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タイトル名 |
名探偵コナン 紺青の拳 |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2025-05-06 08:46:36 |
変更日時 |
2025-05-06 08:46:36 |
レビュー内容 |
これは、面白かったです。 だいぶ無理やり感はあるんですけどね。なんで舞台をシンガポールにしたのやら、字幕のセリフがたびたび登場して、あまり子供には優しくない構成になっているし、常連のキャラを物語に登場させるのも一苦労、殆ど登場しない、あるいは全く登場しないキャラもいる(目暮さん・・・)。それどころか肝心のコナンすらあわや登場し損ねるところを無理やりカルロスゴーン方式(?)で出国させることに。 という、無理やり感がある上に、さらに、怪盗キッドによる宝石強奪と、殺人事件にまつわるフーダニットとが並行して描かれ、ゴチャついた感じはあります。もしかしたら、「コナン映画」には向いていない題材なのかも??? しかし、それを変にまとめようとせず、無理やり感のまま突っ走っていけば、結構、作品は面白くなったりするもんです。どこか無造作に思われるように(実際はちゃんと考えて脚本を書いているだろうけど)エピソードを配置していって、そのままバタバタとクライマックスのスペクタクルへとなだれ込んでいく。いよいよここに無理やり感も極まれり、ですが、作品の持つこの勢い、悪くないです。 夕方から夜への時間の推移とかも描かれていて、こういうのも、変化を感じさせ、いいなあ、と。 |
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