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まぼろし - R&Aさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 まぼろし
レビュワー R&Aさん
点数 5点
投稿日時 2007-11-19 14:34:12
変更日時 2007-11-19 14:34:12
レビュー内容
冒頭、なにげない夫婦の立ち振る舞いが延々と映され続けるが、これから何かが起こりうる雰囲気が充満している。それは夫が薪を拾いに森に行き、朽ちた木をひっくり返したときに見た蟻の描写といったあからさまな予感めいたもののせいではなく、もっとそれ以前の、例えば別荘に着いたときの、あるいはもっと前の別荘に向かう途中の休憩所での夫の覇気の無さからなのか、それともまるでその覇気の無さに気づかないでいるかのような妻の優しい言葉の数々がそう思わせるのか。とにかくこのミヒャエル・ハネケの映画を彷彿とさせる冒頭数十分に引き込まれる。しかしこの冒頭の異様な緊張感に比べるとその後の展開の実に淡々とした進み方はどうにも期待を裏切られたような気がしてならない。我々にとっての「まぼろし」である夫があまりにも実態を伴っているのは妻にとっては「現実」だから。友人の紹介で引き合わされた男が「重みがない」のは妻にとっては現実が「まぼろし」だからなのだろう。そのあたりはまだ面白かったのですが、夫のことをよく知らなかったという薬のエピソードとか夫の母親との会話とか、救助隊の若い男の再登場とかが入ることで観客のこの作品の捉え方、感じ方をわざと錯乱させているように感じる。そして答も霞ませる。なんかずるいなあ。
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