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プロフィール |
コメント数 |
59 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ギリギリ20代です。 仕事のためなかなか映画を観る時間がない今日この頃ですが、 レビューを書くためにも頑張って観ていきます(笑) 宜しくお願いします。 |
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1. 道(1954)
《ネタバレ》 率直に言って、かなり救いの無い話。でも私はこの映画にとても共感できた。恐らく、この映画に出てくる「男女の愛」が、理想的でステレオタイプな愛でなくて、不器用で乱暴な愛であるという点が非常にリアルだからだと思う。粗暴な男?ザンパノの女性に対する自己中心ぶりと、ラストシーンでの後悔の姿はどちらも、男なら少なからず共感できる…はず…だ…………多分。[DVD(字幕)] 9点(2010-05-07 00:56:50)
2. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 90分間、12人の男が密室でひたすら議論する。これだけ聞くと何とむさ苦しい映画かと思うが、いざ観てみると驚くほど引き込まれる。「感情」よりも「可能性」に賭ける、ヘンリーフォンダ演じる陪審員の姿勢には考えさせられるものがあった。今年から裁判員制度が始まるが、今こそ必見の一本ではないだろうか。[DVD(字幕)] 9点(2009-02-06 19:35:41)
3. 生きる
内容に関しては皆さんが既に述べている通り、素晴らしいの一言。しかし本当に一番秀逸なのは「生きる」というタイトルではないだろうか。それまで惰性で仕事をしていた、志村喬演じる主人公が余命幾ばくもない命を市民のために費やす。そのひたむきなで必死な姿はまさに「生きる」ことそのもの。こんなにストレート且つ映画の本質を見事なまでに突いたタイトルは世界広しと言えども他に見当たらない。半世紀も前に作られた映画だが、この映画の「生きる」ということのメッセージとともにこの「生きる」というタイトルは永久に語り継がれると思う。[DVD(邦画)] 9点(2009-01-31 22:24:58)
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