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タイトル名 |
帰らざる河 |
レビュワー |
戸沢一平さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2025-05-24 20:52:20 |
変更日時 |
2025-05-24 20:52:20 |
レビュー内容 |
先住民族(インディアン)に対する描写が、今日では完全にアウトでしょうね。これを現在で作ろうものなら人権団体とかからクレーム、抗議、批判などなど殺到間違いなし。昔はおおらかだったのですね。隔世感半端ない。仮に、現在リメイクするなら、盗賊集団とかに置き換わるだろうな。で、なぜ三人を執拗に襲うかの設定は、脚本家が相当苦労しそう。本題に戻ろう。モンローは魅力的だな。酒場で歌いながら稼ぎ、堅気の生活に逃れる事を夢見ている。どうにか救ってくれそうな男がギャンブラーで、顔はまあまあだが、やや性格や素行に問題あり。そこに現れたのが、面倒みている子供の父親。訳ありで女心をくすぐる渋い男。その親子とイカダで急流の川を下ることになり、危機を乗り越えるごとにモンローの心が微妙に変化していく。ラストはハッピーエンドでめでたし。ミッチェムがモンローを欲望のまま求めるシーンは、モンローさん必死に抵抗していたけど、まあ、個人的にはすんなり応じて欲しかった。 |
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