みんなのシネマレビュー
偽牧師 - すかあふえいすさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 偽牧師
レビュワー すかあふえいすさん
点数 9点
投稿日時 2014-12-01 20:13:23
変更日時 2014-12-01 20:13:23
レビュー内容
チャールズ・チャップリン短編時代の傑作の一つ「偽牧師」。

この「偽牧師」は「黄金狂時代」の前に撮られた西部劇の要素を含んだコメディだ。

チャップリンは「移民」や「犬の生活」辺りから優しさのにじみ出る映画が増えてきたが、本作はそんなチャップリンがブラックだった頃の面影を感じさせる。

今回のチャップリンは脱獄囚。

何で捕まったのかは知らないが、お腹が空いてホットドッグでも盗んだ(「犬の生活」)か、無銭飲食(「モダン・タイムス」)か、女性関係のもつれ(私生活ノンフィクション)で豚箱に入れられたかどれかだろう。

それよか下水道から脱走しただって!?
新聞にそう書いてあった。
後の「ショーシャンクの空」である(違います)。

そんでチャップリンは牧師の服を拾って偽の牧師と化す。

しかし運の悪い事に本物の牧師と勘違いされてチャップリンは街に居座る事となる。

教会でやりたい放題自由奔放なパフォーマンスを演じるチャップリン。

聖書を見て「宣誓!」の場面は爆笑したわ(裁判についての詳細はビリー・ワイルダーの「情婦」かシドニー・ルメットの「十二人の怒れる男」辺りが解りやすいかな)。

踊って、笑って、騙してバタバタ・・・「黄金狂時代」への布石が散りばめられた44分間。

でも流石に帽子は食えなかったか。

泥棒仲間との再会でギクリ、スピーディーなスリ合い、「牧師」から「紳士」への早変わりなど見事としか言えない。

ラストが実にチャップリンらしい締めくくりだ。
ありがとう保安官。どうせなら銃撃戦の無い場所でほっぽってくれれば良いのだが・・・。
すかあふえいす さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2017-06-15トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男97.05点
エリン・ブロコビッチ96.92点
2017-06-06美女と野獣(2017)97.20点
2017-06-06LOGAN ローガン97.00点
2017-06-06ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス96.87点
2017-05-27見えざる敵87.00点
2017-05-27ドリーの冒険86.25点
2017-05-27これらのいやな帽子84.00点
2017-04-25アルジェの戦い98.00点
2017-04-24怪盗白頭巾 前篇97.00点
偽牧師のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS