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タイトル名 |
マンディ 地獄のロード・ウォリアー |
レビュワー |
S&Sさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2024-11-17 21:58:57 |
変更日時 |
2024-11-17 21:58:57 |
レビュー内容 |
ニコラス・ケイジが主演ということで『ゴーストライダー』みたいなノリのお話しかと思いきや、肝心のニコジーは冒頭にちょっと顔を出したと思ったら50分過ぎまでまったく登場しなくなっちゃうし、その間キチ〇イカルト集団の何の意味もない世迷い言を延々と聞かされる拷問みたいな展開。やっと再登場したニコジーボウガンやら手製の剣で嫁を焼き殺されて復讐に奮闘するわけですが、そもそもこの役は枯れてもオスカー俳優が演じるもんじゃないじゃないか?いやいやカルト教祖に負けない不気味さのこの主人公は、やっぱニコラス・ケイジじゃないと演じられないというかまさに適役だったのかなと最後には思い知らされました。彼の主演作の中でももっとも汚いんじゃないかと思う髭面で、殺した相手や自身の負った傷でもう人相も判らなくなるぐらいに血まみれ状態なんだからねえ。でも快作『ウィリーズ・ワンダーランド』のような吹っ切れた爽快感(?)はなくて、重低音の音楽を背景にしたレンズに赤フィルターをつけて撮ったような観ずらい映像で陰惨なストーリーを見せられるのは苦痛です。でもそんなヘンなストーリーでもところどころに味がある部分もあって、ニコジーが夢の中で観るアニメーションがなんか斬新な感じがしました。 この映画で一番耐性が試されたところ:チェダー・ゴブリンのチーズマカロニのCM、こんな気色悪いフェイクCMをわざわざ撮る監督はどうかしてるぜ!ちなみに監督は『カサンドラ・クロス』や『コブラ』を監督したジョージ・パン・コスマトスの息子だそうです。 |
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