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タイトル名 |
月はどっちに出ている |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2013-06-02 00:53:34 |
変更日時 |
2013-06-02 11:09:13 |
レビュー内容 |
日本人が在日コリアンを描くとき、被害者、社会的弱者として気を遣い、同情的な描き方や遠慮が過ぎた傾向になるのを感じる。 それはともすれば差別はいけないという直接的で説教臭いメッセージとなって表れる。 ところが、在日2世でもある崔監督は負の部分も含めてストレートな描き方をしているのがいい。 北や南の対抗意識などもとらえているし、在日の雰囲気やしたたかな生命力のようなものがうかがえる。 ただ、ストーリーとしては特に惹かれるものはなく、淡々としていて距離感を感じてしまう。 |
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