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タイトル名 |
世界にひとつのプレイブック |
レビュワー |
ぽん太さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2020-07-19 08:39:45 |
変更日時 |
2020-07-19 08:39:45 |
レビュー内容 |
ジェニファー・ローレンスやブラッドリー・クーパー、もちろんロバート・デ・ニーロの演技も素晴らしいのだが、それ以上にストーリーと見せ方が素晴らしい。最初、パットやティファニーの普通じゃない感じに、観客としては不安になる。ところが、女房の尻に敷かれて不満をためる友達、何度もインタビューに来る失礼な高校生、アメフトの応援ではっちゃけちゃう主治医、どうにも縁起を担がずにいられないし父親、、、と次から次へとおかしな人々が出てきて、この映画の見せ所である無謀な賭けのシーンに至っては、むしろパットのほうが普通に見えてしまう皮肉。程度こそあれ人間みんなどっか狂ってるよなーって思わせつつ、主役の二人が立ち直っていく姿を相対的に見せる、そういうストーリーと見せ方にオリジナリティを感じた。また、そういうおかしな人たちだけど、でも最終的にはやっぱりみんな家族や仲間に優しくて、最後仲良く家に集まっちゃうラストシーンはいかにもハリウッド映画なオチだけど、でも人っていいなと思わせる素敵な終わり方だと思った。 |
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