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タイトル名 |
ラスト・ターゲット(2010) |
レビュワー |
フライボーイさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-11-04 10:34:02 |
変更日時 |
2011-11-04 14:51:41 |
レビュー内容 |
原題は「ジ・アメリカン」。イタリアの古都を訪れたアメリカ人の主人公=異邦人を表したタイトルだ。邦題のセンスのなさには唖然とさせられる。「退屈」「眠くなる」という評価も分かるが、たまにはこんな大人の映画も良いのではないか?60年~70年代のヨーロッパ産の犯罪映画を思わせ、冒頭のスウェーデンからイタリアの要塞都市まで、ロケーションの全てが一枚の絵画のように決まっている。ジョージ・クルーニーは『オーシャンズ11』のようなお洒落な伊達男の役がお似合いだと思うが、本作は製作にも参加しているだけあって、相当な入れ込みようだったのだろう。この時代錯誤なハードボイルドに陶酔したい。 |
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