みんなのシネマレビュー
やさしい嘘 - 目隠シストさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 やさしい嘘
レビュワー 目隠シストさん
点数 7点
投稿日時 2006-06-01 17:44:14
変更日時 2007-12-18 18:29:50
レビュー内容
3世代にわたる母と娘の心情を繊細なタッチで描いています。生きてきた時代が違うから価値観も違う。旧ソビエト時代、社会主義のウソの中に浸かってきたおばあちゃん。その幻想を打ち砕かれた母。そして今、新たな民主主義のウソの中を生きる娘。それぞれの時代背景が心に及ぼす影響は大きいようです。“息子の死はおばあちゃんには辛すぎる”そう母は判断しました。「真実を知って悲しむくらいなら、ずっと嘘に包まれていたほうが幸せだ」それは、現在の生活に対する母の想いとも見て取れます。その嘘に嘘で答えるおばあちゃん。自分の事を気遣ってくれた娘と孫に対するせめてもの思いやりです。誰も傷つけたくない。知らないほうが幸せな事もある。その気持ちの奥にも、おばあちゃんの生きてきた時代が垣間見えます。ラスト娘はウソをついて旅立ちます。それはおばあちゃんや母親の祖国、そして今まで生きてきた時代との別れでもある。笑顔ひとつ無い娘の旅立ちは、今のグルジアが置かれている状況を表しているのでしょうか。やさしい嘘。それは相手を思いやる暖かい心。一概に否定する気はありません。でも結局はみんなが傷ついてしまった。嘘で逃げきるのは至難の業。やはり傷つくことを怖れてはいけないのだと思う。
目隠シスト さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-06-01さよなら ほやマン77.00点
2025-05-31怪獣ヤロウ!54.75点
2025-05-29無法松の一生(1958)87.74点
2025-05-20インビジブル・ゲスト 悪魔の証明87.00点
2025-05-18教皇選挙87.25点
2025-05-16お母さんが一緒66.66点
2025-05-14オオカミ狩り55.00点
2025-05-10愛に乱暴66.50点
2025-05-05ザ・ウォッチャーズ(2024)66.14点
2025-05-03トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦98.33点
やさしい嘘のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS