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タイトル名 |
大日本人 |
レビュワー |
クゥイックさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2007-06-10 19:39:52 |
変更日時 |
2009-06-14 22:01:13 |
レビュー内容 |
本日、横浜のシネ○リンで拝見させていただきました。 そりゃ、カンヌで話題になったというので、それがなければ、やっぱり見ないでしょうね。一言で言えば、『やおい』映画です。やまなし、おちなし、いみなし。コミケで代表されるオタク文化と、テレビバラェティのコメディの精神風土が共通していることが判明したのが、収穫ですね。設定と、キャラクターのヒントだけで作品を作ってしまうと、こういうことになる。特に楽屋落ちのような『獣』の造形には、あきれてしまいました。一度でも、テレビを視聴したことのある観客なら、腑に落ちるとは思いますが、初見の異邦人には、どうか…これを芸術だというなら、民放のバラエティはみんな芸術でしょう。まだ、素直に4代目を勝たせてあげたほうが、落ちがついたのかも、まあそれでは月並み、という判断が働いたのでしょうけど…二者択一の選択肢しかないのが、この手の作品の限界でしょう。同好会で、盛り上がったついでに、できてしまった…残念★★★★★…と一気に書いてから、みなさんのレビューを拝見させていただきました。みんな、やさしいのね…ネタバレ御免ですが、『酒井素樹withブルーシーツ』のブルーシーツの方々が、ちょい役で出演されていました。やっぱり、プロの方なのね… 追加ですが、テレビのバラエティは、いわばある種の『お約束』があることで成立している世界です。映画は、そうはいきません。自分が、どの『お約束』に縛られているのか知らないまま、映画を作ると、こうなってしまうのではないでしょうか?
しばらくみなさんのレビューがあつまってから、見返してみましたが、いいといっているのは、うちわのかたばかりなので、げっそりしてしまいました。 本当に面白い映画を撮ってください。無責任に、持ち上げないであげてください。 |
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