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ローリング・サンダー(1977) - 鱗歌さんのレビュー
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タイトル名 ローリング・サンダー(1977)
レビュワー 鱗歌さん
点数 8点
投稿日時 2013-09-29 08:34:24
変更日時 2013-09-29 08:34:24
レビュー内容
『タクシー・ドライバー』って、ホント、出来過ぎというか、とにかくキザな映画ですよね。いっそああいう映画を嫌いになれれば、と思わんでもないけれど、やっぱりあの作品には逆らえない(笑う)。さて同じくポール・シュレイダーが脚本を書いた本作、『タクシー・ドライバー』の二番煎じみたいな扱いですが、あちらのトラヴィスが最後はウルトラマンに変身したのに対し、こちらの主人公は、フック船長になります。最後に待ち受ける狂気の大殺戮は共通ですが、一応の体裁は復讐譚である本作、まあ、ナンボかは正常と言えましょうかね。しかしここには、復讐譚らしい“怒り”は存在していません。ベトナムから帰還した主人公に対し、『ランボー』のような周囲からの攻撃もある訳ではなく、戦場から持ち帰った「狂気」を内に秘めた主人公が、あえて自らを疎外者の立場におきながら、粛々と復讐の道を進む姿が描かれます。一方で、彼に関心を寄せるオネーチャンがいて、主人公とはまるで異なる人生を歩んできたとは言え、彼女もまた、親から鼻つまみ者の扱いを受けてきた疎外者のひとりであり、銃をぶっぱなして怒りを爆発させることで、主人公と通じ合う。そして復讐という戦場に戻っていった主人公、オネーチャンは警察に通報しようとして、それをやめるのは、彼女もまた心に傷を負った者として、主人公を理解した、ということなのか。……うーん、何だか本作も、充分、キザではないですか。素晴らしい(笑)。
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