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カッコーの巣の上で - θさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 カッコーの巣の上で
レビュワー θさん
点数 7点
投稿日時 2013-02-06 00:55:24
変更日時 2013-09-12 00:00:47
レビュー内容
「大傑作」と銘打たれるといささか拍子抜けする気はするけど、一方で酷評するほどダメという感じでもない、標準的な良作という印象。

■とりあえず聞いていたイメージとは大分違った。というか、院長の手法はもっと独裁者的なのかと思っていたけど、意外とそういうわけではなく、しかし要所要所で人の意志を挫いて「管理」していくという意味では、むしろ日常にありふれた「高圧的な管理者」を表しているように思った。精神病院というかなり特殊な場所を舞台にしてはいるが、内容は普通の会社など、かなり幅広く成り立つであろう。

■たちが悪いのは、院長は別に「支配してやろう」とか思ってやっているのではなくて、極めて「善意」で患者たちの治療と環境設計に取り組んでいるということ。一生懸命努力してやっているところに、ニコルソンのような「邪魔」が入ってきたのだから、これは取り除くしかない、と院長の視点では見えているのだろう。そういう「善意」が人々の自立を奪い取る。

■しかし、全体のメッセージはいいし、ニコルソンの演技は素晴らしいけど、ストーリーはかなり強引に思える。まずニコルソン自身が「刑務所から逃げたくて精神病を装っている」という悪質な人間だし、そもそも刑務所にいる時点で悪いことをしているということ。刑務所からの逃亡失敗はあまりに間抜け。そもそもあんなに簡単に逃げれる(実際バスのときに一回逃げている)し外部の人間が入り込めるという状況設定なら、もっといくらでもいい逃亡方法がありそうだし。

■終わり方や展開は、病院という狭い空間だけれどもなかなかにニューシネマ的。展開自体は唐突さと強引さは否めないが
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