吹替)] 7点(2005-08-17 14:42:28) 11. 未来世紀ブラジル 薄っぺらい人間関係の中で夢を求めてもがく主人公になぜか共感してしまいました。いま観ると違う感じを受けるんでしょうけど、当時はかなり影響を受けた作品です。[映画館(字幕)] 9点(2005-04-30 03:05:22) 12. 熱海殺人事件 大学に入ってどのサークルに入ろうか迷っていた頃に覗いた演劇系サークルで演っていたのが「熱海殺人事件」だった。狭い舞台にもかかわらずみんな活き活きとしていて、「演劇ってスゲェな、ちょっとやってみたいな」とちょっと思ったものである。要するにちょっと思っただけで演劇の道へはその後進むこともなく、軟弱硬式テニスサークルに入ってしまった私だが、あの時もっと勇気があったなら人生(人格?)が少しは変わっていたかもしれない。 それはさておき、その体験があったので同じ年に上映された本作も観た。でもアマの生の迫力より優れているとは思えなかったかな。舞台では見られないカメラワークは斬新だった気はする。 若かりし日の思い出に+1=6点。 6点(2004-03-01 00:43:45)《改行有》 13. 恋する女たち(1986) 高井麻巳子ファンとしては当時観ないわけにいかなかった作品。だが、高井ファンとしてもかなり不満の残った作品。で、3人の中で高井の演技が際だっていた作品・・・。 描かれている女の子の生き方は今観るとかなりトロくさい。でも、ここまでひどくないにしても、当時の日本の映画・ドラマってわりとこんな雰囲気だったような。 高井麻巳子が出ている点のみを評価して追加で2点献上。 3点(2004-01-11 00:32:58) 14. ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ 《ネタバレ》 ドラえもんの映画(または長編作品)はこれ含めて4,5本観ているが、もっとも記憶に残っているのはどういうわけか本作である。 その理由は次の4つくらいになりそうだ。 【1】映画化前にコロコロコミックで連載されていた原作をリアルタイムで読んでいたから。ちなみに原作の方が面白かったように思う。 【2】ベースが有名な「桃太郎」だから。 【3】鬼伝説に対する解釈が子供心に新鮮だった。 【4】未来から来たドラえもんやのび太らが好き勝手に行動しているにもかかわらず桃太郎伝説の大筋は崩さず整合性を保っており、SFタイムトラベルものとしての完成度は意外と高いから。 ・・・と、ここまで書いていて今頃気づいたのだけど、実はこの作品はかなりの影響を私に与えていて、かつ、私も思っていた以上に本作が好きなようだ(グググッ! ←2点ほど点数アップする音) 桃太郎伝説を裏付ける当時の写真らしきものが冒頭に出てくるのだが、のび太らが過去に行って活躍(?)した後に見ると写真の内容が変わっている、という描写がある。今まで気づかなかったけど、これって Back To The Future とまるっきり同じ。しかもこっちの方が先に作られてるし。タイムマシン、銃の名手だけど普段冴えない主人公、腕力だけが強いいじめっ子・・・等々、ドラえもんとBTTFの共通点の多さに今さらながら驚くばかり。 こりゃあもう確信します、ロバート・ゼメキスは根っからのドラえもんフリーク、日本から取り寄せたコロコロコミックをスピルバーグと2人で回し読みしていたに違いな~い! たぶん 8点(2004-01-06 02:01:06)(良:1票) 《改行有》 15. 麻雀放浪記 高3で麻雀を覚えてしまいサクっと浪人した私にとって、なんとも忘れがたい作品。鹿賀丈史、高品格、女衒、大竹しのぶ、みんな個性が強くて良かった。そうそう名古屋章もいい味だしてました、合掌・・・。 ん?そういえば主人公は真田広之だったかな・・・ 8点(2004-01-05 01:44:31) 16. 首都消失 これは珍しく原作を先に読んだんだけど、原作自体終わり方が尻切れで「ん?」て感じだったので、この映画の出来も妙に納得した。首都消失という異常事態発生で期待感を煽るだけ煽っといてそりゃ~ないよ、左京さん。 点数は2点、原作は4点。 今進行中のかわぐちかいじ作の漫画「太陽の黙示録」が似たテーマを扱っており、こちらの方に期待する。 2点(2003-12-23 23:43:49)《改行有》 17. 告発の行方 皆さんが言うように、ジョディはほんとに体当たりの演技。でも、事件に至るまでの展開に少し無理を感じたし、ジョディが冒頭イケイケの時と後半か弱い中にも芯の強い女性を演じる時とでまるで別人のように違いすぎてギャップがあったかな。要するにあのレイプシーン直前の状況(&ジョディのイケイケ状態)にはどうしようもない違和感を感じたってこと。後半のジョディがいいだけに、なんだか浮いている(話題作りの目的だけで撮られたような)あのシーンはマイナスポイント。 ちなみに今日11/19はジョディの誕生日らしい♪1962年てこたぁいま××歳・・・みんな歳をとるんだねぇ。 6点(2003-12-23 23:36:26) 18. 道頓堀川 今となっては、松坂慶子全盛期の裸身くらいしか印象にない・・・。あ、カルーセル麻紀がかなりアツいオカマを演じていた(ん?そのままやん)のも覚えてます。 4点(2003-12-22 01:49:13) 19. じゃりン子チエ 短い時間にいろんなエピソードをうまくまとめていたと思う。声優に吉本の芸人を大量に起用した点はかなり疑問だが、テツを演れる人は西川のりおをおいて他にいない。でも実は、吉本オールスターのアニメとしてみるとそれはそれで違った楽しみ方ができたりもする。(やっさ~ん成仏してや~。アントニオだったっけ?きよっさんは小鉄?) 6点(2003-12-03 02:01:19) 20. 疑惑(1982) いや~これは面白かったっす。法廷もの推理サスペンスとでも呼べばいいのかな?観たのは大昔だけどいい作品だった。 疑惑の人を演じる桃井かおりがほんとヤな女で疑惑だらけ。ワインを武器にした弁護人(岩下志麻)との場外乱闘も凄まじいの一言(笑)。でもやっぱり印象深いのはラスト桃井が見せる一瞬の表情! 原作もおもしろそうなのでいつか読んでみたい(と思った日から早や十ン年は経ってるけど・・・)。 <追記>コーヒーと勘違いしてましたがあれはワインだったんですね。オオカミさん、教えていただきありがとうございます。 最近、老害がひどくて・・・8点(2003-12-03 00:34:49)
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