みんなのシネマレビュー
スキン・ゲーム - 鱗歌さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 スキン・ゲーム
レビュワー 鱗歌さん
点数 7点
投稿日時 2025-01-26 08:24:16
変更日時 2025-01-26 08:24:16
レビュー内容
観客にカメラの存在を感じさせちゃいけない、と言ったのは、後年の黒澤明でしたっけ、それとも誰でしたっけ?
ヒッチコックという人はその真逆を考えてたんじゃないか、と思えるほど、彼の作品ではカメラがその存在をやたらアピールしてきますが、実際のところ、私みたいな万年「映画初心者」などにしてみれば、映画見てるうちにカメラの存在なんていともたやすく忘れさってしまうもんで、こうやって多少、大袈裟な演出を入れ込んでくれると、それはそれで、見る楽しみの一つとなるもんです。
とは言っても、のべつ幕なしに奇抜なことをやってる訳ではなく、あくまで、要所要所。短すぎるかと思うほどのショットを積み重ねてみたり。あるいはあの、オッサンの顔の幻が何度も目の前に高速に迫ってくる場面なんて、これはもう完全にホラーです。はたまた、中盤の競売のシーン。ここが見せ場とばかり、このシーンにたっぷり尺を割いており、競売人視線のカメラなども交えつつ、しっかりと緊張感を持続させます。
ただ、この競売シーンが大きなクライマックスとなっている割に、映画の進行の中でその時間帯が比較的早く、物語のバランスとしてどうなのかな、という気はいたします。
名家同士の土地の奪い合い、騙し合いのオハナシですが、そこに複雑な人間関係も絡んでくるので、このような構成になっている訳で、映画としてはサスペンス風に作られていますが、物語としてはたぶんこれは、サスペンスではなくって一種の社会風刺を交えた悲劇。逆に言うと、このサスペンスとしてはいささか弱いオハナシを、いかにサスペンスに仕立て上げるか。
怯えた女性の表情、ってのはやっぱりここでも、有効ですね。
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-06-1510ミニッツ・アフター75.16点
2025-06-14子連れ狼 死に風に向う乳母車77.60点
2025-06-14マークスマン(2021)76.66点
2025-06-14ヴィレッジ(2004)86.07点
2025-06-08子連れ狼 三途の川の乳母車66.00点
2025-06-08ブラック・フォン66.41点
2025-06-08ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング87.25点
2025-06-01ドアマン65.66点
2025-06-01ヴェンジェンス86.50点
2025-05-3135565.30点
スキン・ゲームのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS