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早春(1956) - 鱗歌さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 早春(1956)
レビュワー 鱗歌さん
点数 9点
投稿日時 2018-10-14 16:17:19
変更日時 2018-10-14 16:17:19
レビュー内容
戦後の復興という、おおきな社会の変化が背景にあって。
池部良演じる主人公は大会社に勤めていて、まさに戦後、新しく構築されつつある秩序の世界。若い社員たちが集まって休日にピクニックにいったりするのがいかにも現代感覚。その一方で、戦後まだ10年ちょっとという時代、主人公は従軍経験があって、戦友仲間という、一種旧時代的な人間関係も有している。実際、この戦友ってのが、これでもかという加東大介顔をしていて(そりゃ本人だもんな)、いかにも古くさ~い印象なんですな。
主人公本人は池部顔ですから、顔立ちは新時代的。新時代過ぎて、不倫なんかをやっちゃってる。
この不倫を、周りの友人たちが見とがめてやめさせようとするのが、今の目からみると、まだこれでも古い倫理観、という声が出るかもしれませんが、「不倫=うらやましい」という本音の部分は、これはいつの時代も変わらないようで。
はたまた一方では、せっかく戦後まで生きのびたにも関わらず、病に斃れる友人もいる。生きていくことの大切さ。
年長者は年長者で、皆、それぞれの立場から実にいいコメントをくれる。特に浦辺粂子、なんという貫録、なんという迫力、なんという説得力。
という中で、最後は「やっぱりなんだかんだ言っても、夫婦が基本でしょ」というベタな結論に落ち着くんですが、それをこれだけ自然に見せられると、なんか感動しちゃうんですねー。
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