|
タイトル名 |
ハンニバル(2001) |
レビュワー |
フライボーイさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-01-13 21:05:48 |
変更日時 |
2010-01-13 21:05:48 |
レビュー内容 |
『羊たちの沈黙』の続編として観ると拒否反応が起こるが、全く別物として観ればかなり完成度の高い作品と言えよう。ハンニバル・レクターの悪の部分に焦点を当てており、パッツィ刑事殺害(腹をかっさばいて首を吊るす)と、「会食」での脳みそソテーは、普通の感覚の人が観たらトラウマ必至。対する大富豪メイスン(ゲーリー・オールドマン)のイカレっぷりも素晴らしく、前作の「バッファロー・ビル」に匹敵する変態だ。また、クラリス役のジュリアン・ムーア批判が多いようだが、演技面で劣っているとは思えないし、ラストのドレス姿はジョディ・フォスターには無理だろう(体型的に)。内容はただのB級ホラーだが、A級の監督と俳優によって格調高い作品となっている。最後にレクターが、ただの「いい人」になってしまっているのが残念。 |
|
フライボーイ さんの 最近のクチコミ・感想
ハンニバル(2001)のレビュー一覧を見る
|