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タイトル名 |
ミュータント・タートルズ(2014) |
レビュワー |
ムランさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-02-14 18:44:48 |
変更日時 |
2015-02-14 18:47:09 |
レビュー内容 |
シリーズは旧映画3部と十数年前にやっていたアニメを見たレベルです。 キャラの性格やノリはは映画に近いが、ドナテロが科学マニアだったりとアニメの設定も入っている。 4匹のデザインも各自の武器以外に防具やマスク、その他オプション等細かいところに差異があり個性が強調されていて格好いい。 内容は1作目に近く、亀さん達の血から作れる薬で金儲けを考えている悪科学者とフット団VSタートルズの形式だが、冒頭はお互い相手の存在を知らず直接的な接触は中盤あたりから。ちなみにオカマなタコさんやサイと豚コンビも出ません。 アクションは着ぐるみ(?)とCGが両方おりこまれており、ライダーや戦隊系特撮のハリウッド版と言った感じで大迫力、特に終盤開始あたりのスノーチェイスは必見。 個人的に1番好きなラファエロと2番目に好きなミケランジェロが特に目立っていたのは嬉しかった。 ただし、序盤は部隊説明等もする必要があり、上述したようなド派手アクションは後半からなのでちょっと退屈。 また、ストーリー展開や設定(フット団の目的等)に関して、良くも悪くも非常に「軽い」ので、重厚なストーリーやメッセージ性を期待している人にとっては得られるものは無いと思う。 また、ドナテロにも最後のキーマンとして活躍があったのにも関わらず、最も、というかほとんどソロでの見せ場が無いレオナルド。サクロプスしかり、アメコミ世界のリーダーは地味系なのか?「刀」と言う最も熱い武器なのに、ウルヴァリンの爪みたく、それを活かした活躍もなし(むしろ4人の中で1番弱そうな棍棒が武器としては一番活躍してた)。 総評 良くも悪くも分かり易いアメコミ映画。全体的な派手さもマーブル系映画に比べると地味だが、キャラクターと着ぐるみアクションの部分でしっかり差別化はできているので、軽い気持ちで見に行けばそれなりには楽しめると思う。
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