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タイトル名 |
父の祈りを |
レビュワー |
C・C・バクスターさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-06-23 02:14:36 |
変更日時 |
2004-06-23 02:14:36 |
レビュー内容 |
冒頭からして冤罪のことを言ってたので、ある程度の覚悟はしてました。けど僕も、かなり苛立ちましたね。一度出した手を引っ込めないかのように、例え無実の決定的証拠があろうとも、何がなんでも告訴したい警察。ベルファスト出身のアイルランド人ってことだけで、どうしてここまで仕打ちされなきゃいけないの?って思ってました。そんな中、ジュゼッペは本当に立派だった。わずかな可能性でも、身の潔白を証明しようと一生懸命だった。そんなひたむきな父親がとても良かったです。だから死んでしまった後、ジェリーに対して「なんでオヤジが生きてる間に、もっと父親に協力して真剣に身の潔白を証明しようとしなかったんだ!」って言ってやりたかった。ジュゼッペが生きてる間に無罪にしてあげて欲しかったです・・。今も昔も、法律は警察に甘く警察も自らの過ちにはフタをする。詫びることは恥ではないのに。それが出来ない警察気質。哀しい。作品に7点。弔いの美しい炎に1点。 |
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