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ジョン・ウィック:コンセクエンス - 鱗歌さんのレビュー
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タイトル名 ジョン・ウィック:コンセクエンス
レビュワー 鱗歌さん
点数 7点
投稿日時 2025-05-24 12:00:30
変更日時 2025-05-24 12:00:30
レビュー内容
はい、どっからどう見ても明らかに「やり過ぎ」、ですね。撮る方、演る方、見る方、皆さまお疲れさまでした。
ここまで無数の敵と連続して戦い続けて、無事な訳がないし体力が持つ訳もないし。要するに「リアルな戦い」をリアリティそっちのけで繰り広げまくっていて、これはもはや一種のダンスなんですね。死の舞踏。って前作でも書いた気がするけど。
正直、ここまでやられると、感覚がマヒしてきます。同じことばかりをひたすら繰り返しているような。そのワザ、さっきも見たよ、と。
それに、画面上で繰り広げられるこれらの動きはおそらく徹底的に計算され、整合が取られているんだろうけれども、「きっとそうなんだろう」と思うだけであって、画面は完全にインフレーションを起こしており、物理的なツジツマがあってるんだかあってないんだか、もうさっぱりわからない。ただ、なんだかここまで来ると、人間の動きを見ているというより、コンピュータゲームを見てるみたいでもあり。
しかしそれでもなお、この作品は、この「やり過ぎ」を敢行します。やり過ぎてナンボ、インフレ起こしてナンボ。「思ったよりアクションが少なかったなあ」とだけは絶対に言わせない、まさに満腹確約、といったところですが、やり過ぎた先にこそ、初めて見えてくるものもある訳で。
もちろん、ただ無節操に同じことだけを繰り返しているんじゃなくって、ガラスが砕けることで(一応は)銃弾が飛び交ってます、というアクセントをつけ、また、いったん戦いが終われば、次の闘いではシチュエーションを変え、映画に変化を加えてくる。その行きつく先に待ち構えるのが、あの階段での死闘。
とって付けたように階段を転がり落ち、とって付けたように疲労困憊する、んですけど、もうそれで、いいじゃないですか。アクション映画における階段は、転がり落ちるためにこそある、という訳で。
ここに至るまでにさんざん「やり過ぎ」たからこそ、クライマックスの決闘がどちらかというと静的なものであっても、ぜーんぜん不満はありません。アクションはもう充分見たしね。こんな気分にさせてくれる映画、他にありますか?
ただ・・・背景のCGの光景が、ちょっと薄っぺらく感じてしまうのは、これは残念でした。
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