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タイトル名 |
ホワイトハウス・ダウン |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2025-05-24 03:07:22 |
変更日時 |
2025-05-24 03:07:22 |
レビュー内容 |
なんだか『ダイ・ハード』を思い出しますね~。 『ダイ・ハード』大好きだったので、この映画も最高に相性が良かったです。 それにノンキャリアの人間が腕っぷし一本で成り上がっていくっていうのは見ていて気持ちが良いものです。 有事が発生する前は、主人公に見向きもしないソイヤー大統領とキャロル次席特別警護官。 有事発生。ホワイトハウスの警備壊滅。そこへ颯爽と登場する主人公ジョン・ケイル。ソイヤーもキャロルも主人公を頼りまくり。 そんな場合でないのはわかるんですが、『来た!出世街道への大チャンス!自分を認めなかった愚民どもに思い知らせてやるぜ~』というわけのわからん高揚感を感じてしまうのです。 更には主人公の娘が良い味だしているんだ~。 娘のエミリーがトイレに一人で行っている間に起こるテロ。そこからエミリーはエミリーで、ひとりこっそり動画を撮りながら、それをYouTubeにアップロードしていきます。なんかこのイマドキの戦い方が良かったです。武力を持たない子供ならではの戦い方。 そー言えば『旗振りの話』とか、『大統領への質問をYouTubeに』とか、プロローグに出てきた話題が結構伏線になってますね~。 ソイヤー大統領と主人公が、身分も違えば境遇も違うのに、力を合わせて危機を乗り越えていくのも凄く良い。 2人が軽口を叩きながらも、なんだかんだと襲撃者たちを一人、また一人と返り討ちにしていくのがスリリングながらも爽快。バディものとしての面白さも光ります。 序盤のサプライズとして、警護隊長マーティンの謀反。そして終盤にもうひと波乱。さすがに裏切者が多すぎて笑っちゃいますが、面白いストーリー展開です。 ひとつ難を言うならば、あまりに多すぎる登場人物達でしょうか。 限られた時間のなかにあまりにも多くの人を出しすぎたため、存在が希薄になってしまったひとたちが出てしまったこと。 なかでも副大統領御一行様の扱いの雑さ。 本来であれば、エアフォースワンが副大統領もろとも撃墜されるなんて、とんでもない悲劇。 ところが次の瞬間には、『じゃあ、次の大統領はあなたね。』って。 ありえないほどあっさりと、このイベントは流れていきます。 尺の関係上次へ次へと進んでいくのは致し方ないことかもしれませんが・・・! こんなにあっさり流すくらいなら、もう副大統領御一行様とそれに付随するイベントはまるまるカットしても良かったんじゃないでしょうか。 副大統領より、ホワイトハウス大好きなツアーガイドのほうがよほどキャラ立ちしています。 ラストは1ミリも予想を裏切らない大団円ですっきり。 こーゆー予定調和なら大歓迎です。 |
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