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タイトル名 |
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 |
レビュワー |
いぬきよさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2008-05-18 23:53:16 |
変更日時 |
2008-05-18 23:53:16 |
レビュー内容 |
もともと子供に読んであげる、もしくは本というものに慣れ始めた子供が読むために書かれた作品を原作としているので、他の方が仰るような不満は特に感じない。 大体、子供向けを大前提にしている映画に対して高度な深読みや、物語の整合性なんか要求しても仕方ない。 サンタクロースが突然現れたシーンは、むしろそれを躊躇なく入れたことを評価したい。 ご都合主義の極みのような場面だが、児童文学にそれを排除することを求めるのは野暮ってものだ。 それを言い始めたらそもそもタンスから異世界に行くというのも変だし、不思議の国のアリスでウサギが時計もって走り回るのも変だ。 子供をドキドキさせ、ワクワクさせる。それが一番の目的なんだから我々大人の目から見て唐突であったり、吹き出してしまうようなシーンだって問題はない。 ただ悲しいかな現代の子供たち(特に日本の)は指輪物語に代表されるこれらの原作たちのフォロワーと言ってもいいコンピュータRPGや、マンガ、アニメを体験してしまっている。 だから新鮮さや興奮は当時原作たちに触れた子供たちに比べられない。 私自身は現在のRPGの元ネタが散見できてそこそこ楽しめた。 |
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