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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 348
性別 女性
自己紹介 ・レビュアー名と共に性別が表示されたらいいのになぁと思う今日この頃。ここで評価の高かった「恋するトマト」「アフロ田中」「50/50」などを見て、男女の感覚の差を実感
・昔は映画館派でしたが、今は好む作風の変化もあり、家でまったりと鑑賞派(DVDやCS等)
・ここ10年程で大作よりミニシアター系が好きになり、邦画も見るように。数年前まではホラーも見ていましたが、今は絶対に無理…アクションも苦手気味。…が、出演者目当てで苦手なジャンルを見ることも(ホラー以外)
・登録初期はこまめに感想を登録していましたが、徐々に鑑賞後に感想を登録しない場合が増え…ユルくでもいいのでとりあえず感想を書こうかな、と(備忘録代わり)…できるだけ
・2013年8月に「今までに映画を何万本も観てきた」という先生との出会いがあり、映画熱が再燃(その後再び冷めましたが(笑
・1日2,3本見たり、月に1本しか見なかったり…とブームが来ている時と来ていない時の差が極端ですが、映画が好きなのは不変
・“見た人の数だけ解釈がある”のが映画の最大の魅力だと感じます

映画選びに役立っているので、レビュアーさん&管理人さんに感謝です。

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1.  オール・アバウト・マイ・マザー この作品が平均6点とは…衝撃。個人的には8~9点だが、補正のためこの点数。 男性レビュアーと女性レビュアーで大きく違うと思いますけどね。標準偏差が出ればいいのに(笑)あと、各作品ページで男性平均・女性平均点が出ればいいのに…と、サイトへの要望はおいといて。 この作品を十分に理解することができる、女性に生まれてよかった。 他の投稿型レビューサイトではもう少し評価が高いと思うが、男性の点数が強く反映されるのが、このサイトのマイナス…(男ウケする作品は、一般サイトより高く、逆に女性向けの作品は一般サイトより低くなりがち) ステマがない(はず)、男女で評価がわかれるような作品以外の点数は納得できる、シンプルなデザインが好き等の理由でこれからも使いますけどね!(笑)[DVD(字幕)] 10点(2013-09-07 02:25:24)《改行有》

2.  スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ 人を選ぶ作品。以下、一人の三池ファンとしての感想。 三池監督の最高傑作だと思う。 豪華な俳優人たちが、妖艶な演技をこれでもか!と見せつけてくるし、人は容赦なく死んでゆくし、血は飛ぶ。 この胸をえぐられるような生々しさ。ここが好みが分かれるところだと思うが、生々しさも必要だと思う。世の中キレイ事だけではない。 胸をえぐられる覚悟がある方は是非。[映画館(邦画)] 10点(2011-01-21 20:06:38)(良:1票) 《改行有》

3.  ふがいない僕は空を見た 《ネタバレ》 ただの、ポルノ風邦画かと思いきや、全く違う。 原作の力かもしれないが、人物描写の妙に、唸らされた。 あんずの、不安定さ、短大の頃から不特定多数とSEXしていたことが窺える描写。 姑の、孫を持つ友人を羨む気持ちからくる、土手での会話。 ナチュラル志向の女性が、助産師に向き合って語る場面。 団地に暮らす福田が、主人公母のお弁当を捨てる光景。 店長の前では子供が苦手と言いながら、子供たちに対しては優しく接する田岡。(彼の性癖が明らかになった後で思い返せば、伏線だったのかもしれない) 様々な、リアリティのある描写が印象的。あんず以外にリアリティのある人物描写をされているキャラ(姑・ナチュラル女性・福田・田岡)が、後に物語に深く関わってくるのも、キャラ描写の必然性と物語が結びついていて、納得できる。 主張としては、「産み方なんて関係ない」というものが心に響いた。 どのような妊娠方法で子供を持っても母であるし、どのような出産方法で出産しても母であることには変わりない。 作品中では、あんずは体外受精・人工授精・代理母など様々な方法を使って、母になろうとしている。ナチュラル志向の女性は、病院ではなく「自然に」産みたいというが、帝王切開で産まれても母であることに変わりない。 妊娠方法や出産方法にとらわれなくてもよい、というのが作品のメッセージの一つだと感じた。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-12-01 23:37:56)《改行有》

4.  映画 鈴木先生 テレビドラマ時から好きな作品であり、感想をメモしていたのでそれを元に投稿。 メモ故に断片的な感想になっているかもしれないが、悪しからず。 劇中で主張される、「闇雲に投票率を上げればいいのではない」という考えに賛成。 現代日本でも、選挙の投票率を上げる為に“ネット投票”などが議論されているが、リテラシーの無い層が簡単に投票できるようになるシステムには反対である。ただの人気投票になる恐れがある為。 「厳しく取り締まればいいというものではない」というのも同意。 いい子・教師が扱いやすい子が社会で上手くいかないのは仕方ないのではないか…そういう子達には“面白味”がないから。 かといって社会は、個性がありすぎる、集団から逸脱した子も受け入れない。 今の日本社会が受け入れる人間像が狭すぎるのではないか?とは常々感じている。 教師など上の立場の人間の言うままに動くだけではなく、ある程度の個性は持ちつつも、かといって職場の上司に反抗するほどの個性は要らない…今の日本社会はそういった窮屈な状態にあると感じる。 一定数、社会に受け入れられない(こぼれ落ちてしまう)人間が生まれるのは仕方ないのかもしれない。特に男性は、IQの分布図からもわかるように出来る人と出来ない人の差が激しいので(女性は平均に集中しており、男性の半数は女性平均より低い。しかし天才的な人間は女性より男性に多い)一定数の、学校に適応出来ない人たちが存在するのは仕方ないのでは。 そういう人間をどう活用するのかが大事なのだと思う。昔はそういう人はブルーカラーの仕事に就き、それなりの生活を送れていたが、今は不況でブルーカラーの待遇も変わり、そういう人たちの「行き場」が無くなっていると感じる。 (昔はヤンキー→ブルーカラーと進んだ人たちが今はひきこもりやニートになっているという説も) 日本社会が、女性や障害者といったマイノリティに厳しいのは周知の事実だが、そういった、社会(初期段階では学校)に適応できない子達もマイノリティであり、居場所がないから引きこもるのではないか。 最後に、エンドロールにおいて、あくまでも主役は生徒なんだなーと実感した。 鈴木先生は骨太な学園ドラマであり、社会派ドラマであると感じている。「映画ではなくドラマの延長だ」という批判があるのはわかるが、そういった前評判にとらわれずに内容を吟味して欲しい。[DVD(邦画)] 9点(2013-10-06 19:48:56)《改行有》

5.  アバター(2009) タイタニックのJ・キャメロンが次に挑んだのは3D作品。 "U23D"は一緒に見た友人に「3Dにする必要があったのかわからない」と言われたが、今作は間違いなく3D技術を存分に活かした作品だと言えよう。 3Dな分、普通の映画の1.5倍ぐらい目が疲れた気がするが、2時間半強という長い上映時間は全く苦痛に感じなかった。 これは3Dだからなのではなく、ひとえに作品の出来がよいからだ。 美しい映像、テーマ性のあるストーリーとこの映画の魅力は尽きないが、私が一番惹かれたのはそのストーリーである。 見終わった後にやっと、劇中の「人間は何も学ぼうとはしない」という、先住民が主人公に発していた言葉の意味がわかった。 人間は端っから先住民を見下していて、高圧的な態度で価値観を押し付け、そのくせ彼らの価値観を理解しようとしない。 違う存在同士が理解しあうためには、相手に自分の価値観をわかってもらうことも大事だが、それとともに相手の価値観を受け入れなくてはならない。人間は傲慢さゆえに、そのことにすら気づいていなかったのかもしれない。 冒頭の言葉は、人間は一方的に価値観を押し付けてくるだけで、自分たちの価値観を理解しようとはしない、という先住民たちの呆れにも似たつぶやきだったのではないか。 相手の価値観を無視し、自分たちの利害のみでの侵略というものが、いかに愚かであるかを改めて考えさせられた。 戦い合う場面は、悲痛なほどじっくりと描かれていた。流血などはないが、大事な物たちが壊れていく様が痛いほど胸に迫る。タイタニックでいえば、沈没の場面をじっくりと描いていたように、今作は戦いの場面を痛烈に描くことによって、伝えたいことがここにある、という監督の思いを感じた。 テーマ性はあるが、難解な作りではないので万人に受け入れられる作品になっていると感じた。それもヒットの一因ではないかと思う。 娯楽作品でありつつ、反戦映画でもある作品。[映画館(字幕)] 9点(2011-01-27 16:28:49)(良:1票) 《改行有》

6.  ビッグ・フィッシュ 幻想的な世界観がよい。 ティムバートンの父親に対する想いが表れている作品だというが、そんなこと関係なしに1つの映画としてよい。 ファンタジーで泣きたい人におすすめ。 [映画館(字幕)] 9点(2011-01-21 20:26:14)(良:1票) 《改行有》

7.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 大好きな映画。 音楽に合わせて踊る、少し不気味なジャックが愛おしい。 この時代にこのクオリティの作品を作ったのは凄い。 [DVD(字幕)] 9点(2011-01-21 20:23:16)(良:1票) 《改行有》

8.  ターミナル 最初から最後まで隙が無く、よく出来ている作品。 理不尽な境遇に陥った主人公が、その場所=空港で頑張って生活していく様に涙を誘われる。 ストーリーの運び方も心地よい。大好きな映画。 [映画館(字幕)] 9点(2011-01-21 19:48:51)(良:1票) 《改行有》

9.  海の上のピアニスト サントラを買ったほど、音楽が良い。 主人公の1900がものすごく愛おしく、それ故に彼のとった行動には涙が止まらなかった。 グランドピアノが回転しながらホールを滑ってゆくシーンは圧巻。 このシーン以外にも、心に響くシーンがたくさんある。 ストーリーもだが、音楽もよいので多くの人に見て欲しい作品。 [DVD(字幕)] 9点(2011-01-21 19:45:55)(良:1票) 《改行有》

10.  リップヴァンウィンクルの花嫁 《ネタバレ》 岩井俊二作品に漂う空気感は健在で気持ちよいが、少し長いのがネック。 必然性のある長さならいいのだけれども…少なくとも物語としては3時間も必要ない。  まぁ、この人の空気を表現しようとしたら長くなるのは仕方がないか。 当て書きだと思われるキャスト・脚本の一致が良かった。 ぼーっとしていて世間知らずで主体性のない主人公に黒木華。 心が壊れているのか、人の痛みより自らの利益を優先してそれに罪悪感を感じない男に綾野剛。 恵まれない家庭で育ち、自分を大事にすることができない女性にcocco…と、キャストのイメージに近い役柄。 雰囲気を味わう作品であって、物語として大きなテーマはない(ように感じる)が、私が感じたのは 「みんな自分の価値観でしか物事を見ていないんだなー」ということ。 自分に不利になるようなことをした相手だと知らないまま、主人公が綾野剛演じる男に感謝を表現するシーンが 印象的だった。 劇場ならまだしも、DVDで3時間集中するのは難しいので、劇場で見たかったなーと思う。(そもそも公開されていない地域[DVD(邦画)] 8点(2016-12-29 15:28:37)《改行有》

11.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 公開3日目に見たが、今更覚え書き。 以前の作品から一貫して映像美は、素晴らしい。今作を一言で言うならずるい作品。 ・難しいシーンは描いていない(ヒロインが父親と対峙する場面や、お風呂など瀧がヒロインの体に興味を持つ場面は無し ・入れ替わりは設定として許容できても、なぜ「逢魔が時」になると時間軸が違う2人が出会うことができるのか、説明が弱い 良くも悪くも万人向けの「いいとこどり」な作品。ただ、自主映画出身の監督がここまでヒットを飛ばせるという可能性を 見せてくれたのは、いいことだと思う。 昔から監督のファンをしていた身としては少し寂しいが、また以前のようなクセのある作品を作れる機会(資金と知名度)を得られたのなら、この作品のヒットにも意味があると感じる(笑)[映画館(邦画)] 8点(2016-10-08 07:52:21)《改行有》

12.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 表面上は日本賛美な映画。自衛隊や政府機関が協力しているから、仕方ないといえる。 しかし、少しでも考える頭のある人なら、その奥に、徹底した文書主義の非効率さやそれ故に有事の際の対応が 後手に回ること、戦後70年以上経っても日本は事実上アメリカの属国だという現実、自衛隊はいつでも戦闘ができる体勢にあるという怖さ、日米安保の欺瞞などの様々な問題提起を感じ取ることができるであろう。 後半の総力戦はとってつけた美談であり、現実はあのような状況になった場合、日本はアメリカ主導の国連の要求を呑み 核を落とされるであろう、そういった今の日本の立場の危うさと外交手腕の拙さも示唆されている。 日本人は性善説で外交をし、他国は性悪説で外交をしているから日本の外交は上手くいかないのだと良く言われるが、 それを端的に現していたのが、スパコンを並列させる要請を海外に出したときの場面。 相手方の返答は「他国に情報を盗まれるから嫌だ」というもの。恐らくこれが、国際社会で先進国として生き延びるために 必要な外交手腕なのだろう。しかし日本の外交にはそういった面が足りない。 主人公が立案した作戦が上手くいかないと美談に持って行けないので、「人を信じましょう」と綺麗事を言う人物が登場し スパコンの並列は許可されるが、現実的には、こういった状況で協力を得るのは難しいであろう。 他にも、自衛隊の武器の多様さ(全面協力の下、なのだから前半の美談ではない総力戦に登場する武器は、全て現実に存在するものなのであろう)や、女性政治家の少なさ、前例やマニュアルが無いと何も出来ず、全て文書で管理するために分厚いチューブファイルを持って動き回る官僚達など、現在の日本の問題点を描いていた。 ただ、これほどまでに風刺に満ちた作品でも、「天皇」について描かれていないのは、少しもどかしい。(天皇について触れるシーンは皆無) 全体的には、よくできた社会派作品だと感じるが、表面上だけ見て、「日本は凄い!日本人で良かった!」というような 人もいるかもしれない。そういった意味で、相手の思考レベルを測るリトマス紙的な使い方もできる作品。[映画館(邦画)] 8点(2016-08-04 12:18:12)(良:2票) 《改行有》

13.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 久しぶりに2回連続で見た作品。(翌日にもう1度鑑賞) 映像美、構成の上手さでファンタジー作品としても楽しめるが、物語に隠された真実を知ってからはより一層深みが出て、 2回3回と見たくなる。 どんでん返しや叙述トリック作品であっても必ずしも2回見たいと思わないのはなぜか、複数回の鑑賞に耐えうる作品とそうではない作品の違いとは何か、など考えさせられた。[DVD(字幕)] 8点(2015-09-17 21:07:26)《改行有》

14.  ザ・イースト 《ネタバレ》 日本も他人事ではない、「金のために倫理観を捨てる」行き過ぎた資本主義社会についての問題提起。 原発、薬害、公害…環境や人体に被害があるとわかっていても、儲かるからという理由だけで見逃される現実。 資本主義が行き過ぎたアメリカやそれに追随する日本には、現実的な問題としてこのような事態がある。 ただ単にドキュメンタリーで被害を訴えるより、こういったサスペンス調のエンターテイメントにして 問題提起をしようと考えた、主演も脚本も努めるブリット・マーリングは凄い。 というか、あれだけ美人なのに脚本を考える頭まであるなんて、ずるい(笑 中盤、彼女が金の眉と青い目で映っている箇所があり、それが素で、潜入中は眉を暗めに書いて、カラコン入れてるのかな… とか気になった。 ラストは少しぶつ切りというか、もう少し本編内で決着をつけて欲しかったかも。 エンドロールと共に流れる映像は、少し安直な結末かな…と。[DVD(字幕)] 8点(2015-08-13 16:36:32)《改行有》

15.  あなたを抱きしめる日まで 《ネタバレ》 久しぶりに良い作品に出会い、思い入れが強いせいでなかなかレビューを書けず、放置していたらメモが消えてしまった(笑 印象的だった部分を箇条書きで。 ・「幸せな人生に宗教は要らない」というような台詞。恵まれた人生を送ってきた主人公(男)だから言えるのか、知性があるから言えるのか… 恵まれない人や、知性の無い人々にとって宗教が拠り所になっているのは事実だと思うが、それすらも否定するのか…? ・主人公(老婆)は下流出身のおばあちゃん。低俗な本を読み、低俗なテレビ番組を見、宗教を盲信している…そんな下層で生きてきた主人公(老婆)と上層に属する主人公(男)との絡みは、面白くもあり問題提起でもある ・そんな下層のおばあちゃんであっても、ゲイ(や同性愛)に対する偏見はない。すんなりと、受け入れてしまう。日本という国がいかに遅れているのか、実感させられた ・おばあちゃんが何度も言う、「私の元に生まれていたらここまで上り詰められなかった」というような台詞。 実際、同じ才能(能力)を持っていても、どこに生まれるかによってその才能を活かしきれるか(伸ばせるか)は違ってくる… 実の親の元で育つのが一番だったと思いたいが、その場合、息子は高い地位に就くことはなかった(才能を活かしきれなかった)であろうことを考えると、何が幸せなのかはわからない(高い地位に就くことが幸せだとも限らないが…) ・宗教というすべてを許されるような権力を持ってして、子供をとりあげて働かせるのは、客観的に見れば「人身売買」で「奴隷労働」であるが、当事者が宗教を盲信しているとそれは罪にならない… 宗教という存在の絶対的な力とそれ故の怖さを感じた 宗教、同性愛、下層と上層(生まれによる違い)など、短い中に様々な問題提議が詰め込まれた、良作の社会派ドラマであった。[DVD(字幕)] 8点(2015-08-03 20:48:04)《改行有》

16.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 好きとか嫌いとかの前に、客観的によくできた作品だなーと。 無駄がなく、演出が巧み。感動する云々の前に、作品の質に唸らされた(笑) 障害児、同性愛といったテーマに感情移入しづらく、一歩引いて見たかも。 感情移入して見ても、引いた目線で見ても楽しめる作品は、傑作。 あ、一番のテーマは「法が幸せを奪うことがある」ってことだと思います。 法や制度は本来、人を守る為にあるのに、それが上手く機能せず、本人たちが望んでいるにも関わらず(作中なら、マルコは2人と暮らしたがっているし、2人はマルコの親でいたい)「法」によって勝手に望まない状態にされる、理不尽さを描いてるんだと思う。 だからこそ、最後、「法」に関わった人たちに、マルコ死亡の記事が送られるんだろうし…。 同性愛・障害児というテーマを扱いながら、実は法や制度の残酷さ、が一番のテーマなんじゃないかと感じた。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-12-10 22:44:14)(良:3票) 《改行有》

17.  青い鳥(2008) 洋画のような、邦画という印象。 問題のあるクラスに、少し変わった先生がやってきて、変化を与える…というのは洋画でよく見るテーマ。(この作品は原作があるようだが) その先生の行動が、観客の予想を超えていくというのも洋画っぽい(邦画では、善人型主人公が突飛な行動をするというのは少ない) 演出も良いと思うが、阿部寛と本郷奏多の2人が良かった。良いキャストに恵まれたことが成功の要因だと思う。[DVD(邦画)] 8点(2014-11-30 19:09:56)《改行有》

18.  デッドマン・ウォーキング これほどまでに中立を保った作品に感服。 反対・賛成、どちらに偏った作品も作るのは簡単だと思うが、間に立って 問題提起する作品は少ないと思う。 死刑囚マシューに対して同情もできないが憎むこともできない、その作りが妙。 同情しそうになるような場面では、彼がやったことの残虐さを思い出させる回想を入れ、 観客がマシューに肩入れしすぎないように作っている。 自分がもし、死刑制度に賛成か反対かというディスカッションをさせたいなら この映画を見せるだろうなー。 見終わって、賛成と言う人も居れば反対と言う人も居るであろう、良くできた問題提起作品。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-02-20 21:32:14)《改行有》

19.  ニューヨークの恋人(2001) 《ネタバレ》 凄く好きな映画。典型的なアメリカ人女性(に見える)メグ・ライアンとヒュー・ジャックマンというキャスティングが良い。メグはブロンドで青い目、白すぎる歯…と日本人のイメージ通りなアメリカ人女性。 「恋をしなければいけないと思わされてるのかも」というような、ロマンティックラブイデオロギーを考えさせられる発言、仕事をやる意味とは、広告は大衆を騙すのが仕事なのか…などなど色々と考えさせられる要素も多々。 あと、アジア人、黒人、白人…と全ての人種が出てくることに優しさを感じた。「飛び降りなければならない」という台詞が行動とリンクするのもGOOD. 脚本、キャスト共に良くできた秀作。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-25 21:52:37)《改行有》

20.  水曜日のエミリア 現在の関係を通じて過去の関係を整理する、というのがリアルで感動できた。 女性向けだと思うので、ここでは評価低めだが他サイトでは高評価。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-25 21:41:06)(良:1票) 《改行有》

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