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タイトル名 |
ソナチネ(1993) |
レビュワー |
ひであきさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2011-07-09 20:38:06 |
変更日時 |
2015-06-12 13:51:31 |
レビュー内容 |
「静かな海」を見た後、これを見て確信。 たけしは天才。漫才は余技。本業は監督。
追記 ある日突然、何の脈絡もなく見たくてしょうがなくなる映画。 不思議な魅力のある映画。これは後年気がついた事。 DVDを借りて見たときには気が付かなかった。 なので、点数を数年ぶりに引き上げます。
更に後日の追記 シナリオは平凡、登場人物の演技は素人、カメラワークはおぼつかない。 にもかかわらず、「どうにもやるせない、陰鬱な気分」という、 演技や道具では表現できない「モノ」がきっちりと表現されている。 そしてそれがこの映画の存在価値。
たけしが映画監督として突き抜けてるのはこういう感性を持っっているからなんだろうと改めて思った。
後日作られた別の映画では格段に撮影監督としての腕は上がってるんだけど、 この映画で表現されているような、キラリと光る独特の個性が、見受けられなくなっていた。
その意味でも、この映画はマジで貴重だと思う。 |
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