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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 『ALLWAYS 三丁目の夕日』の大ヒットを受け、昭和がブームになった。誰もが古き良き時代を懐かしみ、昭和を扱ったテレビ番組は好視聴率を記録し、展覧会などもさかんに開催された。私は思春期まっただ中にこの空気を体感し、昭和はそんなにいい時代だったのか、と思ったものだった。しかし、昭和には負の側面もたくさんあったのだ。戦後に絞っても、公害、冷戦、イデオロギーの暴走など、忘れてはならない事象がたくさんあった。しかし、昭和ブームはこれらを忘れさせ、架空の「昭和」に人々を誘った。オトナ帝国は2000年代中盤に実在したのだ。年々少年犯罪が増えているとコメンテーターは語った。しかし、戦前の少年犯罪は常軌を逸したものが多数あり、今よりもはるかに治安は悪かったのだ。郷愁は負の側面を忘れさせる。まさか子供向けアニメがこのことを題材にしていたとは知らなかった。どことなく「架空の懐かしさの雰囲気」をまとうスタジオジブリ作品への抵抗も込められていたのかもしれない。クレヨンしんちゃんらしいギャグの数々に笑い、ひろしが見た回想に泣いた。子供たちが抱く不安、無邪気な時代に帰りたいという大人の抑圧された願望の両方がわかる20代前半を生きる私だからこそ湧き上がる感情というものにすっかりやられてしまった。音楽もいいし、明言も多いし、素晴らしい映画だと思う。無性に「翳りゆく部屋」が聞きたくなった。[インターネット(字幕)] 9点(2016-05-03 02:06:18)(良:1票)

2.  トレーニング デイ 《ネタバレ》 素晴らしいの一言。これほど多くの出来事がたった1日の間に起きているなんて。時間経過を忘れさせるテンポの良さには敬服する。デンゼル・ワシントンがノリノリで悪役を演じ、イーサン・ホークを楽しみながら翻弄しつつ悪態をつく姿はもはや微笑ましい。デンゼル・ワシントンのインパクトがあまりに強すぎるために彼の演技を見る映画だと勘違いされそうなものだが、実はイーサン・ホークの通過儀礼を追いかけた映画だ。デンゼル・ワシントンの甘い罠に引っかかり続けた結果、この日の朝と夜では全くの別人に変わってしまう。彼の今後を予想することを拒否するような終わり方も良い。彼らの関係は『その男、凶暴につき』のビートたけしと芦川誠のそれに似ている。[インターネット(字幕)] 9点(2016-02-25 13:50:38)

3.  リアリズムの宿 《ネタバレ》 世界観がたまらなく好き。会話や編集の間がツボにズバズバハマったし、無言の力を思い知らされました。けだるい音楽もよし。二人の間の不協和音をぶち壊したリアリズムの宿、布団で交わした会話、ラストシーンの味わい。この映画を見終えた時の快感が未だに心に住み着いています。[DVD(字幕)] 9点(2016-02-11 03:07:01)

4.  ゴースト・オブ・マーズ 《ネタバレ》 公開当時は全然ヒットしなくて、2週間で上映打ち切りになったらしい。えー、面白いじゃん。強くておっぱいが大きくて美人な主人公が『マッドマックス2』な野郎どもと激闘を繰り広げる!幽霊に乗っ取られるかスプラッターとして100点の死に方をする仲間たちへの感傷いっさいなしの潔さ。さすがカーペンター、余計なものは徹底的に排除するクールな姿勢がカッコいい!最終的には凶悪犯と主人公が仲良くなっちゃって、男らしさを全面に押し出すラスト。サムズアップ!一応主人公は麻薬の常習犯だから、もしかすると信頼できない語り手なのかな?脚を大怪我したのに平然と歩いてるのはひょっとして証言が嘘だから?自作自演だからなのか〜?と思わせといて全部本当だよ!と言わんばかりに登場するアイス・キューブ。良いぞ!潔いぞ![映画館(字幕)] 9点(2015-05-03 07:36:24)(良:1票)

5.  ライブテープ 《ネタバレ》 とても楽しめた。70分があっという間でした。前野健太の曲が素晴らしい!とは思いませんでした(Sad Song以降の曲は良かった)けど、前野が胡弓使いと出会ってから瞬きすらできなくなってしまった。これはミュージカルじゃないか!と気づいたのです。路上パフォーマンスのライブテープであるという以上に、即興ミュージカルであるという点に心を奪われました。最初に胡弓使いが画面に登場した時、これはハプニングなのか?と思ってしまった。実際は演出だったわけですが、画面に登場する全ての人物たちも演出なのかもしれないと思い込まされてしまったわけです。インコースにストレートを2球続けられた後の外角球には手が出ないのと似た感じ。インコースを強烈に意識させられてしまったわけです。平気な顔で画面を横切る人、撮影を意識してニヤける子供、前野のギターにぶつかってくる通行人、その全てが演出かもしれない。あの日あの瞬間でなければ記録できなかった、刹那的なドキュメンタリー。撮影の近藤龍人の緩急のついた撮影も良い…『東京の空』でのカメラ回しはエンディングに相応しい。[映画館(邦画)] 9点(2015-04-12 08:37:06)

6.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 めちゃくちゃ面白かったです。アスカが登場し、前半が日常パートだったのでシンジ、レイ、アスカの背景や心境の変化が丁寧に描かれており、中盤から続く最悪の展開により重みを増していました。「博士の異常な愛情」風のディストピア音楽演出もシーンの絶望感をガッツリ増し。何よりも興奮したのは戦争シーンの臨場感と迫力です。『序』は戦闘シーンが不満だったので、大満足しました。シンジが心境を表に出すようになったことでラストの戦闘シーンがより熱くなっていて素晴らしい。TVシリーズも見てみたくなりました。『Q』はあまり評判が良くないので不安ですが、ここまで見たのですからシリーズの最後まで見届けます。[DVD(邦画)] 9点(2014-08-06 21:41:59)

7.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 やっぱりチビ監督・ハゲ主演・デブ助演の三馬鹿コンビは最高です。エドガー・ライト並びにサイモン・ペグの脚本は洒落が効いていて素晴らしい。どうでもいいセリフをクライマックスの決め台詞にしてきたり、最後の最後でギャグにする。ギャグにもならないくだらん行動もここぞで重要な役割を果たしてくれる。小気味いいですよ。 アクションはハリウッドの警察もののオマージュで、大味ながらもしっかりと楽しめました。エンジェル警官がクライマックスの行動に出る動機がバッドボーイズって。しかも2バッドかよ!というツッコミも出来て楽しい。バディムービーとしても完璧でしょう。穴が見当たりませんでした。最初から最後までテンション上がりっぱなしでした。 コメディとしてもアクションとしてもバディムービーとしても100点満点の映画なのにファンからの著名でようやく劇場公開になったり、TSUTAYAで発掘良品扱いになったりするあたり、どうにかならないのかよ!?カップル向け映画ばっかり劇場でやってもつまらんよ!と憤りを感じます。もう日本映画界の体制は変わりそうにないので、映画館のかわりに別のところにでも行きますかね。パブとか。[DVD(字幕)] 9点(2013-09-26 17:09:17)(良:1票) 《改行有》

8.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 最初に見た時と同じ感想を持ちました。話はよくわからん。でも画面に映っているものすべてに心を躍らされた。キャラクターの魅力で言えば千と千尋の神隠し以上に優れた映画はないでしょう。アニメの妙です。子供の頃の冒険は、実は大人にとっては大したことではなく、豚から人間に戻してもらった両親は当然ながら何も覚えていません。でも、ちゃんと自分は成長しているのです。ハクとの出会い、神の世界に迷い込んだことで成長した千尋は、転校前の生活に思いを馳せることはもう無いでしょう。恋と失恋のようなものを同時に味わって、両親以上に大人になったのです。こういう話ならいくらでもアプローチはあっただろうに、あえて売春と絡めてくるあたり、宮崎駿は恐ろしいですね。カオナシは宮崎駿そのものだと言われても仕方がない。[DVD(邦画)] 9点(2013-08-28 14:42:53)

9.  リトル・ランボーズ 《ネタバレ》 ランボー大好き少年二人が自主制作映画を撮ろうなんていう映画を見せられたらですよ、これは号泣でしょう。二人のランボー好きという設定だけでガッツリ感情移入できてしまうんですよ。こいつらはランボーの息子であり、俺の弟なんだ!ってことです。そんな二人の健気な努力、挫折、友情の危機、からの大団円。たまりません。よく頑張ったな弟よ!同志よ!親友よ![DVD(字幕)] 9点(2013-08-24 23:27:44)

10.  グラン・トリノ 映画を見るようになった頃に見ました。イーストウッド初体験でした。下調べでイーストウッドの集大成的映画だと知っていて見たのですが、過去作を見ていない自分でも映画はあまりにも面白く、こう思いました。このジジイ、只者じゃない。沢山のイーストウッド主演作・監督作を見てからもう一度グラン・トリノを見ると、数々の名シーンが脳裏に浮かんできて、イーストウッドのキャリアをダイジェストで見ているような感覚になりました。いい映画体験をさせていただきました。イーストウッドの身になにかあったとき、もう一度見ます。[DVD(字幕)] 9点(2013-08-17 01:00:42)(良:1票)

11.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 傑作。子供向けアニメとして無視していい部分(タイムスリップの描写など)は徹底的に無視して、映画を見る上で欠かせない細部(戦闘形式など)はみっちり調べて完璧に表現するという姿勢に乾杯!これがこの映画の魅力を何倍にも増幅させていると思う。[インターネット(字幕)] 8点(2016-05-31 00:56:30)

12.  M:i:III 《ネタバレ》 もううさんくさいイーサン・ハントはいないんだ!スローモーションの無駄遣いもないんだ!チームワークで任務を遂行する「スパイ大作戦」のイーサン・ハントが戻ってきたぞー!というわけで大好きな映画です。オープニングの音楽からしてダメダメだった『2』をなかったコトにする気まんまんで、『1』、そしてドラマ版へ原点回帰するぞ!という意志が感じられてサムズアップ。現役復帰する動機がやや弱いけど、アクションはシリーズ史上最高にかっこいいし、なによりもチームワーク感にしびれた。一番のお気に入りはイーサンがラビッドフットを盗みに入ったのにその過程を一切見せず、仲間が彼の生還を祈るしかない様子を見せる演出です。ここで観客と仲間たちの距離を一気に近づけ、のちの展開にのめり込めるようになっているんですよ。素晴らしい!エイブラムスのことを過大評価野郎とか思ってたけど、撤回します。やるじゃん![インターネット(字幕)] 8点(2015-08-08 01:58:45)

13.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 青春映画では一番好き。5本の指に入るほど好きなシーンがあります。ペ・ドゥナの妄想MCです。このシーンを見て心を持って行かれない人がいるのでしょうか?おそらくこれまでの人生でほとんど目立つことがなかった女の子が、誰も居ない体育館で妄想をぶちまけるんです。たまらんですよ。青春の匂いがプンプン漂ってきて、一瞬だけ拒否反応を起こしてしまうんですが、妄想MCが終わる頃にはトリップ状態です。たまらんですね。この映画のもうひとついいところは、主要メンバーがそれほど仲良くならないこと。後日談ですが、ペ・ドゥナが韓国へ帰る時、見送りに来たのは香椎由宇だけだったとか。これはあくまで映画の後日談ですよ。そのくらいの距離感の4人が頑張ってるというのが、青春っぽくていいじゃないですか。[DVD(邦画)] 8点(2014-06-22 04:34:33)(良:2票)

14.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 マイケル・ムーアの映画を見ていて毎度驚かされるのはその行動力。事柄を映画として盛り上げ、より面白くさせるための行動力は世界一なんじゃなかろうか。取り上げる題材への皮肉を聞かせた勝利を毎回勝ち取っています。今作はウォルマート相手に戦争を仕掛け見事勝利するわけですが、その痛快さたるやとてつもない。ラストの対チャールトン・ヘストン戦のスッキリしない決着も映画としてとてもいい余韻を残しています。娯楽的な面と娯楽的な面を併せ持つドキュメンタリー映画の傑作だと思います。[地上波(字幕)] 8点(2013-10-10 01:45:59)

15.  ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー 《ネタバレ》 1作目より遥かに面白いじゃないですか!ケタ違いの面白さでしたよ。悪魔の主人公を通して人間の愚かさを浮き彫りにして、さらにエルフの視点からそれを批判し、最後に人間だけが持つ素晴らしさを賞賛してみせました。圧倒的な映像美と世界観と共に。ヘルボーイは相変わらず不器用な男でしたが、目に見える形で成長を遂げ、リズとの明るい将来を見せて終わったのです。続編は無くていいと思います。デル・トロは狂気の山脈にての映画化に燃えているようですから、そちらに集中していただければと。きっと素晴らしい映画になるでしょう。もしヘルボーイの続編を作るのなら、別の監督に頼んではどうでしょう。当作でヘルボーイは行きつくところまで行ってしまいましたので、デル・トロでは厳しいでしょう。だからといって、適任者は見つかりませんけど。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-30 14:31:17)

16.  グラインドハウス(U.S.A.バージョン) 《ネタバレ》 念願かなってようやくグラインドハウスのUSAバージョンを劇場で見ることができました。プラネット・テラーとデス・プルーフはレンタルでそれぞれ見ていますが、このバージョンのほうが見やすいし、とても楽しかった。バカバカしくもリアリティのある予告編が良いスパイスになってました。探索で見たときはプラネット・テラーのほうがバカバカしくて楽しめたのですが、USAバージョンで見ると断然デス・プルーフのほうが良かったですね。前戯が長すぎてあくびが出ましたが。中盤の目が覚める笑っちゃうほどの残酷なシーンでグッと映画に引きつけられ、そこからまた長ーい前戯が始まるわけですが、飲食店内で駄弁る4人の背後にちらっと映り込むカート・ラッセルのタイミングや、スタントウーマンの揉め事などは前半パートの4人の会話よりも断然魅力的でした。カーチェイスシーンも大迫力で最高でしたし、オチも流石!って感じで、文句なし。いい映画体験が出来ました。二人にはまたこういうバカをやってほしいです。こんどこそ興行収入が奮うことを願っています。[映画館(字幕)] 8点(2013-09-01 19:35:10)(良:1票)

17.  スーパーバッド 童貞ウォーズ 《ネタバレ》 クリスマス・イブの夜にたった一人でこの映画を見たのはいい思い出です。爽やかなクリスマスからは遠く離れた、言ってしまえば下品さが目立つ映画ですが、それが最高に面白いんだからいいんです。下品なだけで終わらずに、切ないオチがついてるのもいいんです。エンドロールの潔さは映画史に残りますね。残ってしまったという方が正しいのか… 僕はこの映画で初めてマイケル・セラ、ジョナ・ヒル、エマ・ストーンの存在を知り、3人の大ファンになってしまいました。そういう意味でも、いい思い出です。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-24 23:55:02)

18.  ショーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 笑いと恐怖は表裏です。この映画では笑いと恐怖が一心同体で、爆笑シーンもよく考えたら怖いし、怖さを感じるシーンももう一度見れば笑えるのです。なんてよくできた映画なんだろう、イギリスの三バカトリオすげえな!と思いました。主人公が気づかないうちにどんどん町が異様な雰囲気に変わっていく一連のシーンは最高にスリリングだし、クイーンの曲がかかるシーンなんか、腹がよじれるかと思った。オチも最高。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-24 23:34:31)(良:1票)

19.  チョコレート・ファイター とってつけたようなストーリーですが、主人公に魅力がありすぎます。萌え死ぬし、燃え死にます。アクション映画にブルース・リーが乗り移った美少女が出ていて、衝撃的なアクションを披露していたら、それはもう高得点ですよね。阿部ちゃんも無駄にカッコいいし、続編が楽しみだったんですが…ヤーニンちゃんの映画界復活を心待ちにしています。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-16 14:48:32)

20.  東京ゴッドファーザーズ 念願かなってようやく見ることができましたが、本当に面白かった。ご都合主義的展開を心底嫌悪している人は受け付けないストーリーでしょうが、ご都合主義を納得させるプロットはお見事。鑑賞後、多幸感に包まれました。[DVD(邦画)] 8点(2013-08-02 14:39:48)

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