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タイトル名 |
永遠のマリア・カラス |
レビュワー |
梅桃さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-03-09 00:22:04 |
変更日時 |
2008-01-24 16:19:06 |
レビュー内容 |
確かにオープニングはアタシもちょっとのけぞっちゃったわ。 これってマリア・カラスの映画だったわよね!?みたいな。 アタシはマリア・カラスが死んだ頃に生まれてるらしいので、もちろんリアルタイムでは彼女を知らないんだけど、あの有名な三角関係といくつかの写真は知ってたの。 でもどんな人だったのかは全然知らなかったんだけど、この映画を見てなんとなく彼女の人物像がわかったような気がするわ。 アタシが思うに、マリア・カラスってきっと世間が思ってるような美貌と完璧な歌声に恵まれた「天才」じゃなくて、コンプレックスと異常なまでの完璧主義に悩まされ続けた「秀才」タイプだったんでしょうね。 実際誰よりも練習熱心だったっていうし、サナダ虫ダイエットは有名だし。 もちろんあまりに仕事にストイックだったために周りから誤解されることも多かったようだけど。 まあ要するに不器用な人だったってことかしら。 でも、その他人には理解できないほどの歌に対する熱心な態度が、死んで30年近くたってもこうして映画ができたり、いまだに彼女を超えるオペラ歌手はいないって言われたりすることにつながってるんでしょうね。 やっぱり常人とは違うのよ、感覚が。 ってことでモロ常人のアタシには感情移入はできなかったけど、やっぱり歴史に名を残すような人は違うなあ、とアタシは素直に感心しちゃったわ。 …マリア・カラスのオペラ、実際この目で見てみたかったわー。 |
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