|
タイトル名 |
ロリータ(1962) |
レビュワー |
のはらさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-11-21 19:26:35 |
変更日時 |
2004-11-22 20:52:25 |
レビュー内容 |
やはり40年も時間が経ってしまうと…。当時から風俗事情ががらっと変わっている現代人の私としては、期待した「エロス」は物足りないものだった。恋する中年ハンバートに対してちょっと哀れで皮肉っぽい視点を持った映画で、観ていて「しょうがないおじさんだ…」と乾いた笑いなども出てきた。ペディキュアを中年教授が塗るところなんて、当時は良くも悪くも話題になったんだろうな。タイトルロールのロリータちゃんの活躍はそれほどないので、落ちぶれた中年ハンバートに着目してその転落と悲しみを感じ取りたいところだけれど、どれだけ心奪われているかの描き方も弱かったような気がする。ただ、2時間半まるで飽きずに観ることができたのは、監督の力量なのだろうか?よって合格点に到達。事故で亡くなったロリータのママのキャラクターが人間味あって面白かった。 |
|
のはら さんの 最近のクチコミ・感想
ロリータ(1962)のレビュー一覧を見る
|