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タイトル名 |
夕陽のギャングたち |
レビュワー |
飛鳥さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2015-01-11 22:33:09 |
変更日時 |
2015-01-11 22:33:09 |
レビュー内容 |
山賊のボスとアイルランドの革命家が手を結んでの珍共闘で、かなり異色の西部劇。 銀行強盗を企むただの悪党が、メキシコ革命に巻き込まれていくのがユニーク。 相乗りした馬車でブルジョアジーに冷たい視線を浴びる農夫が、盗賊の頭の本性を現す冒頭はセリジオ・レオーネらしくて痛快。 ただ、その後が期待ほどではなく、レオーネ作品としてはちょっと物足りない。 反発していた二人に芽生える友情は好みの定番パターンだが、ロッド・タイガーとジェームズ・コバーンにはあまり乗れなかった。 コバーンの演じたのが拳銃ではなく爆薬のスペシャリストというのも、西部劇に求めるものとは違っていた。
レオーネ特有の長回しが見られるが、『ウエスタン』くらいの緊張感と渋みがあれば全く気にならないのだけれど、それが冗長に感じられる。 なので、150分超がやっぱり長くて、2時間くらいにまとめればちょうどいい感じ。 モリコーネのションションション~♪の独特のフレーズが妙に頭に残る。 |
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