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1. モロッコへの道
珍道中シリーズ3作目ということですが、この作品だけ邦題が違っているようです。何でだろう?ストーリーの方は、歌あり、古典的なギャグあり、お約束のオチありで典型的なドタバタ喜劇です。アラブ人をおちょくるような上から目線が多少鼻につきますが、まあ時代が時代だけにこんなもんでしょう。一応、ジャンルにミュージカル入れましたけど、その辺は少しショボイかな・・・歌の部分をもう少しゴージャスにして、クロスビーの魅力をもっと引き出して欲しかったと思います。ただ時間がコンパクトなのでスピーディな展開は良かった。ダラダラしてて笑えないコメディよりよっぽどマシ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-06-30 23:04:31)
2. 怒りの日(1943)
《ネタバレ》 中世ヨーロッパに吹き荒れた魔女狩りの雰囲気が非常に良く出ている作品。宗教による狂気の時代ってやつでしょうか。キリスト教の牧師って妻帯しててもいいのだろうか、と疑問に思いつつ見たんですが、そもそも肉体関係を結ばないことを条件に結婚すること自体に無理あり過ぎかと・・・。まるで不倫しろと唆しているようなもの。そのギリギリの設定が非常に良く効いていて、思わず引きずり込まれてしまいました。アンヌ役の女優リスベット・モヴィンの美しさもとても印象的。特にあの大きな瞳。悪魔的とでも言うんでしょうか。夢に出てきそうで少し恐いくらい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-06-02 22:51:58)
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