みんなのシネマレビュー
メッセージ - tottokoさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 メッセージ
レビュワー tottokoさん
点数 9点
投稿日時 2018-11-25 17:55:25
変更日時 2018-11-25 17:55:25
レビュー内容
この監督の画は美しいのですが、華美では決してなく、むしろ色彩は限られていて無機質にも感じます。空気が半分抜けちゃった巨大なラグビーボールが無愛想に宙に浮いている画は かの”2001年宇宙の旅”の石版を思い起こさせ、おおあの睡魔がまた襲ってきたらどうしようかと身構えました。
が、しかし物語の終盤、怒涛の勢いで「時」のネタばらしがされ、それまで挿入されてきた画や言葉の意味がクリアになったとき、電撃をくらったような衝撃を覚えて痺れてしまいました。「時は流れるものではないとしたら」たしかに冒頭からそのナレーションはありましたが、ここに広げて見せられた時空の概念は私の思念の及ぶところではなく、ただただ斬新な驚きでありました。そもそも”娘を失った言語学者が仕事に打ち込んでいる”と思って観始めたときから、映画の仕掛けに嵌っていたのです。見事です。
惑星の公転と自転によってしか時を計れない地球人に別次元から「生きる意味」を考えさせたヘプタポッド。ちょっと迷惑かもだけど、ルイーズにとってのその後の人生の一瞬一瞬は“喪失を知っている”分、輝きを大きく放ったものになったのかもしれないな。
tottoko さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-07-18ライアンの娘68.17点
2025-07-16潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ97.66点
2025-07-10クラッシュ(1996)24.00点
2025-07-09野良犬(1949)87.42点
2025-06-30ダラスの熱い日66.27点
2025-06-28アリスの恋66.76点
2025-06-27トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男77.10点
2025-06-25コンパートメントNo.685.87点
2025-06-19マイケル76.84点
2025-06-18歌うつぐみがおりました77.00点
メッセージのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS