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タイトル名 |
チェンジリング(2008) |
レビュワー |
すねこすりさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2009-07-21 14:30:36 |
変更日時 |
2009-07-21 14:30:36 |
レビュー内容 |
監督イーストウッドにしては極めて正攻法な作品なのではないでしょうか。実話ベースとはいえ、どうやら映画用にデフォルメorメイキングしているところも多々あるようですが・・・。とにかく、不条理モノを見ていると、私はいつも心臓がドキドキします。「どうして? どうして?」の連続と、絶望感で。最初、アンジーの真っ赤な唇メイクにメチャクチャ違和感を覚えていたのもいつの間にか吹っ飛び、前半はまさにドキドキしっぱなしでした。あの牧師(マルコヴィッチだと最後まで分からなかった!)の強制介入のおかげで少しドキドキは落ち着くものの、凄惨な事件が暴露され、今度は暗澹たる気持ちに。ラストで少し希望を持てる展開にしてくれたところが、イーストウッドらしからぬ、という印象です。彼自らが手がけた音楽も素晴らしく、2時間半はアッと言う間でした。奇をてらわずとも、人の心を動かす作品はできる、と証明してくれる映画の一つ。 |
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