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ミスティック・リバー - delft-Qさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ミスティック・リバー
レビュワー delft-Qさん
点数 6点
投稿日時 2004-08-18 00:24:43
変更日時 2004-08-18 00:24:43
レビュー内容
見終えて戸惑った。深い作品なのかそうでもないのか。人間の実像を飾らず描こうとしたのか、エンタテインメント性のほうをメインとしているのか。後味の悪いストーリーだと片付けていいのか、あるいはそれこそを主張したかったのだと評価すべきなのか。どのようにも受け取れ、そういう意味で見る側を選ぶ作品だと思う。
  父としてはあれほど強くなれたジミーも自らの罪には弱く、不幸を身にまとっているあいだは仮借なく正義を求めたショーンも人並みの幸福を手にした瞬間からただのサラリーマンポリスに成り下がる。妻たちも、善良だけれどクレバーとはいえず、子どもへの愛に自らをごまかし、その子どもからは愛の報いを得られないセレステ、天使の顔の下に悪魔も潜ませているアナベス……ここで訴えようとした「人間の真実」がこうした善悪・強弱入り混じったものだというのなら、不易の人間の姿というよりは、それこそすでに幾多の映画で描かれてきた、少々、「いまさら」の感があるアナクロなものに感じる。
  ストーリー面では、かなり早い時点で犯人や結末が見えてき、サスペンスとして物足りない。あるいは、ほんとうは話せるのに話せないふりをしてきたという設定等は、いくらなんでもムリがある。
  といったように、さまざまな意味で戸惑いを感じる作品で、イマイチしっくりこないものが残るのである。また、登場人物の誰一人に対しても共感することができなかったのも、そうした戸惑いの原因かも。ということで、前評判ほどではないと思え、6点也です。
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