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デス・レター 呪いの手紙 - 目隠シストさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 デス・レター 呪いの手紙
レビュワー 目隠シストさん
点数 6点
投稿日時 2021-01-30 19:15:01
変更日時 2021-01-30 19:15:01
レビュー内容
ネタバレしています。未見の方はご注意ください。

主人公が体験した不思議な出来事は、遡ること約100年前のモスクワ、ある男が犯した罪を起源とする呪いの類で、主人公自身が引き起こした犯罪に対する罰でもあるそう。物語の焦点は、主人公が犯した罪の真相と無事手紙を配達出来るか否か。以上が観客に周知されてきた内容です。これは所謂「無間地獄」の体裁。手紙の宛先がころころ変わり、いつまでも罪を贖えず苦しみ続ける例のパターンか。そんな見当を付けていたところ、終盤にきて急展開が待っていました。真に罰を受けるべきは、手紙受取人の女性だったというオチ。そんな話聞いてませんけど。さて、ちゃぶ台返しで驚いてばかりも居られないので、想像力を働かせて事象を補完してみましょう。
明かされた真相は、最初の届け先にいた老婆(呪術主)が、ある若い女性と『魂と引き換えに若さを保つ契約』を結んだということ。いずれ手紙が届くその時まで、お前は若い体でいられるという約束です。これが“かつて男(罪人)が配達するはずだった手紙=主人公に託された手紙”の正体でした。最初の手紙配達人の業務不履行により『魂売買契約』が棚上げになったという流れ。老婆にしてみれば100年の長きに渡り魂が手に入らぬ非常事態です(注:手紙配達時の女の行動をみる限り相当の性悪のよう。彼女が郵便事故を仕組んだのかもしれません)。困った老婆は主人公に白刃の矢を立て『手紙再配達』を依頼したと。彼は役務の報酬として『人生やり直し』のチャンスを貰ったと考えられます。これが『2枚目の金貨』が意味するところです(注:主人公は最初の手紙配達人の子孫だったなんて因果なパターンも面白いですが、それだと血縁間で債務の引継ぎが発生し報酬を受け取る道理が消えるので不採用としました)。老婆にしてみればとんだ災難だったでしょうが、痛ましい悲劇がひとつ避けられたのですから、万万歳の結末と言えましょう。また、女にしてもピンピンコロリなら理想的な人生と言えましょう。もっとも以上の解釈は証拠に乏しい辻褄合わせでしかなく、実際のところ一番しっくりくる見立ては『ロシア版運転免許の更新で観るビデオドラマ説』だったりします。
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