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嘆きのテレーズ - かわまりさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 嘆きのテレーズ
レビュワー かわまりさん
点数 9点
投稿日時 2007-06-22 22:53:14
変更日時 2007-06-22 22:59:26
レビュー内容
黒澤明監督のモノクロも墨絵のようで美しいですが同作品はヨーロッパのモノクロ作品の美しさを存分に見せ付けてくれます。主演のシモーヌ・シニョレが美しいのは言うまでもない・・・と言いたいところですが、体全体はあくまでも豊満で肉感的なのに顔が大写しになると男のように見えました。でも、他のどのような女優さんでもテレーズの満たされない寂しさは出なかったでしょう。嫁と姑の確執も特に後半以降、姑役の年配の女優さんが鬼気迫る演技で見事に表現していました。周囲からは羨まれているに違いない安定した生活の中で欲求不満に陥っているテレーズと彼女に言い寄るセクシーな男の話は、残業続きで疎遠な夫に愛想をつかす金曜日の妻たちの走り、そして金妻モノをもっと極端にした形で展開します。ただ、「猫の目をした(テレーズの言葉)」水兵あがりの男が出てきた頃から少しつまらなくなりました。結末も、私の私見ではありますが、陳腐なので-1とします。原作者ゾラは人間の情欲を見つめた作家でしたが、物語としての結末はどうでもいいのかもしれません。邦題「嘆きのテレーズ」の「嘆き」はないほうがいいと思います。
かわまり さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-30オッペンハイマー96.50点
2024-03-20ゴジラ-1.087.26点
2022-07-05クイン・メリー/愛と悲しみの生涯77.00点
2022-04-06ドライブ・マイ・カー86.62点
2021-09-01蝶々夫人88.00点
2021-02-20地獄門56.39点
2021-01-01博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか67.69点
2020-06-12タクシー運転手 約束は海を越えて97.24点
2020-06-01大いなる遺産(1998)86.17点
2020-06-01炎の人ゴッホ86.18点
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