みんなのシネマレビュー
ウェルカム・トゥ・サラエボ - たまねぎ君さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ウェルカム・トゥ・サラエボ
レビュワー たまねぎ君さん
点数 8点
投稿日時 2005-05-28 23:18:51
変更日時 2005-05-28 23:18:51
レビュー内容
居酒屋でたらふく飲み食いした帰り道、御機嫌ついでに用もないのにコンビニを覗く。美味しそうなプリンを発見し、わくわくしながらレジにて購入。ふと目にはいった募金箱、飢餓に苦しむ人達を救済する為のものだという…、我に返る。楽しむ事は悪くない。しかし、深夜のコンビニで、ほろ酔い顔で新作プリンに有頂天の自分の浮つき具合に嫌気がさした。免罪とばかり、募金箱に小銭を入れる…、私の「善意」などこの程度のものです。「偽善」といわれて苦笑いも否めません。
マイケルは少女をイギリスに連れ帰ることに苦悩します。これが本当に正しいのかと。でもこの答えの正解、不正解を決められる人など居ないと思います。沢山の子供達が苦しんでいるのに何故あの少女だけを助けるのか?たった一人助けて満足か?でもマイケルは少女を連れ帰りました。少女と出会ったから。あの少女を選んだ訳ではなく、出会って人間として触れ合ったから。当然全員を助けたいけど現実的に出来る訳がない、マイケルは平凡な普通の人間なのだから。私はマイケルの決断を自己満足や偽善なんて言葉で汚したくないです。酔っ払いの小銭募金とは訳が違のだから。
通訳の青年役のゴラン・ヴィシュニックはクロアチア出身で、若くして徴兵され実際にあの戦争を戦ったそうです。撮影中、何度か自身の体験がフラッシュバックして映画なのか現実なのか混乱したこともあるとか…。ドラマ「ER」や他の映画では、東欧風味の濃い顔や大柄な体が災いしてか、少々浮き気味の感もありますが、この映画の熱演で見直しました。混乱を避け戦争をいなすようなその日暮らしのどこかあっけらかんとした青年が、通訳の仕事の中で出会った現実に憤り、半ば絶望気味に銃を取り戦争に加わって行く姿を、繊細に好演しています。
惨状のシーンは一部本物の映像が使われたそうですが、それが良かったかどうかはわかりません。だだ非常に衝撃的です。色々ある戦争映画の中でも何故か心に残り、度々思い出す作品です。
たまねぎ君 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2005-05-28ウェルカム・トゥ・サラエボ86.90点
カンフーハッスル76.50点
イン・ディス・ワールド76.47点
いとこのビニー87.35点
ソウ67.09点
奇人たちの晩餐会97.17点
2005-05-27フィールド・オブ・ドリームス87.45点
2005-05-27“アイデンティティー”87.11点
2005-05-2717歳のカルテ76.99点
2005-05-26シックス・センス87.05点
ウェルカム・トゥ・サラエボのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS