みんなのシネマレビュー
コンパートメントNo.6 - tottokoさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 コンパートメントNo.6
レビュワー tottokoさん
点数 8点
投稿日時 2025-06-25 23:13:46
変更日時 2025-06-25 23:13:46
レビュー内容
昨今は女が一人でいると怖い事件が多いので、列車が動き出した時から「怖い」「危ない」「やめておけ」の気持ちでいっぱいでした。
気が気じゃなかったですよ。だいたい客室で赤の他人の男と同室になるなんて90年代のロシアだから起こりうるのか?それも見るからに危険そうな若いロシア男。
訴え出ても融通の利かないこと世界一の旧ソ連式サービスの権化みたいなオバサン車掌は何もしてくれないし、わたしもすっかり途方に暮れましたよ。
それがねえ、この物語次々とこちらの読み(警戒心)を裏切っていくんですね。え、コイツの知り合いのとこに行くの?危ないよダメだよ・・
あ、本当に老婦人の住まいだった。猫もいた。寝過ごして置き去りかと慌てたらアイツ薪割ってた。オバチャンも弁当まで持たせてくれた・・。
ワタシの警戒心はその後もロシア人が登場するたびピリピリと発動したのだが、犬についていった先でもらった酒は本当に単なる歓迎の印だったし、ペトログリフまで送ってくれた男たちもむしろ親切だったのだ。なんならあの無愛想な車掌オバサンも若干打ち解けた空気になってたし。
素行不良のヤバい奴と見せておいて中身は5年生なリョーハを演じたユーリ・ボリソフが上手い。人との距離をうまく構築するのが苦手そうなリョーハのこれまでは想像するしかないのだけど、老婦人との関係も含めて興味深い奴だなあと強い印象を残します。
「こういう人だ」という思い込みは現実でも覆されがち。客車の中で出会う裏切りや、意外なとこで築かれる信頼は人生の縮図にも見えます。思い切って列車に乗るとそれまでの人生と違う景色が見えるのかも。
tottoko さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-07-16潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ97.66点
2025-07-10クラッシュ(1996)24.00点
2025-07-09野良犬(1949)87.42点
2025-06-30ダラスの熱い日66.27点
2025-06-28アリスの恋66.76点
2025-06-27トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男77.10点
2025-06-25コンパートメントNo.685.85点
2025-06-19マイケル76.84点
2025-06-18歌うつぐみがおりました77.00点
2025-06-17国際諜報局77.00点
コンパートメントNo.6のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS