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タイトル名 |
十二人の怒れる男(1957) |
レビュワー |
ゆらめきクルージングさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2004-06-03 01:02:10 |
変更日時 |
2004-06-03 01:02:10 |
レビュー内容 |
名前も職業も知らない陪審員たちのやり取りが最高です。舞台はほぼあの一室だけ。音楽もほぼなし。たった12人の動きと言葉だけでこれほどまでの映画が作れるなんて・・・。今の陪審員制度はどうなってるかはわかんないけど、彼(陪審中は名乗らなかったので)みたいな人がたくさんいるわけではないのであんなに簡単に人が裁けてしまうのは怖いけど、検事と弁護士だけで決まってしまうよりはその陪審員が判決を背負えるならいい制度かもしれない。。頭からこうだと決め付けている人に対してあそこまで冷静で公平でいられる人がどれだけいるのかな。俺には出来ないな。Reasonable doubtという一言。この一言がいかに重要か。ある疑問があったらちゃんとその疑問が疑われたか、そういう時間、場所が与えられたか?いやー素晴らしいお話です。とにかく集中して見れる大傑作!! |
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