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タイトル名 |
フレイルティー/妄執 |
レビュワー |
フライボーイさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-03-16 08:59:02 |
変更日時 |
2008-03-16 09:00:22 |
レビュー内容 |
スティーブン・キング絶賛!というのは頷ける。確かにキングが好きそうなキーワードがあちこちに散りばめられているからだ(「少年と父親」とか「神と悪魔の戦い」とか)。ただ、この映画のラストは本当にどんでん返しと言えるのだろうか?そもそも父親は最初っから「神の手として悪魔を滅ぼす」と明言しているのであり、それが「本当でした」というのは、某シャマラン映画に宇宙人が出てきたのと同じくらいストレートな展開。観客が父親のことを信じられないのは、物語がマシュー・マコノヒーの独白で進むからであり、そもそもマコノヒーのことを「信用できる語り手」と思っていない観客からすれば、怪しいのは彼の独白自体であり、ラストは容易に想像できるのだ。ただ、冒頭の身元確認の際、電話に出た保安官事務所の女性までグルというのは意外だった。それはちょっとアンフェアな気が…。 |
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