みんなのシネマレビュー
ハッチング―孵化― - tottokoさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 ハッチング―孵化―
レビュワー tottokoさん
点数 7点
投稿日時 2024-06-05 23:28:51
変更日時 2024-06-05 23:28:51
レビュー内容
毒親と、機能不全家庭と、その犠牲になるこども。フィンランドにもこの手の社会問題はあるのですね。誇張されたホラー仕立てであるけれど、問題の根っこは現実的でそこが怖かった。
冒頭からヤバさ全開の母親がキツイ。自己実現欲求の塊なSNS動画には吐きそう。この家族、母親が上げる幸せ動画とは実態は真逆だもん。往々にしてそうだけど。自分の理想にかなう子どもだけ可愛がる母親と、妻の浮気に気づいていながら何もできない父親と、姉ちゃんだけ贔屓されてひねてしまっている弟。
長女ティンヤは12歳、大人の欺瞞に気づき始める年ごろ。“ママの良い子ちゃん”で幸せに生きてきた彼女の心の深層に芽生えてきた抑圧されている自己や、他者への妬みや母親への不信等の大胆なメタファーがあの怪鳥なのだと気づいた時はざわっとしましたね。
母親が刺したのは優しくて社会性のある方のティンヤ。もはや双子の片割れのように生き残った方を、これから家族の一員として受け入れ生活していくんだろう あの脆弱な家族は。
恐ろしい結末だけどホラーとしては上出来。加えて画が清潔で美々しいので目に優しく、引き込まれて鑑賞しました。
tottoko さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-06-10フレンチ・コネクション286.50点
2025-06-07NOPE/ノープ66.13点
2025-06-02ストーリー・オブ・ラブ76.32点
2025-05-29推定無罪65.66点
2025-05-27奇跡の海76.38点
2025-05-24教皇選挙87.25点
2025-05-12スイング・ステート76.50点
2025-05-11殿、利息でござる!66.50点
2025-04-30タイム・アフター・タイム67.04点
2025-04-28ロストボーイ54.72点
ハッチング―孵化―のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS