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タイトル名 |
カフーを待ちわびて |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2020-06-11 01:02:56 |
変更日時 |
2020-06-11 01:03:51 |
レビュー内容 |
愛すべきご都合主義の傑作。ストーリーの進行具合がどうも切ない結末に続いているような気がしていたのですが、こんな心温まるハッピーエンドを用意してくれたことに心より感謝。見て良かったです。 幸を演じるマイコさん。透明感があって素敵な人。でも終盤大事な場面でのセリフ回しがなんか不自然。 もう一人の主演玉山鉄二は文句なしのはまり役。明青という人物のかざらないかっこよさを最大限に引き出していたように思えます。 ストーリーはありきたりなラブストーリー。だからこそはまる人は絶対はまる。 まずシチュエーションが良い。あんなにきれいな人が、絵馬を見て、『お嫁さんにしてくださいますか。』って夢がありすぎるでしょう。まいったよこんちくしょー。 沖縄という舞台になじみが無さ過ぎて多少の不安がありましたが、全く問題なく万人に愛される作品となっておりました。 少しだけミステリー要素を取り入れたのもうまかったですね。すぐにオチは読めちゃいますが、『独身男には女だよ。』って一言からはじまる一連の疑惑。これによって見ているこっちはまさかまさかとちょっとハラハラしちゃいます。でも映画の雰囲気を壊すほどではない。この絶妙な匙加減。 結局リゾート計画はどうなったのだろうとか、ほったらかしにされたエピソードが気になるところではあります。 ラストのシークエンスは賛否あるみたいですが、個人的にはあって良かったと思います。 まったりした雰囲気ながらもその世界観に浸ることができて、とても良い時間を過ごせました。良作。 |
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