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タイトル名 |
依頼人(1994) |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-07-09 11:15:38 |
変更日時 |
2011-07-09 11:15:38 |
レビュー内容 |
この映画は、法律や裁判に疎い方でもわかりやすく盛り上がれるように作られています。序盤の、少年とスーザン・サランドンと検事達のやりとりは爽快感があります。もちろん、凄腕の検事グループがあのような取調べをするはずはありませんが、そこで検事達も道徳的かつ優秀にしてしまえば、映画としてはきっと面白さを損なうと思います。目の肥えた映画評論家からのつっこみ覚悟で、あんなあほな検事グループにしたことで、見ている人たちを楽しませる、映画人のサービス精神を感じます。おかげさまで、前半から中盤にかけては完全に少年の心理で見ることができて、ハラハラドキドキイライラムズムズしました。後半は正直すんなり事が運びすぎたことと、お約束的な展開でちょっと退屈な部分もありました。そういえば、証人保護制度の存在は、この映画で初めて知りました。この映画のためだけの制度ではありませんよね? |
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